キングスマン / Kingsman: The Secret Service

キングスマン / Kingsman: The Secret Service

マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。

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キングスマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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キングスマン:ゴールデン・サークル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『キングスマン:ゴールデン・サークル』とは、2017年に制作されたアクション映画。 『キングスマン』の続編であり、前作と同じくマシュー・ヴォーンが監督を務め、タロン・エガートン、コリン・ファースが出演する。 日本では2018年に公開され興行収入17億円を超えるヒット作となった。 イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅してしまい、キングスマンのエージェントであるエグジーは同盟を結んでいるアメリカスパイ機関ステイツマンに協力を求める。

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1917 命をかけた伝令(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『1917 命をかけた伝令』とは、名匠サム・メンデスが、第1次世界大戦を舞台に全編ワンカット風に描く戦争ドラマ。若きイギリス兵のウィルとブレイクの2人は、敵軍の罠にかかりそうな前線の味方を救うべく伝令を届ける命を受け、危険な道のりを必死に進んでいく。コリン・ファースやマーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチなどイギリスを代表する俳優が共演しており、世界中で高い評価を受け、アカデミー賞では10部門のノミネートとなった。

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ダークナイト ライジング(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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2012年に公開された、アメリカ・イギリス共同制作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。 ゴッサム・シティに平和が訪れ、ブルース・ウェインもバットマンを引退していた。しかしベインと名乗るテロリストが現れ、ゴッサムは再び壊滅の危機にさらされる。 バットマンとして復活したブルースが、窮地に陥りながらも、ゴッサムのために命を懸けて戦う姿が描かれる。

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ジュラシック・パーク(Jurassic Park)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ジュラシック・パーク』とは、1993年に公開されたSF映画である。スリラー、ホラー、パニック、アクション、ドラマなど様々な要素で構成されている。マイケル・クライトンによる同名小説を原作としており、監督はスティーヴン・スピルバーグ。後に続編が公開されるジュラシック・パークシリーズの第1作。 バイオテクノロジーにより作られた恐竜が暴走し、恐竜に追われる恐怖と、仲間を守ろうとする主人公達の絆を描いており、生命や科学技術に関する倫理観が問われている。

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ダークナイト(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ダークナイト』とは2008年に公開された、アメリカ・イギリス共作の実写アクション映画。監督はクリストファー・ノーラン。主演をクリスチャン・ベール、ヴィランをヒース・レジャーが演じた。バットマンとして世の犯罪者と戦ってきたブルース・ウェインが、新たに現れた敵・ジョーカーに翻弄されながら、ゴッサム・シティに必要なヒーローとは何かを模索する姿を描いた作品。

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キャプテン・マーベル(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。

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インターステラー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『インターステラー』とは鬼才クリストファー・ノーラン監督が世に放った壮大なSF映画である。最新技術と物理学者の協力によって映像化された、物理法則に忠実で当時最も本当の姿に近いといわれたブラックホール、ワームホールが話題となった。何年も雨が降らず、深刻な食糧問題を抱えた、人類滅亡の危機に瀕する近未来。元宇宙飛行士のジョセフ・クーパーは、居住可能な星を探す計画、「ラザロ計画」にスカウトされることになる。クーパーは娘に必ず戻ると約束し、広大な宇宙へと旅立った。果たして彼は人類を救うことができるのか。

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パルプ・フィクション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『パルプ・フィクション』とは、クエンティン・タランティーノ監督による1994年公開のクライム映画である。主演はジョン・トラボルタ、共演はサミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン等。アカデミー賞脚本賞とカンヌ映画祭パルムドール賞を受賞した。ギャングであるヴィンセントと相棒ジュールズは、ボスからの命令でスーツケースを取り返すべく、アパートに潜入する。3つの異なる犯罪エピソードから構成されており、ストーリーの時系列と映画の時系列が異なる構成が話題を呼んだ。バイオレンスと乾いた笑いに満ちた傑作群像劇。

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アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。

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インセプション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『インセプション』( Inception)とは、2010年7月に公開されたクリストファー・ノーランが監督・脚本を務めるSFアクション映画である。他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。サイトーのライバル会社を潰すため、息子に夢の中で会社を潰すアイディアを植え付ける(インセプション)依頼だった。夢の中ならではの壮絶なアクションが魅力の映画となっている。

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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(MCU版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・コミック『スパイダーマン』の実写映画化作品としては7作目、再リブートシリーズとしては2作目、また、マーベル・コミックの実写映画で、世界観を共有するクロスオーバー作品として扱われたMCUシリーズとしては23作目の映画となる。高校の夏休みにクラスメイト達とヨーロッパ旅行へでかけた主人公のピーター・パーカーは旅先でスパイダーマンとしての任務が与えられ、再び戦いに出ることになる。

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マンマ・ミーア!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マンマ・ミーア!(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マンマ・ミーア!』とは、2008年にイギリス、ドイツ、アメリカが共同製作したロマンティック・コメディ・ミュージカル映画。 エーゲ海に浮かぶギリシャの小島を舞台に、シングルマザーの母ドナに育てられたソフィが自身の結婚式でヴァージン・ロードを一緒に歩いてもらうために本物の父親を探し出す物語。 今作は世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループABBAのヒット曲で構成されており、見てるだけで思わず歌い出してしまうハッピーミュージカル映画である。

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アンブレイカブル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アンブレイカブル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アンブレイカブル』とは、2000年製作のアメリカ映画。日本公開は2001年の6月。大ヒットとなった「シックス・センス」の次にM・ナイト・シャマランが手掛けた作品。脚本もシャマラン自身が担当した。凄惨な列車事故に遭いながら、ただ一人かすり傷ひとつ負わずに生き残った男が辿る数奇な運命を描く。主演は「シックス・センス」に続きブルース・ウィリス。共演はサミュエル・L・ジャクソン、ロビン・ライト・ペン。

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グランド・イリュージョン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グランド・イリュージョン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グランド・イリュージョン』とは2013年10月に日本公開されたクライム映画。ジェシー・アイゼンバーグが主演を、ルイ・ルテリエが監督を務める。大金を狙うマジシャンのアトラス、マッキニー、ワイルダー、リーブスの4人が「フォー・ホースメン」というグループを組み、マジックショーを行い鮮やかなトリックで復讐を果たすストーリー。彼らの逮捕に乗り出す捜査官との攻防、巧妙に張り巡らされた伏線、マジックの華麗な種明かしが見所。日本での興行収入4億8千万円を記録した大ヒット作品。

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コーチ・カーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『コーチ・カータ』とは、弱小高校バスケ部が、スパルタコーチであるカーターの指導によって成長し、活躍する姿を描いた青春映画。落ちこぼれの集まりであるリッチモンド高校バスケ部に、OBであるケン・カーターが新コーチとして赴任してくる。カーターは、バスケの技術を教えるより先に、まず選手たちと契約を交わす。契約を守らない者は試合に出さないというカーターに対し選手たちは反発するが、徐々にカーターの真意を理解し耳を傾け、相互に信頼しあうようになる。

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ブリジット・ジョーンズの日記(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ブリジット・ジョーンズの日記』とは、2001年に公開されたロマンティック・コメディ映画。原作は作家ヘレン・フィールディングの同名コラムで、結婚相手が見つからない女性の寂しい本音を赤裸々に描いている。ブリジットはちょっと太めのシングル女性で、お酒と煙草が止められず、恋も仕事も失敗ばかり。そんなブリジットの等身大の姿が、世の女性の多くの共感を呼び、異例の大ヒットとなった。温かくて親切で正直な愛すべきキャラクター、ブリジットの恋と仕事を巡るドタバタ劇を描いたコメディ満載のハートフルストーリーだ。

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TENET テネット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『TENET テネット』とはイギリスで公開されたスパイ映画で、時間を逆行する物語。文字通り逆再生で時間が進んでいく。リアルに作り上げていくべく、スタッフや俳優に伝える能力も過去に時系列トリックを駆使した作品を作ってきたノーラン監督ならではの作品。 主人公はCIAの名もなき男。ウクライナのオペラハウスで発生したテロ事件に突入する。任務を終えた後そこで"TENET"というワードを耳にする。テネットというのは謎の組織の名前で主人公は組織の目的を知るために女性科学者のところへ向かうことになる。

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ディープ・ブルー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ディープ・ブルー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ディープ・ブルー』(原題:Deep Blue Sea)とは、1999年にアメリカで公開されたパニックアクション映画。監督はアクション映画を得意とすることで有名なレニー・ハーリン。興行収入は1.6億ドル。物語の主人公スーザンは、アオザメの脳を素材とするアルツハイマー病治療薬の開発を海洋上の研究施設アクアティカで行っていた。遺伝子操作を行った影響で脳が発達し賢くなった巨大ザメは、自らの考えを持つようになり、外界へ出て自由になるという目的のため、研究者や関係者たちを次々に襲撃する。

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シャザム!(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『シャザム!』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のヒーローアクション映画。DCコミックスのクロスオーバー作品『DCエクステンデッド・ユニバース』の第7作品目として製作された、スーパーヒーロー映画である。DCコミックスの『シャザム』を主人公としている。家出を繰り返す孤児「ビリー・バットソン」が、魔術師・シャザムとの出会いをきっかけに、里親と一緒に暮らす子供たちと絆を築いて成長していく。その一方で、シャザムと会った事があるサデウスは、悪の道を歩み始める。

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クルエラ(ディズニー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『クルエラ』とは、2021年に公開された、アメリカ合衆国の映画である。監督はクレイグ・ギレスピー、主演はエマ・ストーンが務めた。舞台は70年代のロンドン、親を亡くしたエステラ・ミラーはファッションデザイナーになることを決意する。ある日、伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネス・フォン・ヘルマンと出会い、自身の才能を磨いていく中で、自分の出生の秘密を知った。ディズニーの映画『101匹わんちゃん』の悪名高きヴィランであるクルエラの、誕生秘話を知ることができる内容となっている。

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ロケットマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロケットマン』とは2019年にイギリス・アメリカ合作で製作された伝記・ミュージカル映画である。グラミー賞を5度受賞した世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。「Your Song」や「Rocket Man」など数々の名曲で知られるエルトン・ジョンが並外れた音楽の才能でスターとなる一方、その裏では様々な困難や苦悩を抱えていた半生が描かれている。製作総指揮にエルトン本人が携わり、エルトン役を演じるタロン・エガートンは歌声を披露している。

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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』とは2016年に公開されたロマンチック・コメディである。ブリジット・ジョーンズシリーズ最後の完結作ということで大きな話題を呼んだ。43歳になっても相変わらずシングルトンのブリジット・ジョーンズだったが、今回はイケメン億万長者ジャックと元恋人マークのと間で恋の三角関係を繰り広げる。果たしてブリジットはどちらを選ぶのか。そして今度こそ彼女は幸せをつかめるのだろうか。世界中の女性に愛されたブリジット・ジョーンズのドタバタ恋愛劇がついに完結する。

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キングスマン / Kingsman: The Secret Serviceのレビュー・評価・感想

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キングスマン / Kingsman: The Secret Service
10

アクションシーンが迫力満点!

主人公はスタイリッシュで紳士的なインテリ系のイギリス人。アクションだけでなくユーモア抜群のスパイ映画です。
物語は人類再生を目論む米国IT長者VS英国テーラー秘密結社(キングスマン)の攻防。そこに主人公である若手新人スパイ「エグジー」の発掘と成長がメインとなる物語。映画ラストでのミッシヨンコンプリート時は一見残酷ではあるが、音楽とともに作り出されるド派手の演出がどこかポップでもあり美しいとも思える。
今回紹介した作品は2015年公開の1作目で、2作目は2018年公開、3作目は今年公開される予定。
アクションシーンはカメラが縦横無尽に動き回って撮影しているため、まるでワンカットのように見えるアクルバティックさが迫力満点。さらに紳士的なスパイ組織であるキングスマンの戦闘服はスーツ。戦闘アイテムもビジネスバッグが盾になったり、傘が銃になったりとまさに英国紳士。アクションシーンはハラハラドキドキ。ユーモアも含まれているためクスッと笑える。アクション映画が苦手な方でも見やすい作品であると感じた。
シーン展開、アクション、師弟愛と家族愛、脚本センス、全てにおいて満足できる作品となっているため多くの皆さんに楽しんで頂けると思う。

キングスマン / Kingsman: The Secret Service
9

音楽を使った最高の演出

スパイ組織の爽快でスタイリッシュなアクション映画!
第二弾まで公開済みのスパイ映画で、コリン・ファース演じるエグジーがスパイ組織に加入するところから始まり、その後敵の基地に潜入、敵を倒して世界を救う壮大な話です。
敵をどんどん殺していく様や、スパイ仲間が殺されることもあるなど結構残酷なシーンは多いです。
ただ、残酷なシーンの選曲がとにかく素晴らしいのでとてもポップに仕上がっていて、グロい映画があまり得意でない人でも見れる映画だと思います。
むしろ、残酷にも関わらず鳥肌が立ち、思わず美しい!かっこいい!と思ってしまうような素敵なシーンが沢山出てきます。
第一弾では、あの威風堂々にのせて敵が花火のように美しく散っていくシーンがありますが、壮大な音楽にのせて敵が倒れていく、このシーンを見るためにキングスマンを見ても損しないのではと感じるほどでした。
また、エグジーのキャラクターも、この映画のポップさをより引き立てているように感じます。
敵を倒す際のアクションシーンや大逆転劇、仲間思いのかっこいいところも多いですが、女性に目がなかったり、お酒を飲んだり、喧嘩をしたり、その辺にいる若者という良い意味での軽さやギャップがとても良かったです。
映画を見てスカッとしたい方におすすめできます。

キングスマン / Kingsman: The Secret Service
9

不謹慎な紳士

キングスマンシリーズは、こちらの第1作目があまりにもバカバカしく傑作だったと思います。
イギリス映画にありそうな数々の心躍るスパイ道具のガジェットや、序盤から中盤にかけての主人公の成長譚だけで終わればこの映画は平凡な良作に終始していたかと思います。この映画の凄いところは丁寧に積み上げた前半を後半から最終盤にかけて自らの手で全てぶち壊すことです。
物語が折り返す頃、主人公エグジーの師匠であるハリーが教会で大暴れするあたりからこの作品の不謹慎さが見え隠れしますが、このワンカットがもうめちゃくちゃにカッコイイです。一体どうやって撮影しているんだ…?というか、この作品の本番はここからだったんだなあと私は理解しています。
話の中核を担うと思われたハリーを無慈悲に退場させたあと、下品な富豪陣営とお上品(嘘)なキングスマン陣営の直接対決に向かっていくのですが、ウィットに富んだブラックジョークで何度声を出してゲラゲラ笑ったか思い出せないし、アクションシーンは漏れなくかっこいい。善悪の概念が入り乱れ脳内が麻痺してきたところでトドメの威風堂々スパークはもう最悪で最高。イギリス第2の国歌と言われる名曲をあんなに下品に贅沢に使う映画は後にも先にも出てこないのではないかと思います。
続編も見たし続々編も見ちゃうんだろうなあと思いますが、キングスマンは1作目が最悪に最高すぎました。大好きです。評価が9なのは手放しではオススメできないから。これを好きになれない人、絶対にいますから。

キングスマン / Kingsman: The Secret Service
10

スパイ映画の代表作といえば

スパイ映画の代表作といえば、2014年イギリス、アメリカ合衆国のアクションスパイ映画、「キングスマン」が有名だ。

イギリスロンドンにある高級テーラー「キングスマン」。それは表の顔で裏の顔はどこの国にも属さない世界最強のスパイ組織なのである。
幼い頃に父を亡くし母子家庭で育った主人公エグジー、彼は自堕落な生活を送っていた。そんな中、彼はひょんなことから警察に捕まり、ある言葉を思い出す。
亡き父の友人から「危機に落ちいったら使うように」と言われたメダルの番号。縋るように電話をするとあっさり牢屋から釈放される。助けてくれたのは亡き父の友人である、ハリーハート。彼こそがキングスマンの一員であり、本物のスパイである。助けられたことをきっかけにエグジーはキングスマンに入団し、新たな日常が始まる。
上記は主なあらすじである。興味を持たれた方は続けて下記も読んで欲しい。

戦闘シーンなどはかっこよく、またグロテクスな部分もあるが面白おかしく描かれている。
なかなか刺激的なギャグコメディで一部からは生と死について批判されている部分もあるが内容はスカッとするものである。

ギャクコメディーは好き、カッコいいスーツが好き、もちろんスパイやアクション映画が大好きと言った人に対して男女を問わず、おすすめの人作品だ。この中にどれか一つでも好きなのがある方は是非とも一度見てほしい!

キングスマン / Kingsman: The Secret Service
9

これは映画じゃない

傑作映画続出のマシュー監督が今回もやってくれました!本当に素晴らしい映画に出会えた!
DVDで鑑賞したのだが我が家がまさかのディスコ化!サミュエルの言葉を借りるなら「これは映画じゃない」。
とにかくスタイリッシュに次ぐスタイリッシュで、パトカーとのチェイスといい訓練での空中ダイブといいもう飛ばしまくり。挙げ句の果てには頭がパーンする始末w 。
出てくる武器がまた面白くて靴からボールペン、指輪までこの人達の手にかかれば全て武器になってしまうという007並の仕様。というか今回007をやたらリスペクトしていて笑える。個人的には万能傘が気に入った(笑)。
さらにBGMのチョイスがもう素晴らしすぎる。グロい表現がある場面でも、軽快なBGMのせいで何故か見入ってしまう中和反応がおきた。威風堂々で盛大に吹いてしまったよ(笑)。もう何ていうかこの映画おかしい!
何といっても今回の見所はアクション!ブレイドやリベリオンを彷彿とさせる、キレッキレなアクションが畳み掛ける様に炸裂で爽快感半端なかった!特にコリン・ファースの教会での無双があまりにもクレイジーすぎて狂ってしまいそうだった。ノリノリでR指定を鑑賞できる日がくるとは思わなかったよ!

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