アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン / Avengers: Age of Ultron

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン / Avengers: Age of Ultron

”Marvel's The Avengers”の続編として、ジョス・ウェドン監督を中心に制作され2015年に公開された。原作コミックでも人気のヴィラン、ウルトロンの人類滅亡の野望を止めるべくアベンジャーズが再び立ち上がった。 20世紀FOXが製作するX-MENの方で出演していたためMCUには出ないと思われていたクイックシルバーが参入し、ファンを驚かせた。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン / Avengers: Age of Ultronのレビュー・評価・感想

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン / Avengers: Age of Ultron
8

なかよくなれないアイツにイライラした時この映画を鑑賞したら、どうでもよくなった。

勤め始めのごろ、職場にも慣れ人間関係ができあがって来た。そんな中よりにもよって、近い存在の同じ係のアイツとウマが合わず毎日イライラしていた時、この映画を見つけた。前作のアベンジャーズも見たし、見てみるかと鑑賞してみた。
この映画の内容は、古からコスられつづけたAIやロボットが人間に反旗をひるがえすというもの。だが、コスり続けた内容なのにまるで古臭さを感じさせない。なぜなら、本当に存在しているかのようなVFXとそういう撮影の演技に慣れている演者の演技、そして特殊撮影が相まって革新的な映像になっている。アベンジャーズシリーズの特殊撮影は特殊感が無くていい。内容が最早フォーマットみたいなものなので、アベンジャーズとウルトロン率いるロボット軍団の戦いに自分も参加している様な気分になれて、最後には気分がスカッとなる。個人的にお気に入りはアイアンマンVS気が狂い暴れまわるハルクとの戦闘シーン。それと、ラストのアベンジャーズとウルトロン軍団の全面対決の2つの戦闘シーンが良かった。アベンジャーズシリーズは何といっても戦闘シーンが最高に盛り上がる。
さいごに、自分はこの映画を見て仲良くなれないアイツとの関係をどうするかを思いついた。アイアンマンとキャプテン・アメリカは普段そんなに仲良くない。だが強大な敵や問題に直面すると、お互い信頼しあい背中を預けていいチームのようにみえた。自分もアイツとは仲良くするのをやめ、その代わり大きなプロジェクトや仕事、問題に直面したらいいチームになろうと思った。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン / Avengers: Age of Ultron
10

絶対に見るべき映画

アベンジャーズの一作目に比べて、さらにメンバーが進化して見所も満載になっています。
一作目ではメンバーのまとまり感が少なくバラバラに見えましたが、今作は信頼関係が結ばれているのが分かる描写が多く、ヒーロー映画という感じが凄く伝わってきます。アクションシーンが序盤からあり、最後の方では爆発や空を飛ぶシーンもあり、迫力があって見ていてドキドキするポイントが多かったです。
また、今回のシリーズから加わった双子が凄く重要で、後の映画でもキーパーソンとなっています。最初は自分たちの能力を操作できていない双子も、アベンジャーズと出会うことで段々と能力が開花し成長を感じることができます。
双子はもともと普通の子たちで、実験により能力を得るのですが、その実験に参加した理由がトニースタークと関係しており、とても悲しいです。ですが、その理由も双子は理解することができ、トニースタークに対する恨みも減っていきます。
最後、双子の片割れワンダ・マキシモフだけが生き残ってピエトロが亡くなってしまいますが、その悲しみを乗り越えてワンダがさらに強くなっていくのには感動します。
ピエトロが亡くなった理由は子供とバートン(自分を信頼してくれていたアベンジャーズメンバー)を守るためで、自分の命を捨ててまで誰かを守るというシーンに胸が熱くなりました。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン / Avengers: Age of Ultron
7

手に汗握るクライマックス

2012年に公開された映画「アベンジャーズ」シリーズ第2作目で、複数のマーベルコミックのヒーローを同一世界観で扱うMCUシリーズとしては第11作目にあたります。

アベンジャーズだけではいつか限界が訪れる事を危惧したアイアンマンことトニー・スタークは、究極の防衛システムとして人工知能「ウルトロン」を開発するも、自我に目覚めたウルトロンは人類抹殺を宣言し、アベンジャーズの新たな脅威となってしまう、というあらすじです。
前作以上にアベンジャーズメンバーの人間関係や奮闘ぶりに重点が置かれたストーリーとなっていて、本作最大のヴィラン・ウルトロンの誕生過程においてはトニー、なんちゅうものを!とあらすじだけ見るとそう思ってしまいがちですが、事前に幻覚とはいえ、仲間が全滅させられる光景を見せられたのもそうですが、アベンジャーズの仲間を戦いから解放したいという思いが裏目に出てしまったと言えます。また、本作ではスカーレット・ウィッチ(ワンダ)とクイック・シルバー(ピエトロ)の強化人間兄妹やトニーが愛用していた人工知能ジャーヴィスの意思を組み込まれた人造人間ヴィジョンと言った新キャラクターも登場し、ウォーマシン(ローディ)等のアベンジャーズ参加など続編らしき更にスケールアップされ、極めつけはウルトロンの装置によってソコヴィエの町そのものが空中に浮かびあがり、アベンジャーズは一般市民を非難させながらの戦いを余儀なくされる展開は手に汗握るクライマックスとなっています。