DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Daiのレビュー・評価・感想

レビューを書く
DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
8

懐かしのアニメにハマっています!

90年代にテレビで放映されていたアニメ「ダイの大冒険」を動画配信サービスで視聴できることがわかり、かなり久しぶりで内容もほとんど覚えていなかったので、見てみることにしました。20年少し経過しても全く色褪せていない作品でかなり良かったです。
ドラゴンクエストに似ている勇者系のアニメなのですが、その成長ぶりも著しく、仲間との友情や恩師愛などが随所に感じることができる良作であると思います。他の勇者系のアニメと比較して面白いと思ったことが、敵側のボスが最終的に自分が間違っていたと心改め、勇者側の仲間になるストーリーです。あまりアニメは見ている方ではないのですが、珍しい展開に関心しました。
特に魔王ハドラーが指揮する6軍団のひとつである「百獣魔団」の軍団長「クロコダイン」は、とても男らしくまた武人としての誇りが高い戦士で、勝負の後に味方になりました。かなり危機的な状況でもいつも助けてくれるし、ダイへの恩返し的な部分が強くあるキャラクターなので、そういったヒューマンドラマもアニメで子供に伝えようとしているのがわかり、ストーリー展開も見事だと思います。また、勇者育成のスペシャリストであるアバン先生の元教え子の「ヒュンケル」。彼は父を亡くして憎悪が膨らんでいたが、それがダイとの戦いの中で薄らいでいく様も改めて感動レベルで見ることができました。
こういったドラマが随所に散りばめられているので、ストーリーが途中で終わってしまったのが非常にもったいない作品だと思います。漫画は完結していて、再度アニメ化もされているのでチェックしてみようと思います。

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
9

ドラクエ好きにはオススメ

ドラゴンクエストが好きな方にオススメのマンガです。ある島で暮らしている主人公のダイが島にやってきた王女様と出会いストーリーが始まります。ダイは心優しく、島にいるモンスター達とも仲良しで平和に暮らしていましたが、島にやってきた王女様の家来に悪い人がいて、島を荒らしてしまいます。その悪い人を追い出す時にダイの秘められた力が発動して、圧倒的な力でねじ伏せます。その後、ポップやアバン先生と出会い、魔王ハドラーと戦い、全然歯が立ちませんが、アバン先生が自らの命引き換えに退けます。しかし、ハドラーよりもっと強い敵大魔王バーンがいる事を知ったダイ達は、バーンを倒すため冒険に出かけます。冒険の最中、マァムやクロコダイル、ヒュンケルと言った仲間達と出会い、そしてバーンを倒す物語です。ドラゴンクエストがベースになっているため、戦闘中に使う魔法がメラやギラ、移動ではルーラなどドラゴンクエストでおなじみの魔法が登場したり、ガーゴイルやキラーマシン、スライムのような出てくる敵キャラもドラゴンクエストならではです。ダイの大冒険オリジナルの技や、キャラクターも登場してくるのでその辺りも見どころだと思います。最後のバーンとの戦闘は「えっ」と思うような展開も多いので目が離せません。

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
10

ダイの大冒険・かなりおもしろいです。

『ダイの大冒険』は『ドラゴンクエスト』から呪文やモンスターなどの設定を継いだ、ほぼオリジナルストーリーのジャンプマンガです。
序盤は敵のボスを倒していくドラゴンクエスト風の王道ストーリーですが、主人公の父親でもある竜の騎士バランとの戦いから、先のわからない複雑な物語へと移っていきます。
大魔王バーンたちとの戦いが、ストーリー全体の半分くらいだと思います。

この作品の魅力の一つは練りに練った必殺技です。ドラクエの呪文を応用した技も多数あります。
マァムの「閃華裂光拳」は、ドラクエの回復呪文「ベホマ」より強力な「マホイミ」という呪文を応用しています。しかし、あまりの回復力に逆に体が耐えられないという技です。
ポップの有名な呪文「メドローア」は、炎と氷の呪文を完全に同じタイミングで放つと相手は消滅してしまうというとんでもない技。斬新でなおかつわかりやすい発想に、これを読んだ時「作者は天才だ」と思いました。
ダイの必殺技「アバンストラッシュクロス」はバトルマンガでもまれなすごい発想だと思います。ダイ自身は謙遜してたけど。

一番好きなキャラはやはりポップ。血筋に恵まれていない、性格も臆病な彼が戦いを続けるうちに大魔王とも戦えるまで成長したのは感動的です。第二の主人公とも言えると思います。主人公のダイも彼に何度も助けられます。攻撃も回復呪文も使えるのに、賢者ではなく大魔導士と自称するのはカッコイイです。

圧倒的な力の大魔王バーンに、勇者ダイたちはどう立ち向かうのか。実際にマンガで見て欲しいです。読みやすくておもしろい、オススメマンガです。

DRAGON QUEST -ダイの大冒険- / ダイの大冒険 / ダイ大 / Dragon Quest: The Great Adventure of Dai
9

ゲーム版ドラクエをベースに名台詞、名場面沢山!の少年漫画

週刊少年ジャンプで全37巻の長期連載漫画。怪物島に住む少年ダイが、魔王を倒した勇者アバンの死後、ポップと共に大魔王バーンを倒す為旅立つストーリー。ゲームドラクエをベースにしている為大まかな世界観や呪文の一部はゲームに沿っていますが、オリジナル要素が強く未プレイでも全く問題ありません。

魔法使いポップの成長が、読んでいてとても共感できる所が満載です。特に序盤はダイを見捨てて逃げてしまったり情けない事極まりないけれども、強がりや自信のある事を言っていててもいざとなると及び腰になってしまう所に共感が持てます。けれど、クロコダイン戦で強敵に立ち向かえないポップはまぞっほから叱咤を受け、立ち上がってからどんどん成長していきます。ダイの父親バラン戦では、仲間を見捨てる演技をしてまでダイの為にたった一人で立ち向かったり、バランには自己犠牲呪文メガンテを唱え命を懸けてダイを護ります。最後まで共に戦う最高の親友ポップ(ダイとポップの友情)はこの作品の一番の見所でしょう。

主役のダイも人間ではない故に様々な悩みに直面したり(その為か少年と言うよりすっかり悟ってしまいましたが)壮絶な戦いや試練にぶち当たりますが、それでもダイの大きな魅力はアバンのしるしで表されている通り純粋なんでしょうね。彼は絶対人を差別せず悪く言わないのでこの作品のオアシスでもあります。またそんなダイでも魔王バーンへの恐怖と勇者としての重責から逃れようとする弱い一面もしっかり描かれていて泣けます。

アバン先生が生き返った事は賛否両論ですが、やはり導き手が居たからこそのラストバトルだとも思うし、ダイ達アバンの使徒が先生に再会できて良かったなぁと思います。
目立った中だるみもなくちゃんとバーンを倒して最終回を迎えた事はいいのですが、最終回はダイが戻ってきて終わりが良かったです。
クロコダインが雑魚扱いになってしまったのが残念です…。

絵は長期連載の為どうしても変わってしまうのですが、最終決戦が特に全体に肉付きが良くなってしまったけれど個人的に中盤が一番好きな絵柄です。
アバンの書の文章は名台詞で勇気づけられます。沢山の名台詞・名場面があるので巻数は多いですが一気に読めると思います。おすすめです。