範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)

範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)

『範馬刃牙』とは『バキ』の続編で、2006年から2012年まで板垣恵介が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画。巻数は37巻で話数は312話ある。このシリーズの主人公で「範馬刃牙」とその父「範馬勇次郎」との闘いに決着がつく。『範馬刃牙』には「実戦シャドーファイティング編」「超絶!!監獄バトル編」「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」「強者達の闘い編」「地上最強の親子喧嘩編」の5章ある。2022年1月から3月に「実戦シャドーファイティング編」と「超絶!!監獄バトル編」がアニメ化された。

範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)のレビュー・評価・感想

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範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)
10

全員が主人公級にカッコイイ!

範馬刃牙とは、主人公範馬刃牙が地上最強の生物といわれる父親の範馬勇次郎に喧嘩で勝つために様々なジャンルの格闘家と喧嘩をし成長していく格闘マンガです。みどころとしては登場するキャラクターの個性です。第1巻の初めから範馬勇次郎が登場するのですが、その超人ぶりがさっそく描かれています。まず、サバンナに巨大なアフリカゾウが現れます。そのゾウはサバンナの動物や草木を荒らしまくります。軍隊を投入し、銃や戦車で立ち向かいますが歯が立ちません。そこに範馬勇次郎が登場します。なんと勇次郎は1人でゾウと戦い素手で瞬殺してしまいます。勇次郎にとっては猛獣等朝飯前で地上に自分より強い生物は存在しません。他にも強すぎて刑務所を自由に出入りする囚人やトランプを破るのではなく指で引きちぎるヤクザ等ぶっとんだ強すぎるキャラクターがたくさん出てきます。そして、このマンガが他の格闘マンガと違うところはなんといっても筋肉の迫力ある絵です。読めば勇次郎の背中に憧れることは間違いなしです。他にもここには書き切れないほどの魅力があります。範馬刃牙意外にも刃牙シリーズは4種類ぐらいあるのでハマった方はぜひ呼んでみて下さい。(刃牙シリーズはどのシリーズから読んでも楽しめるマンガです!!)

範馬刃牙(刃牙シリーズ第3部)
7

最強の格闘漫画!

地球上最強の生物になることを目標にする少年、「範馬刃牙」の生き様を追ったような漫画です。主人公は範馬刃牙なのですが、東京ドームをモチーフにした建物の地下に存在すると言われる地下闘技場で行われるトーナメントでの様々な戦い(ルール無用のケンカ)を実況していくか、戦っている者の目線で描かれているので、様々な人物の凄さが語られていきます。医師の知識を身につけていることで身体を診る(視診)、触る(触診)だけで、相手の弱点をついて戦う鎬紅葉(しのぎ くれは)。世界最大の規模を誇る空手団体の総帥を務め、腹筋を操作し、睾丸を収納する金的への対抗技や、左右の目の動きをそれぞれ操り相手の攻撃を防ぐ、散眼など空手道を極めたゆえに使える技術を持っている愚地独歩。身長155センチ、体重40キロ台でありながら合気道の達人で、身体の力の流れで行う手刀はビンを綺麗にたたっ切れる渋川剛気。20代という若さでありながら極道のトップに君臨し、500円玉を2本の指で折り曲げる程の人並み外れた握力を持つ花山薫など、化け物揃いのトーナメントで少年範馬刃牙がいかにして勝ち上がっていくのかが面白いです。人間離れし過ぎる技のオンパレードに酔いしることが出来る唯一無二の漫画だと思います。