オーバーロード / Overlord

オーバーロード / Overlordのレビュー・評価・感想

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オーバーロード / Overlord
9

異世界転生の走り

主人公が依存していたゲームが終了してしまう、というところから話は始まる。
一緒にプレイしていた仲間たちもいなくなり、ひとりぼっちで終了を迎える主人公。
だが、ゲームは終わらない。ゲームの世界に転移してしまった!というのはよくある話なのだが、それが人ではない異形たちの組織のトップとしてなのである。
中身は凡人。外面は魔王のできあがりである。
更にはNPC達まで意志を持ち、創造主として大崇拝してくれる。
主人公が絶対的で全てを兼ね備えた存在と信じて疑わないのである。
中身は凡人。平社員なのに!
そのギャップがたまらなく面白いのだ。
NPCは設定のせいで、優秀で個性的なメンバーが揃っており、それが更に主人公を悩ませる。
そして人間たちとは対極の立場にいるので、客観的に悪の要素が強く、残虐な行為なども行う。
ちなみに主人公の組織は人間と比べて、強力無比なので、主人公の気苦労を除けば、実際にえらいめに合うのは人間の方である。
ストーリーも主人公のギャップが面白いだけではなく、ゲーム設定要素満載で、しっかりと練られており、RPG好きならより楽しめるだろう。
小説の挿絵も非常に雰囲気がある綺麗なもので、異世界という世界観に入りやすい。

オーバーロード / Overlord
10

最強系ファンタジーが好きな方には一度は読んでほしい

最強系主人公の異世界転移モノで、味方まで全員最強。圧倒的な武力で異世界の住人や国家さえも蹂躙します。主人公たちは人間ではなく、スケルトンや悪魔などのモンスターなので基本的に慈悲はありません(善悪がステータスとして数値化されている)。
本作はライトノベルであり、本格的なスプラッタ小説やダークファンタジーに比べて描写はマイルドです。
むしろコミカルな部分のほうが多いと言えます。主人公は部下たちから崇拝されており、過剰なまでに持ち上げられるので逆にプレッシャーを感じている。内心では余裕がないのに至高の存在として振る舞わねばならない、というのは面白い設定です。
また、ラノベの常道として可愛い女性キャラクターもいますし、若干のエロティックな展開もあります。
本作の欠点をあげるなら、文章表現力がやや拙い点。誤字脱字が多い点。そして度々ビジネスマナーを引き合いに出す割には内容が表面的だったり、言葉遣いが誤っていたりする点。
しかし、それらは許容できないほど酷いわけではありません。欠点を補って余りあるほど世界観やキャラクターが魅力的で、だからこそ人気なのでしょう。最強系ファンタジーが好きな方には一度は読んでほしいおすすめの作品です。

アインズ・ウール・ゴウン様万歳!!!

オーバーロード / Overlord
10

ラスボス系主人公

あらすじは、VRMMORPGをしていたらどこか違う世界に飛ばされてしまってNPCが話しかけてくる異常事態に。その混乱の状況の中で主人公は、アイテムは使えるかどうか、魔法が使えるかなどを調べていき状況を把握していきます。
主人公の外見は骸骨でまさにラスボスといえる姿をしています。
カルネ村という場所で魔法を行使し、デスナイトと呼ばれるモンスターを使役して戦わせるシーンがあるのですが、それに対する騎士たちの反応が面白いです。
例えば、「助けてくれ」から「仲間を呼ぶまで俺が時間を稼ぐ」などいろんな反応をしています。
最後に、シャルティアという仲間のNPCが洗脳されて主人公と敵対するんですが
戦闘をする前にアルベドという仲間のNPCに懇願されたり、バフをかけまくったり(30種類ぐらいかけてました)そして、ついにシャルティアと戦うときが来るとゲームだったころの仲間のギルドメンバーたちの武器たちを使ってシャルティアを追い詰めていくのがすごくかっこよかったです。

オーバーロード / Overlord
9

アニメ化も続いているOVERLOAD

私がお薦めするのは原作であるライトノベル(小説)版のOVERLOADです。
私がこのライトノベルを読み始めたのが、第1期のアニメ化の時ときっかけはミーハーですが、とても気に入っている作品です。
ストーリーの冒頭は、バーチャルMMO RPGから抜け出せなくなる、というもので、今となってはありきたりな始まりと思えましたが、本名不明の主人公がプレイヤー名「モモンガ」としてサービス終了となるバーチャルMMO RPG終了と共に終了と思われた直後、そのプレイヤーのまま異世界と思われる場所に転送されてしまったところから始まる、という展開は面白そうだと思えmした。
「モモンガ」はゲーム内ではレベル99と最高レベル状態だったが、転送されてしまった世界でも強さは群を抜いている状態で「チート」的なネタもあり、元々は会社員の「モモンガ」が「アインズ」と名前を変えギルドの長として、更にストーリーが進んだところでは国王として行動しなければならない、心の中ではいつも愚痴っているというギャップも面白さの一つに感じます。
そしてストーリー上の異世界の世界観の広さと戦闘の多彩さが私の一番のお勧めです。ライトノベルの巻数が増えるたびに新しい種族や国・土地が誕生し、様々な戦闘シーンが描かれております。
アニメ・マンガしか見たことがないという人にも一度読むことをお勧めします。

オーバーロード / Overlord
8

ただの異世界モノではない!

最近ではSAOをはじめ、異世界モノのアニメ作品が多くなって来ましたが、この作品は他とは異質というか、とにかく違うんです!
まず主人公の強さなのですが、最初っから最強レベルの強さです!最初っから主人公最強なのは結構有りがちですが、他と違うのは主人公が骨のアンデットということです。アンデットになったことで、人間だった頃より少し思考が残酷になっており、人間を亡き者にしても何とも思わなくなっています。この辺が良いんですよね!全然正義の味方ではないんです。むしろ悪ですね。
また異世界に転移する際、かつてオンラインゲームで仲間たちと作った巨大なギルド基地的なものと一緒に転移しており、自分たちで作ったNPCキャラが全員自我を持ち、主人公に従います。このNPCキャラがとても個性的で面白いです。しかも殆どが異世界では最強クラスというチートっぷり。例えば異世界ではLV30ほどでも英雄と呼ばれるほどの存在ですが、ギルド基地にはそれより強いのがウジャウジャいます。やばいですよね。
そんなチートすぎるほどの戦力を持っている主人公ですが、基本的には無用な争いは好まないので、まず人間たちの街に正体を隠して潜入し、現地調査を始めます。ここからは話してしまうとネタバレになってしまうので話しませんが、最近の異世界モノはワンパターンでつまらないと思っている方もそうでない方も、一度見てみることをオススメします!絶対面白いです!