NieR:Automata / ニーア オートマタ

NieR:Automata / ニーア オートマタのレビュー・評価・感想

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NieR:Automata / ニーア オートマタ
8

アンドロイドは人間の夢を見るか

本作品は、人間のために作られた人形兵器「アンドロイド」とエイリアンが地球を侵略するために地球へと送り込んだロボット「機械生命体」の戦いを描いたアクションRPGです。エイリアンと機械生命体の侵略によって荒廃した地球を舞台に機械たちの物語が描かれます。

私達プレイヤーは人類存続のため、アンドロイドである「ヨルハ2号B型」(以下、2B)を操作して機械生命体やエイリアンたちと戦っていくことになります。

この作品の魅力は大きく3つあります。1つ目は魅力的なキャラクターです。主人公である2Bを始め、相棒の「ヨルハ9号S型」(以下、9S)やその他アンドロイドたちはそれぞれが別の人格と自我を持っています。そのため、アンドロイドでありながらも喜びや怒り、悲しみなどの感情を持っています。また、敵である機械生命体にも自我のようなものが存在し、それぞれがそれぞれの目的に沿って行動をしています。中には、アンドロイドや人間に友好的な機械生命体も存在し、ゲームの中で彼らと交流することもできます。

2つ目は、簡単ながらも爽快でクールな戦闘です。2Bは2つの武器を装備し機械生命体と戦闘を繰り広げていきます。それぞれの武器に対応した攻撃ボタンと回避ボタン、移動、ジャンプを組み合わせるだけでスタイリッシュな戦闘を手軽に楽しむことができます。例えば、2つの攻撃ボタンを適当に押していくだけでも簡単にコンボが決められたり、敵の攻撃に合わせて回避ボタンを押すことで2Bが分身しながら攻撃を回避、無傷で攻撃に移るといったことができます。

3つ目は、感情を持った機械たちが織りなす重厚なストーリーです。前述の通り登場する機械たちは敵味方を問わず自我を持っています。ストーリーの中で、機械でありながら感情を持つ葛藤や、アンドロイド、機械生命体双方の戦う意味が描かれます。

感情を持った機械たちによって紡がれる「種の存続」を賭けた物語、ぜひプレイして見てください。

NieR:Automata / ニーア オートマタ
10

素晴らしいストーリーとロケーション

人類のために戦うアンドロイドたちと地球を闊歩する機械生命体たちの戦い。中には戦う意思はなく好意的で協力的な機械生命体も存在し、本当に機械生命体は悪なのかとさえ感じることもあるかもしれない。
何度もクリアを繰り返しストーリーが進むにつれて明らかになっていく人類が地球を離れた後、地球では何があったかということや、主人公のヨルハ2号B型やヨルハ9号S型の所属するヨルハ部隊の真実や隠されていた秘密がこのゲームを奥深くしている。
蔦に覆われ崩壊寸前の建造物や砂に沈んだ団地に廃墟に成り果てた遊園地など数多くの美しい風景も素晴らしく、そこを探検するだけでも楽しい。
2010年に発売されたNieR:GestaltとNieR:Replicantの続編にあたるものの、それらをプレイしていなくても楽しめるストーリーとなっている。
エンディングも多数用意され、やり込めるゲームだ。
2019年2月21日には本編にDLCや特典も追加されたNieR:AutomataGameoftheYoRHaEdition/ニーアオートマタゲームオブザヨルハエディションも発売される。風景を楽しみたい人も重厚なストーリーを楽しみたい人もアクションを楽しみたい人も、このゲームなら満足するかもしれない。