テイルズ オブ エターニア / Tales of Eternia

テイルズ オブ エターニア / Tales of Eternia

テイルズ オブ エターニア(Tales of Eternia、TOE)とは2000年11月30日にナムコから発売されたPlayStation用RPG。キャッチコピーは「変われる強さ、変わらぬ想い」。猟師のリッドはある少女に出会い、旅に出ることになる。その日一日生きられればいいと考えていた少年が、大事な人を守りたいと願うようになり、仲間とともに世界を救うことを決意する。

テイルズ オブ エターニア / Tales of Eterniaのレビュー・評価・感想

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テイルズ オブ エターニア / Tales of Eternia
10

変われる強さ、変わらぬ想い

このテイルズオブエターニアという作品はテイルズシリーズの三作目にあたります。ファンタジア、デスティニーと同じ横スクロールの戦闘となりますが、キャラクターは三頭身であり、ボイスもたっぷりと収録されてます。
舞台は二つの世界が平行に存在する「対面世界」、インフェリアとセレスティアで起こる様々な現象を解決し、世界を平和にしていくという話です。インフェリアに住んでいるリッド、ファラ、キールは幼馴染で昔は毎日のように仲良く遊んでいましたが、やがて大人になるにつれて、それぞれの生活があり、疎遠になってしまいます。
そんな中、セレスティアから一人の少女が乗った飛行機が墜落し、その少女を助けようと、疎遠になっていた三人の関係がまた戻っていきます。物語当初はひ弱だった三人ですが、冒険の中で己を鍛えて強く変わっていきます。でもいつまでたっても想いだけは変わらないという、幼馴染三人を中心に織りなす永遠をテーマにしたストーリーに最後まで心に打たれます。また貴族と平民といった身分の違い、インフェリアとセレスティアといった世界の違いの中でも人々は分かり合えるというメッセージが強く込められている作品だと感じます。大切な人を持っている人々に是非ともプレイして頂きたい物語です。