金田一少年の事件簿

金田一少年の事件簿のレビュー・評価・感想

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金田一少年の事件簿
10

トリックだけじゃない

世の中には多くのミステリー作品が出回っていますが、これほどまでに人の心にスポットライトを当てているものは少ないのではないかとおもいます。
犯人の動機がすごい。人が人を憎むとはどういうことか、命を奪うとはどういうことか。そんな事を考えさせられるような話が多いです。
少し前まで、新たに金田一少年の事件簿Rとして再連載したようですが私個人としては初期(金田一少年の決死行)までが一番オススメです。このころが一番、先に書いた『金田一らしさ』が全面に出ているからです。中でもオススメなのはオペラ座館三作品と魔犬の森の殺人、墓場島殺人事件あたりです。これらの作品は自分自身より大切な恋人がいるひとならば、その犯人がどれだけの憎しみを抱いたか胸が苦しくなるほどよくわかると思います。
他には首切り武者や雪夜叉の事件など、親子スポットライトを当てた事件などもとても深い仕上がりになっています。
また金田一少年の事件簿はアニメ化、ドラマ化されていますが、最も良いのはやはりマンガです。
犯人の怒りや悲しみ、憎しみや苦しみそれらが渦巻き、爆発し、やがて人を鬼に変えるまでの様相を最も表現出来ているのは漫画だと感じています。
興味を持たれた方は是非、漫画を読んでみてください。

金田一少年の事件簿
10

誰もが知ってる有名マンガ!!これぞミステリー

30代の私が、小学生の頃から継続して購入している大好きなマンガです。
本格的なミステリーですが、ギャグ要素もあり、飽きずに楽しめます。
マンガ家の絵の描き方が、長年続けているうちにだいぶ変わってしまいましたが、初期の頃は相当雰囲気があり、おどろおどろしい怖さがありました。
子供達は色んなシーンでトラウマを植え付けられたことでしょう(笑)
現在は時代に合った描き方になっていて、ヒロインの美雪に関しては、元々グラマーな印象だったのがスマートな印象になっています。
話の内容としては、長編の場合は必ず殺人が起こります。
それも色んな殺され方やシチュエーションで。
ナタで頭をかち割られたり、「鉄の処女」に入れられて沢山の針に体を貫かれたり、ウエディングドレスを着た首なし死体が出たり、無人島で爆弾で複数人がバラバラ死体になったり。

トリックも奇抜な物があり、これ、本当にできるの?と疑問になるような物もあり、後にスピンオフ作品でも取り上げられていました。
途中ヒントが出ていたりもしますが、さすがにこれは見抜けないといったトリックも。
私は推理しながら読むタイプではなく、純粋にマンガとして物語として読んでいくタイプなので、とても楽しめます。

主演を代えて何度もドラマ化されているので、マンガと一緒に見ることで、より楽しめる作品かなと思います。