MAJOR / メジャー

MAJOR / メジャーのレビュー・評価・感想

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8

野球好きなら一度は読むべき

主人公は本田吾郎と言う幼い子供。母を病気で亡くし、父親との二人暮らしなのだが、なんとそんな吾郎の父親はプロ野球選手。父と同じプロ野球選手の夢を目標にする吾郎だが、不幸が次々とのしかかる。投手として頑張っていた本田だが、肘のけがによりプロ生命を断念させられる。しかし、同僚の茂野(高校時代からの友人)に打者転向を勧められ才能を認められ見事トライアウトに合格し、再びプロ野球選手としての道を開く本田であったが、吾郎の強い願望により、再婚しかけていた父親が、試合中に頭部死球を受けてしまい、そのままかえらぬ人となる事に。ひょんな事から、本田と再婚予定だった吾郎の担当の先生が母代わりとして、吾郎を預かることに、両親の死を乗り越えて、おとさんと同じプロ野球選手の道を歩み始める。時は進み、小学生になった吾郎は、プロ野球選手の父親の血を抜群に引いており、野球選手の申し子のような存在に。プロ野球選手への近道ともいえる強豪リトルリーグから多数の声がかかるも、吾郎の選んだチームは、人数不足の弱小チームであった。自らの力で、チームを一から作り上げ、強敵を倒し、そこから新たなドラマ、感動がうまれるアニメとなっております。

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9

吾郎が野球のメジャーリーグを目指す

MAJORは主人公の吾郎が野球のメジャーリーグを目指すという物語です。
主人公の吾郎は幼い頃から、母親不在で、プロ野球選手の父親と一緒に生活していました。ある日、父親が試合中に頭部に死球を受けてしまいました。そしてその死球の影響で吾郎の父親は帰らぬ人となってしまいました。しかし吾郎は父親が死に悲しい思いをしているのにもかかわらず、友達の助けや父親の言葉を思い出して野球を続けるという選択をしました。そして時を流れ、小学校のリトルリーグに入部します。小学校の時に右肩を壊して、また野球を辞めようと思いますが、プロ野球選手の義理の父親の助言もあり、サウスポーに転向して野球を続けるという道を選択します。そして中学、高校と成長していき、高校卒業後はプロ野球という道で無く、メジャーに行く選択をします。そして、メジャーでの幾多の困難を乗り越えて、夢の目標であったメジャーのワールドシリーズのマウンドに上がりました。そして最終的には、右肩同様、左肩も壊してしまい、プロ野球人生は終わったかと思いましたが、野手に転向して自分の子供達に野球をやっている姿を魅せて、夢の続きは息子にも引き継ぐという物語です。

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10

見ていて元気になって勇気をもらえる

プロ野球選手、茂野吾郎の半生を描いたマンガを原作として6シーズンに渡ってNHKでアニメが放送されました。
母を若い時に亡くし、そして憧れだったプロ野球選手の父まで、試合中、頭部へのデッドボールが原因で亡くしてしまいます。
父と再婚するはずの婚約者の幼稚園の先生だった桃子が、その後、吾郎の母親代わりとなって育てます。

後にプロ野球選手の茂野英毅は桃子先生と結婚して吾郎の養父となります。
血は繋がってはいませんが吾郎を我が子の様に愛し時には厳しく指導する養父母の下で、吾郎はたぐいまれな野球センスと超人的な努力をしてリトルリーグ、中学校、高校と活躍します。

ただいずれも決勝戦までまに敗れてしまい、高校卒業後は単身渡米してマイナーリーグを経てメジャーリーガになって活躍、ワールドチャンピオンになります。
吾郎が成長していく過程ではチームメイトの葛藤の中から、それを乗り越えてチーム全員が一丸になって厳しい試合を乗り越えてゆく。
テーマは諦めずに努力していく、どんな環境に陥っても常に希望を失わずに前向きに生きる。
本当にやりたいことに命を燃やして頑張る姿に、吾郎と幼馴染の薫の恋愛エピソードが彩りを添えています。

こうしてレビューを書いているとベタな野球漫画と誤解されそうなんですが、これは人間の成長ドラマです。
見ていて元気や勇気が溢れてくることは間違いありません。
特に子供には安心して勧められるアニメです。
実際に多くのプロ野球選手がこのマンガやアニメのファンです。

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9

野球とはなにか教えてくれる。

野球漫画のバイブル、王道といっていい作品。
主人公・本田吾郎はプロ野球選手の父をもつ。お父さんに憧れプロ野球選手を目指しているが、ある日お父さんが不慮の事故で亡くなってしまう。お母さんも病気で亡くしている吾郎は通っている幼稚園の先生に引き取られることに、小学生になった吾郎は地元の少年野球チームに入り野球素人ばかりのチームをまとめあげ強豪チームに勝つまでに成長。
中学に上がる際、肘を壊してしまうが右投げから左投げに挑戦。中学でも素晴らしい成績を残す。
高校では名門海堂高校のセレクションに合格。甲子園行き切符を確実と言われていた名門のエースに。しかし敷かれたレールの上を歩くつもりはねえ、と転校。転校先ではまたしても野球素人ばかりのチームを1から作り上げて海堂と甲子園をかけた死闘を繰り広げる。卒業後はプロに進まずメジャーリーグへ。

吾郎の生き様、あくなき挑戦、探究心は本当にかっこいいです。野球をこよなく愛していて誰よりも努力する姿に胸をうたれました。またこのアニメは主題歌も本当に名曲揃いでおすすめしたいです。挫折を味わないながらも成長していく物語に自分も学生時代に戻りまた努力したい。そう思わせてくれた作品です。

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10

自分自身と支えの大切さを忘れなければ…

メジャーリーグを夢見る吾郎は野球があれば何も要らないくらい大好きである。神奈川に居所を置く吾郎は少年野球チームに所属する勝ちにこだわる少年である。ただ勝ちにこだわるふつうの思考だけではなく、強い相手と正々堂々と力をぶつけ合い、「強い」「負けない」「仲間」が心に繰り返し響く。
少々勝手な吾郎は、まずは自分の力試しをする。大したことないと感じる相手に対して力勝負を繰り広げ、しょっぱなで挫かれる。何がいけないのかを分析し、今自分に足りないものを探し見つけ出す。そこで吾郎は、野球の楽しさをあらためて感じ、支えてもらった仲間や家族、ライバルの存在を思い出す。
吾郎の仲間たちは、決して野球が上手ではない。でも吾郎に楽しさを教わり、グングン成長し一緒に戦う楽しみを、また仲間の大切さを知ることになる。ほぼすべてにおいて吾郎がリードするが仲間の信頼が半端なく大きい。自分でも努力し仲間の成長も気に掛ける吾郎はエースでクリンナップを任されている。ここで結果を出せなければと集中する吾郎のバットに火が付く。そしてクライマックスは、やはり小学生離れした快速球が右腕からキャッチャーのミットに吸い込まれる。

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8

野球漫画であり人生

タイトル通り野球漫画ですが、野球を全く知らなくても楽しめます。
私自身、野球のルールを知らない状態で読み始めましたが、野球漫画というより一人の少年が野球を通じて成長し、夢を追いかける人生漫画だと思っています。
主人公はいくつもの挫折を乗り越え、やがてメジャーリーガーとなります。
私がこの漫画に出会ったのは中学生の時ですが、この主人公の考え方、言動がいまの自分に与えている影響はものすごく大きいと思います。
少年が友達と友情を育み、喧嘩をし、ライバルになり、別れを経験し、そしてまた成長し、大人になり、仕事をし、父になる。そのすべての軸が野球であるため、この漫画を読んだら野球を好きになること間違いなしです。
ストーリー構成、テンポ、イラスト、どこを取っても素晴らしく、野球を知らない私の妻でさえ一気読みしたほどです。
野球の描写に関しては、野球漫画としては比較的リアルに描かれていると思います。多少の誇張や、誤描写はありますが、トンデモ変化球や必殺技などは出てきません。
登場人物全員に魅力があるとても良い漫画です。