Sound Horizon / サウンドホライズン / サンホラ / 幻想楽団 / Linked Horizon / Revo

Sound Horizon / サウンドホライズン / サンホラ / 幻想楽団 / Linked Horizon / Revoのレビュー・評価・感想

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Sound Horizon / サウンドホライズン / サンホラ / 幻想楽団 / Linked Horizon / Revo
10

沢山の人生を仮想体験できる

「サンホラは人生」と簡単な一言ではまとめられない程に各CDのストーリーが深すぎる。
各CDがそれぞれ別の世界観を持っていて、それぞれのCDごとに登場人物、主人公がいてストーリーがあるのだが、それがどれも深い。
どのように深いかというと、あるCDは闇があり、あるCDは切なく、あるCDは物語のようで、あるCDはまるで歴史映画を見ているかのような壮大なストーリーが繰り広げられている。
各CDが1つの物語になっていて、トラック1から順番にストーリーが進んでいくので、シャッフル再生は厳禁である。
ミュージシャンなのでもちろんメインは歌と音楽なのだが、セリフ有り、効果音有りとまるでドラマCDを聴いているかのような感覚である。そしてその歌詞やセリフ、効果音といった音情報から、歌詞やセリフに含まれない言外の設定を考察して探っていくのが醍醐味である。時には史実や実在の人物が深く関わっていたりする。
ストーリー面だけでなく、参加している歌姫たちの歌唱能力の高さも驚きである。有名歌手や声優を使用した事もあり、毎回クオリティの高い音源を用意してくる。彼らの歌唱能力の高さは、ライブで特に発揮されている。ミュージシャンのライブに参加すると、だいたいCD音源の方が上手い事が多いのだが、サンホラは違う。CDよりもクオリティを上げてくる事がある。
おすすめです。

Sound Horizon / サウンドホライズン / サンホラ / 幻想楽団 / Linked Horizon / Revo
10

考察するのが好きな方は是非

一言で言いますと物語音楽という他にはなかなかないジャンルの音楽になります。
Sound HorizonのRevoさん(ファンはRevo陛下と呼んでいます)と言えば、進撃の巨人のオープニングを手がけているLinked Horizonの人というとピンとくる方も多いかもしれません。
Linked Horizonがアニメやゲームなどのタイアップになり、対してSound Horizon(以下サンホラ)はどの作品のタイアップにもならない、言わばRevo陛下原作のオリジナルの物語音楽となります。
物語音楽とはなんだ、となると思いますが、その名の通り一曲一曲にストーリーがあり、その曲が次の曲に繋がっていたり、または他のアルバムの曲と繋がっていたりします。
その一つ一つに物語があるので、聴いているとこの曲とあの曲は話が繋がっているのではないだろうか?とか、この曲の登場人物とあの曲の登場人物は年齢が違うけれど同一人物なのではないだろうか?など繋がりを見つけ、考察するのがサンホラの醍醐味となっております。
また、歌詞やメロディーにも意味があり、例えば青は生、紫は死を意味し、それが他のアルバムにも共通していたり、このメロディーは冥府(死)を意味するなど、音を聴いても考察が深まります。
歌詞カードも特殊となっており、歌詞に絵が描かれていたり、歌詞が暗号になっていたりと謎解きが好きな方にもおすすめです。
一曲聴いたら満足というわけではなく、一曲聴いたら他の曲も聴きたくなる、そして繋がりを探したくなるそんな音楽です。

Sound Horizon / サウンドホライズン / サンホラ / 幻想楽団 / Linked Horizon / Revo
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物語を歌にしたアーティスト

SoundHorizon、と聞いてもピンとくる人は少ないかも知れない。しかし、進撃の巨人のOPと聞くとどうだろう?少しでもアニメや漫画に興味のある人なら、聞いたことはあるという人が多いのではないだろうか?

その進撃の巨人のOPを作り歌っているのがRevo、という男性である。そしてこのRevoが以前から活動していたのが、このSoundHorizonというグループなのだ。グループというのには少し語弊があるかも知れない、なぜならこのSoundHorizonの正式なメンバーはRevo、ただ一人だけなのだ。
彼はその都度アルバムによってゲストを変えている。大勢のゲストをいれて、壮大な音と共に、物語を奏でているのだ。
「物語を音楽に」という斬新な発想で、彼は今では多くの固定ファンを抱え、その物語世界の王様として君臨している。ファンは皆国民で、そこに払うお金はもはや税金なのだ。

アルバムをひと通り聞くと、まるで一本の小説を読んだかのような深い世界に引き込まれる。ただ文字を目でなぞるだけではなく、音としての情報も入ってくる上に、セリフだってある。それでもミュージカルやドラマCDとはまた違った魅力のある、新しいジャンルとして確立された物語音楽なのだ。
是非とも多くの方に聞いてもらいたいと思う。
一度ハマると抜け出せなくなる世界観だ。