メン・イン・ブラック3 / Men in Black III / MIB3

メン・イン・ブラック3 / Men in Black III / MIB3

SFアクションコメディーの大ヒット作「メン・イン・ブラック」シリーズの3作目。「魔法にかけられて」「アダムス・ファミリー」を手がけるバリー・ソネンフェルド監督、「E.T.」「宇宙戦争」などSFの名作を生み出したスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮。秘密組織MIBのエージェントJは、相棒であるKや、地球の未来を救うため、タイムスリップし過去の歴史改変を行う敵と戦う。

メン・イン・ブラック3 / Men in Black III / MIB3のレビュー・評価・感想

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メン・イン・ブラック3 / Men in Black III / MIB3
6

昔から変わらなかったんだな。

またまた、あの2人に会えるなんて、うれしい続編でした。
やっぱり、あのコンビは最強だなと思います。
Kが若い頃に、Jがタイムジャンプする話なので、トミーリージョーンズがあまり出てこないです。
それは残念ですが、若い頃のKも今と同じで渋くて、カントリーを聴いてて、同じようにパイを食べてておもしろかったです。
Kのパイの頼み方とかツボでした。
また、今回の敵は、なかなかいいキャラでした。
女に脱獄を手伝ってもらいながら、さよならするところとか、ほんとに悪党って感じでした。
また、新キャラで言うと、グリフィンが意味不明な性質を持っていて、考察したくなるキャラだなと思いました。
Jが初めて彼に出会ったときの困惑した感じが愉快だし、私もああいう態度になるわと笑ってしまいました。
あと、今回も有名人が実は宇宙人ネタもあったし、それに加えて、あの人物がエージェントだなんて、おもしろすぎです。
たしかにあの人はキャラが濃すぎますし、エージェントといわれても違和感がありませんでした。
オチも、親子関係が関係していたりして、なかなか切ないものでした。
JとKの関係の謎も解けた気がします。
これからも2人のコンビを見たいなと思わせてくれる作品でした。

メン・イン・ブラック3 / Men in Black III / MIB3
6

今度はタイムトラベル

人気シリーズの第三弾で、過去にいって、若い頃のKと協力して敵を追うという話。出てくる敵は怖いです。最初に脱獄する様子など、これぞ悪党という感じでいいじゃんと思いました。ただ、過去にいってという話なので、トミーリージョーンズの出番が少なくて悲しいです。でも、若いKも、今のKと性格がおなじで、ああ、彼だなと思えますし、Jは相変わらずふざけてて、でも真剣でかっこいいです。話も結構上手くまとまっていて、わかりやすいし、見やすい話だなと思いました。また、Jの過去もちょっと明らかになって、オールドファンにもうれしい話でした。また、今回は偶然をあやつる宇宙人が出てきて、その人がいい味を出しています。はっきりいって、何をいってるかわかりませんが、???となっているJはかわいいし、その人の見た目もかわいいです。また、新キャラとしてエマ・トンプソンが出ていて、わたしは彼女が好きなのでうれしいです。役柄はKと昔いい感じだった女エージェントで新しいボス役です。Kとのウィットにとんだ会話も素敵だし、立ち振る舞いもきりっとしていてボスっぽいです。とても、面白いのですが、やはりトミーリージョーンズ不足なので、第一弾よりはちよっと低いかなと思いました。

メン・イン・ブラック3 / Men in Black III / MIB3
8

タイトルなし

1997年より公開された地球に潜入したエイリアンの活動を取り締まる秘密組織MIBの活躍を描いたメン・イン・ブラックシリーズの第3作で、2002年公開の前作の2から実に10年ぶりの2012年の公開となりました。
本作では脱獄囚ボリスが40年前にタイムスリップして、かつて自分を捕らえたエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)を殺して歴史を改変する事態になってしまい、唯一歴史改変の影響を受けなかったKの相棒J(ウィル・スミス)はKを救うため同様に40年前に飛ぶことになるが、そこで青年時代のKと成り行きで組む羽目になってしまうというバック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染みのタイムパラドックスものになっているのが特徴です。
ここにおける青年時代のKの役者さんが実にジョーンズ氏とよく似ていて、よく見つけてこれたなあっとい関心してしまいます(笑)、しかし年上のJを「小僧」呼ばわりするのはいかがなものかと?(笑)元からKは口が悪いキャラでしたが(笑)。
内容面に関しても10年のブランクをものともしない、一見不気味ながら妙に庶民的なエイリアン達や、アクションの中でもコメディ的要素をふんだんに盛り込んだりとMIBらしさ全開で最後まで見ていて楽しい作品ですが、ラストは思わず感動してしまうシチュエーションも用意されています。