食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma

『食戟のソーマ』とは平成24年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された、附田祐斗原作、佐伯俊作画による料理・グルメ漫画および、それらを基にしたアニメ作品。下町の定食屋で育った主人公・幸平創真は店を継ぐつもりだったが、父親が突如店を閉めることを宣言し、創真は名門料理学校・遠月学園に進学することになる。そこには様々なジャンルの凄腕料理人がいた。彼らと「食戟」という名の料理バトルを行い、その中で成長をしていく物語である。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Somaのレビュー・評価・感想

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食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
10

見ているだけでお腹が空く料理バトル漫画!

『食戟のソーマ』は料理が大好きな少年が、日本屈指の料理学校で仲間たちと切磋琢磨しながら、料理人として成長していく姿を描いた料理バトル漫画です。

なんといっても、キャラクターが料理を食べたあとに感想を言うシーンが面白いです!本当に味がしそうなほど、表現力豊かです。言葉だけではなく、全身全霊で料理を味わっているところが見どころです。若干のお色気が混じりますが。
突っ込みどころが満載で、漫画を読みながら思わずひとりで突っ込みを入れてしまうほどです。

料理の絵もお腹が空いてくるほど、細かい部分にもこだわって描かれています。ストーリーでは、「連帯食戟」が見どころ!志が違う料理人同士がチームになって、料理で全面戦争を繰り広げます。
この徹底した実力主義の学校の中でトップに立つ生徒が、主人公とその仲間たちの前に立ちはだかります。この学校で最強と呼ばれる生徒たちに、主人公や「神の舌」を持つと言われる天才少女たちが挑むシーンがとっても面白いです!

相手をコテンパンにするシーンでは清々しい気分になったり、少しの差で負けたときはくやしい気分になったり、自分も主人公たちのチームの一員になったかのような気分になれます。
主人公は色々な挫折も味わいますが、基本的にはずっとポジティブなキャラクターなので、気持ちよく読める漫画です。漫画好きな方にも、料理が好きな方にもおすすめできる作品です!

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
8

食戟のソーマについて

簡単なあらすじを書くと、親の定食屋を手伝っていた主人公「ソーマ」が料理専門の学校に行くことになり、いろいろな人と食戟という料理の喧嘩、学校から与えられる難しい試練を超えてどう成長していくか、が描かれています。
料理好きな人はもちろん、料理に少しでも興味がある人は必見。面白く、少しだけお色気シーンもあったり、主人公はじめ作中に出てくる人物が作った料理のレシピも載っているので、自分も作ってみたい!と思います。私も数品作りました。レシピは簡単なものもあれば、難しいものもあり、実生活でも役に立つことがあってとても良いです。
また、見どころは主人公の成長だけではありません。最初の段階では分からなかった親の仕事について段々と分かったり、主人公と同じ寮生や寮母との関わりだったり、ヒロインの才能に驚かされたなど、見どころが満載です。「食戟」によっては過去の話に戻りますが、作中の現在と過去が入り混じることで、感情移入も出来て面白いです。面白いばかりではなく、シリアスな話も含んでいることで話に緩急があり、どんどん読みたいという気持ちにさせられます。完結していますので、一気読みしたい人は「食戟のソーマ」を1番におススメします。回を増すごとに登場人物が増えますが、それでも読みやすい、素敵な作品だと思います。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
8

美麗な料理

主人公の幸平創真が、父・丈一郎と定食屋を営み、料理の腕はもちろんのこと、地元では有名な親子。
そんな父から、遠月学園への編入を勧められ、創真はイヤイヤ編入することになる。
その遠月学園は、屈指の料理学校であり合格率は10%未満の超エリート学園。
それでも、創真はひとくせもふたくせもある同級生や先輩の料理人、神の舌の異名を持つ薙切えりなの舌を唸らせるために奮闘する、料理バトル漫画。
その食戟のソーマに登場する料理は、どれも奇想天外でアニメ映像で観るその料理は、とてもリアルで美麗かつ食欲をそそるものばかり。
ベーコンで作ったなんちゃってローストポークや、ジビエを使ったハンバーガー、柿の種で作る鰆のおかき揚げなど、まさに飯テロそのもの。
タイトルにもある食戟とは、料理人同士が見合った対価を出し合い、負ければ料理人の肩書きを外される、命懸けの料理対決のこと。
負けた者は、二度と料理が作れなくなるほどに廃人と化する。
幸平創真をはじめとする、田所恵や吉野悠姫などの極星寮メンバー、遠月学園の実質的権力を持つ遠月十傑、父・丈一郎に隠された過去など、料理好きやグルメ好きには堪らない作品となっている。
ぜひ、読んで欲しい。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
8

料理好きにはオススメ

週刊少年ジャンプで連載された「食戟のソーマ」。本作は、主人公・幸平創真(ゆきひら そうま)を中心に、個性豊かな料理人達と鎬を削り合いながら頂点を目指す物語。
この作品には、""食戟""という料理対決ルールがあり、その対価に見合うものをお互いが出し対決するという設定になっており、非常に面白い対決が見られる。
創真やヒロインの1人・田所恵(たどころ めぐみ)などが作り出す料理は、料理研究家の森崎友紀先生監修のもと度肝を抜かされる料理たちが登場し、「おうちでも作りたい!」と思えるような料理ばかりなので、料理好きにはオススメの作品。
個性豊かなキャラクターも登場し、ジビエ料理を得意とする吉野悠姫(よしの ゆうき)、幸平創真の良きライバルでありイタリア料理が得意の、タクミ・アルディーニなど、読者が好きな""推し料理人""も見つかるので、是非読んで欲しい。
また、料理を食べた時のリアクションで洋服が弾け飛ぶ""おはだけ""にも注目。
多少、「少年漫画なのか?」と思わせる部分もあるが、登場する料理のクオリティや個性豊かな料理人たち、数々の伏線など、様々な視点から楽しめる作品なので、初心者でも安心して読める。
アニメ版では、美麗な料理が楽しめるので、飯テロとしてもオススメの作品。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
6

想像よりはるかに参考になる料理漫画!!

すでに完結している作品ですが、いつ読んでも料理に関して参考になる漫画。料理漫画の中では比較的新しい作品のため、若い世代向けの作風になっています。一見青春系料理漫画だと思ったのですが、一回ずつ登場する料理のレシピや作り方を詳細に載せているため、主婦や独り暮らしの学生にもお勧めできる作品です。また、食材に関する豆知識や特徴・保存方法など普段の生活にも活用する事ができる内容もあり、料理に関しては少年漫画とは思えないクオリティの高い作品だと思います。ただ、一回一回の料理を食べた際の味を例える描写に多少のエロが混じっており、小さいお子さんにはあまりお勧めはしにくいと思います。また、作品の内容自体は様々な工夫をこらえて、主人公たちが成長していくと同時にライバルや敵も強大化していくという典型的な少年漫画ですが後半の唐突な時間経過であったり、ヒロインとの恋を匂わせておきながらの回収がなかったりするのが少し残念な部分なので、この評価にさせていただきました。作品の絵柄や描写・料理の質感などはリアルに描かれていて、作画担当の方の技量が高いことがうかがえます。何より、料理の知識の豊富さには驚かされる作品です。ガチガチのバトル系漫画や青春系漫画を期待している方にはお勧めできる作品ではありませんが、自分の生活に役立てたい・料理に関して技量を高めたいと思う方は是非一度読んでみてはいかがでしょうか?

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
10

古き良きジャンプアニメの再来!

ジャンプ作品から、「食戟のソーマ」をおすすめします!
この作品はグルメ漫画となっています。とある定食屋で平凡に過ごしていた主人公の創真が、とあることから名門の料理学校に通うことになります。
しかしそこは普通の料理学校ではありませんでした。全国から選りすぐりの料理人が集まり、成績が一定に満たないと即退学という厳しい場所でした。
創真はそんな学校に編入しますが、「てっぺんを目指す」と宣戦布告をして全生徒を敵に回すような発言をしました。ここから創真の厳しくも楽しい学生生活が始まります。
この作品の見どころは、何と言っても「食戟」と呼ばれる料理バトルです。全国からその道のプロたちが集まる学校ですから、料理バトルもとても白熱します。あまりの美味しさに、審査員たちの洋服がはじけ飛ぶシーンはとても爽快です。
そしてこの学校には「十傑」と呼ばれる精鋭たちの集まりがあります。普通の学校でいうところの生徒会のようなものですが、その権力の持ち方が他とはまるで違います。
実力主義のこの学校では、十傑の決定は絶対です。そのため、学長ですら十傑の決定でその席を降ろされてしまいました。
まだ1年生の創真ですが、この十傑と食戟バトルを繰り広げることになります。学生とは思えない、美しすぎる料理に圧巻です。
熱い主人公と激しいバトルが、昔の古き良きジャンプ漫画を思い出させる作品です。ジャンプのテーマである「友情・努力・勝利」を感じることが出来る作品です。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
9

おいしいアニメ!おあがりよ!

私が『食戟のソーマ』を知ったのは、少年ジャンプに連載していた頃ではありませんでした。YouTubeで料理のレシピ動画を検索していたとき、たまたま「鰆のおにぎり茶漬け」の作ってみた動画を見たことがきっかけでした。内容は素材の味を活かす簡単な調理法なのに、自分で作って味わってみるとさっぱりとしていて魚の旨味が引き立つような一品となりました。それは、作品内で主人公の幸平創真が料理を探求する寮に加わったときに登場した印象的な料理でした。アニメを見始めてすぐに、登場する魅力的な料理や調理法、キャラクターの反応の虜になりました。キャラクター毎に得意な調理法や専門知識が設定されていて、新キャラクターが次々登場してもまったく飽きません。特に料理の作画に関しては、アニメはカラーなこともあり、色味や照り、湯気などから味を連想させるような見事な出来でした。現在第5期まで放送されている人気作品ですが、途中から見始めても差し支えないストーリー構成になっています。料理を食べるのが好きな人、作ることに興味のある人、どちらにもおすすめできるアニメシリーズです。私はこのアニメに出会って、料理を作るのが数倍楽しくなりました。調理法や料理の工夫点は、誰かと食事中に話すネタにもなります。是非ご視聴ください!

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
8

タイトルなし

このアニメは、主人公である幸平創真が日本最高峰の料理学校である遠月学園に入学し、料理の腕を磨いていくものです。創真は元々、実家の定食屋で働いており、幼い頃から父と一緒にお店を回していた。中学卒業後はこの定食屋で本格的に働く予定だったのだが、父の唐突な「しばらくこの店閉めるわ、お前遠月学園に行ってこい」という言葉によって急遽進学することとなった。しかし、この遠月学園、卒業到達率10%以下ととんでもない学校であり、そのうえ気に入らないことがあれば「食戟」という対戦を行い、勝ったほうの希望通りになるという場所だった。創真は様々な壁を乗り越えていきます。
このアニメにでてくる料理は、ほんとに美味そう、思わずよだれが垂れてくるようなものがたくさん出てきますし、料理をしている姿、盛り込まれるアイデアは鳥肌ものです。さらに、料理を食べた者が美味しさのあまり服がはだけてしまう描写もあるのだが、その描写がとてもきれいで見ものです。
私は、このアニメを見て料理が好きになりました。今まで、家で料理をしたことなどなかったのですが、このアニメから料理の世界に入り、今では家庭で作られるような一般的な料理はほとんど作れるほどになってしまいました。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
6

タイトルなし

最初は『綺麗な絵だなー。』『料理漫画の新連載かぁ。』と思って、読み進めていくと、裸体はでるわ、露骨までとは言えないがエッチな言葉が出てくるわで、私自身がそういうものが苦手で、途中で読むのを辞めていました。ですが、学園祭編より、ヒロインの薙切えりなの過去とか、ソーマのお父さんの過去の話とかを読み進めていくにつれて、また読み始めていました。
美味しい時の表現などは、いまだに慣れませんが、しっかり料理の技法なども描かれてていますし、なにより料理が美味しそうです。
一人一人のキャラに過去や成長、それに伴う葛藤などもあります。なにより、最初は学園の生徒たちを舐めきっていた創真が、読み進めるにつれて、自分の料理が美味しい!から誰にも負けない!と対戦相手を最初から舐めきっていたのから、31巻までにくると、どんな料理が出てくるのだろう?ま、それでも、自分の料理が最強だけどな!と心身の成長が見られる成長が楽しみになってきました。

そして、それぞれに出てきた料理のレシピもコミックについているので、作ってみるのもいいのかもしれません(上級生のメニューは手に入りづらい材料ばかりですが)。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
9

週刊少年ジャンプ発信のグルメアニメ

一昔前は至るところでグルメマンガが掲載されていたが、平成に入って役30年ヒットして長期連載がなくなっていたが久々に料理対決の話がはじまった。

主人公・幸平創真は食事処ゆきひらで父親の幸平(才波)城一郎と共に働いていた。そこへ遠月学園理事長 薙切仙左衛門の依頼で当学園に編入することになった。
編入試験は薙切えりなが担当することになったが、創真の出したふりかけ卵かけご飯をマズイと言い放ち不合格にするものも仙左衛門が合格とした。
遠月学園には、特殊なルールが有りその中で料理が一番うまいならば、どんなことでも相手に言う事をきかせる、その対決方法が食戟。
この対決で創真は丼研を助けるためミートマスターこと水戸郁魅と対決して見事勝利して郁魅(肉魅)を丼研に入会させる事になった。
そしてもう一つが遠月十傑評議会制度である。この制度で創真の父の場一郎は第二席までしかなれなかったことでオヤジ声をすることは遠月十傑で第一席の高み登らないことを知る。
宿泊研修で四宮小次郎に負けたがスタジエールでのコンパ料理(親子丼)で四宮シェフに認められ。秋の選抜で葉山アキラに予選・本選共に敗北したけれど進級試験には、熊肉料理で見事勝利しました。
作中ででてきた料理も作れそうなところ作者が料理の知識が豊富なとこがわかるので一度読まれると良いでしょう。

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
7

料理へのあくなき探求

下町の食堂の息子である主人公の幸平創真が名門料理学校に編入して、料理の腕を磨いていくストーリーです。
料理学校では料理のジャンルにこだわらず、さまざまな料理のを学んでいく学校であり、日々精進している。主人公のの幸平創真は学園の寮で生活をするが、寮生も料理や素材に関して研究などを怠らず日々精進している。
この学園には「食戟」と呼ばれるものがあり、そこで生徒たちは料理勝負をしていく。そこで生徒は成長していくが、生徒の中でも特に優れた生徒は「十傑」と呼ばれており、学園でのかなりの権限が与えられている。主人公の幸平創真は十傑に勝負を挑むために食戟を申し込んでいく。この学園は父親の幸平城一郎が通った学園でもあり、父親の幸平城一郎は特に優れた生徒であり、幸平創真が目指している「十傑」でもあった。現在、父親は家を出て海外で料理を振舞っており、時折、幸平創真に連絡をしてくる。過去にはいろいろあったあったらしく、物語の後半ではそのことで学園の体制が大きく変化する。下町の定食屋の息子である主人公が料理の世界で活躍し成長する物語である。また、登場人物は個性的であり、お笑いからお色気までさまざまな要素が含まれている。昔でいう「ミスター味っ子」に近い。