東京ミュウミュウ / Tokyo Mew Mew

『東京ミュウミュウ』とは、吉田玲子原作、征海未亜作画による日本の少女漫画作品である。講談社コミックス『なかよし』にて2000年9月号から2003年2月号に至るまで連載され、2002年からはスタジオぴえろによってアニメーションが制作された。
主人公の桃宮いちごは、想い人である青山雅也とのデート中、とあるハプニングによって身体の中に絶滅危惧種であるイリオモテヤマネコの遺伝子を打ち込まれてしまう。それによっていちごは地球を襲うエイリアンと戦うべくミュウイチゴに変身することに。いちごに遺伝子を打ち込んだ張本人、金持ち高校生の白銀稜と喫茶店のマスターである赤坂圭一郎は、仲間を集め、迫り来るエイリアンの魔の手から地球を守り抜くことが使命だといちごに伝える。
いちごと青山の恋の行方、仲間たちとの絆といった恋愛や友情のみならず、大気汚染や地球温暖化などの環境問題をもテーマに掲げた意欲溢れる人気作である。
2020年に新作アニメ化が決定した折、その記念作として本編のその後を描いた『東京ミュウミュウり・たーん』が同レーベル2020年2月号、3月号に掲載された。2022年7月から、従来の声優やスタッフを一新して制作された『東京ミュウミュウにゅ〜♡』がテレビ東京系列にて放送がスタートした。

東京ミュウミュウ / Tokyo Mew Mewのレビュー・評価・感想

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東京ミュウミュウ / Tokyo Mew Mew
10

東京ミュウミュウ(アニメ2002年)

東京ミュウミュウは2002年4月にアニメ放送が始まりました。まず、ヒロイン5人の名前がいちご、ミント、れたす、プリン、ざくろと美味しそうなのでデザートが食べたくなってきます。
桃宮いちごが青山雅也に恋するところからいきなり始まりました。始めはいちごのことを「桃宮さん」としばらく呼んでいた青山でしたが、「いちご」と呼ぶようになってから盛り上がったアニメでした。また、蒼の騎士の登場に視聴者の心は揺れ、最終回まで目が離せなくました。
「東京ミュウミュウは少女5人の変身アニメだ」と言ったらセーラームーンと何も変わらないと思うかもしれません。しかし、東京ミュウミュウはいちごたち5人が、学校生活やカフェでのバイトと、ミュウミュウに変身して敵のエイリアンたちと戦うことを両立して生活しています。学校とバイトと戦士との3つの両立は、セーラームーンでやっていなかったことではないでしょうか。東京ミュウミュウのアニメを当時観たときは何も思いませんでしたが、今は人生の転機を知らせるアニメに思えてきました。東京ミュウミュウは今自分がしたいことを頑張りたくなってくるアニメです。挫折したときにも癒やされるアニメなのでぜひオススメ致します。