アバター / Avatar

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『観るのではない。そこにいるのだ。』というキャッチコピーで3D上映され話題となった2009年公開のアメリカ・イギリス合作のSFファンタジー映画。監督は、「タイタニック」「ターミネーター」などを手がけた、ジェームズ・キャメロン。世界興行収入は歴代1位を記録した。自然豊かな惑星「パンドラ」を舞台に繰り広げられる人間と先住民族ナヴィの戦いを描いた作品。

アバター / Avatarのレビュー・評価・感想

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10

引き込まれる世界観!

一言でいうと、映像美!な作品。
監督は『タイタニック』などの大ヒット作品を出したジェームス・キャメロン。
この作品は2009年に公開されたものだが、その当時に作られたものとは思えないほどの巧みな映像技術が使われていた。
植物をはじめとする自然がまるで人間のように動いているかのように描かれていること、動物たちの動きに全くの違和感が感じられないほどの映像である。
描かれている動物たちがとてもかわいらしいのも魅力的だ。夢の国にでも行ったような気分になる。
上映時間は3時間と少し長めに感じるかもしれないけれど開始すぐに物語の中に引き込まれていく。
最後の最後まで時計を気にすることがなく、とても面白い。終始ワクワクドキドキさせられ飽きることなく楽しめる。
舞台は22世紀の衛星パンドラ。
ここでは星全体のバランスがうまく保たれて、人間や人間が生み出した技術が悪となる。
現世界における問題を扱っていて、人間たちの愚かさや自然に対して人間が犯してきた過ちがどれほど大きいものなのかを私たちに訴えている作品である。
内容も2重3重してみないとわからないような複雑な作品ではなく、1回でストーリーが理解できるので見やすい。
見終わった後に疑問が残らずモヤモヤしない。

アバター / Avatar
10

美しい映像と壮大なストーリー

タイタニックやスターウォーズ等を世に送り出した、有名な映画監督であるジェームズ・キャメロンによる映画作品。
まるでゲームの世界に入り込んだかの様な感覚になる程の美しい映像と、惑星パンドラで繰り広げられる未知の世界の壮大なストーリーに惹き込まれます。

元海兵隊員であるジェイクは脚が悪く、普段は車椅子での生活を送っていたものの、パンドラでアバターとして自身の脚で走り回ることが出来るシーンでは、ジェイクの喜びが伝わってきました。
パンドラに住む先住民、ナヴィの若い娘のネイティリとジェイクが心を通わせるようになったところで、私もジェイクと同様に、人間の生きる世界ではなくパンドラで生きたいと思うようになりそうだと思いました。沢山のナヴィ達とのドラマチックな関わりと、傭兵部隊の隊長であるクオリッチによる攻撃と攻防戦、美しいパンドラを翼竜イクランに乗って飛ぶ疾走感、全てにおいて心がドキドキワクワクします。

私も、夢の中だけでも良いからこの映画の様な世界に行きたいと思いました。元々は、地球の為にジェイクもパンドラに立ち入ったものの、いつの間にかネイティリ達とナヴィとして生きようとする姿には強い共感を得ました。