バジリスク〜甲賀忍法帖〜 / Basilisk: The Kouga Ninja Scrolls

バジリスク〜甲賀忍法帖〜 / Basilisk: The Kouga Ninja Scrollsのレビュー・評価・感想

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バジリスク〜甲賀忍法帖〜 / Basilisk: The Kouga Ninja Scrolls
10

悲しくも熱い忍法合戦バジリスクの見どころ

バジリスクというとよくスロットのほうが有名だったりするのですがこの作品は原作が本当に素晴らしい作品なので是非見て欲しいです。全24話からなる作品で、簡単なあらすじを説明すると、昔から深い因縁がある甲賀と伊賀がついに和睦を果たそうとしているときにその当時の江戸幕府の後継ぎ争いに巻き込まれてしまい、平和が訪れそうになっていた両者どちらかが勝つまで命がけの忍法合戦をするという非常に悲しい作品です。とりあえずメインの登場人物がほぼ全員死んでしまうという衝撃的な中身なんですけど、そこには例えば敵味方に恋人同士がなってしまったりなど本当に悲しいシーンが多くて何度涙を流してしまったかわかりません。感動的なシーンが多い中で幼少期のほっこりするような場面や少しお笑いのシーンなどが組み込まれておりあっという間に見終わってしまいます。個人的に最高に盛り上がったのがお互いのリーダー格の甲賀弦之介と薬師寺典膳の一騎討ちなのですが、いまだに何度見ても涙が出ます。最後お互いのリーダーの朧と弦之介は現世では結ばれず相討ちして死んでしまいます。私はあまりバッドエンドは好きではないのですけど、この作品だけは終わり方があまりにもき綺麗すぎて何度見ても飽きないです。是非皆さんにもおすすめしたい作品です!

バジリスク〜甲賀忍法帖〜 / Basilisk: The Kouga Ninja Scrolls
9

バトルアニメだと思わずに見てください

徳川家の跡継ぎを決めるため、甲賀・伊賀の忍者たちが忍法合戦を行っていくストーリー。
手足が伸びる忍法や、女忍者による色仕掛けでの殺戮、人間離れした技が目まぐるしく繰り広げられ、緊迫したムードでバトルが繰り広げられていきます。
初めはただのバトル系のアニメと決めつけて見ていました。しかしながら、バトルの中に散りばめられている複雑な人間関係もまた、ストーリーに奥行きを与えてくれます。
特に、甲賀・伊賀の頭領の子供同士が、密かに愛を結び、長年の宿敵である両家を結びつけるカギとなっていたにも関わらず、戦わなければいけない運命となってしまう部分が切なく、またその運命を受け入れながら、どのように立ち振る舞うか、とても目が離せられません。
また、同じ里のなかに愛する者がいる忍もいます。彼ら(彼女ら)の愛する者の死を受け入れ戦っていく姿に、「悪」とは一体何なのか、現代の戦争でも兵士には愛する者がいるのではないか、と深く考えさせられます。
少しグロテスクな表現等あり、小さいお子さんに見せることは困難かと思いますが、「人間性」を育むにも、おすすめのアニメかと思いますので、ぜひご視聴してみてはいかがでしょうか。