トイ・ストーリー2 / Toy Story 2

トイ・ストーリー2 / Toy Story 2

『トイ・ストーリー2』(原題:Toy Story 2)は、ディズニー&ピクサーが製作したアニメーション長編映画。日本では2000年に公開された。『トイ・ストーリー』の続編で、ピクサー・アニメーション・スタジオとしては『バグズ・ライフ』に続き3作目の長編アニメーションにあたる。ゴールデングローブ賞作品賞受賞。
おもちゃコレクターに盗まれたことをきっかけにウッディは自分にヴィンテージ品としての価値があることを知り、同じヴィンテージ品シリーズの仲間である「ジェシー」「プロスペクター」「ブルズアイ」達の孤独も知ることで、子どものおもちゃとしての役割を続けるべきか葛藤する。
もともとビデオソフト用作品として制作が進められていたが、急遽映画用作品として制作することが決定し、ピクサーとディズニーの関係悪化の一因となった。とはいえ、本作の大ヒットはピクサースタジオとジョン・ラセター監督の地位を不動のものとするキッカケとなる。

トイ・ストーリー2 / Toy Story 2のレビュー・評価・感想

レビューを書く
トイ・ストーリー2 / Toy Story 2
8

おもちゃ修繕シーン

おもちゃ修繕シーンが楽しかったです。
あんなにたくさんの目玉とか、針とかをまとめた箱もすごいし、ウッディがほんと新品のようになりました。ウッディをいままで見てきたけど、実は薄汚れていたんだなと思いました。1でつけられた火傷も直ってて芸が細かいと思いました。
また、おもちゃ屋も面白かったです。バズはあんなに陳列されていて、ほんと人気商品なんですね。それにしても、もう一人のバズも本物のライトセイバーだと信じていたし、それがバズの仕様ですか。また、おもちゃ屋のところはパロディもあっておもしろかったです。レックスがいるんだから、ジュラシック・パークは必須ですね。この話から、おもちゃと子供たちには必ず別れがあることが示唆され始めて、トイ・ストーリーって切ない話なんだと思い知りました。
しかし、今回の悪役の顛末については賛否あると思います。すべての人が遊びが好きではないように、博物館で静かに暮らしたいと思うおもちゃもいるかもしれません。悪いのは日本の博物館関係者ですね。ウッディがいなくてもいいじゃありませんか。といろいろ考えてしまう映画でした。最後にNGシーンも入っていて小ネタも満載の映画でした。おすすめです。

トイ・ストーリー2 / Toy Story 2
8

悪役がかわいそうな気も、、、

トイストーリーの大ヒットを受けて作られた第2弾です。よく見ると、よくある話であまりなところもあるかもですが、私は結構好きです。悪役の最後がなんかかわいそうだから、それに博物館に飾られるのだって、そういうのが好きなおもちゃもいていいと思うから、それで評価が分かれるのかなと思います。私もそこはちょっと気になります。やっぱりおもちゃには売れ筋とか、あそびやすいものとそうでないものがあって、なかなか遊んでもらえないしでひねくれちゃうのもいるんだろうなと思います。ウッディは持ち主に恵まれたからそれがわかってないと思います。でも、まあ、面白かったです。ウッディが壊れて、それを修理するところが最高です。いろんな糸とか目玉とか入った作業箱が面白いし、細かな作業を見ていると、私もなんか作りたいと製作心をくすぐられました。あと、ヤードセールってのもアメリカの生活って感じでよかったです。それに、今回はウッディが捕まって、仲間たちが冒険をするので、いろんなおもちゃの活躍が見れて楽しかったです。私はスリンキーが好きなので、彼も冒険に出てくれてうれしかったです。仲間も増え、ますます楽しくなったトイストーリー。何度も見たくなる作品です。

トイ・ストーリー2 / Toy Story 2
9

ジェシーの悲しい過去

ジェシーが初めて登場する話です。今のジェシーは明るいカウガールという感じですが、ジェシーは持ち主だった女の子が大きくなって悲しい別れをしたせいで、暗闇が怖かったりひねくれた面がありました。ひどいなと思うけど、たしかに女の子の人形って大切にされる時期は短いかもなと思いました。女の子もバザーに出していたし、そんなに悪気はなかったのかもしれません。ウッディも、ここでいつか別れがくると意識したのかもしれません。それでもまだ遊んでくれるし、おもちゃは子どものものだとジェシーたちを家に誘うのはとてもウッディらしいなと思いました。あとこの話は、ウッディらを日本の博物館に売るみたいな話で、日本のことがよく出てきます。やっぱり、日本って、タク文化と思われてるというか、大人でもフィギュアとか集まるし変わったところだなと思われてんのかなと思いました。とはいえ、ピクサーに日本が登場するのは嬉しいものです。ウッディを助けるため、おもちゃたちが大冒険して活躍するのも嬉しいです。おもちゃの車から落ちたレックスが後ろから追いかけるシーンとか、バズとザーグの関係とかパロディもあって、映画ファンも面白いと思います。

トイ・ストーリー2 / Toy Story 2
9

オモチャは子どものもの

トイ・ストーリーシリーズ第2弾です。ウッディが実はすごく貴重なおもちゃで、日本の博物館に売られそうになるという話です。ウッディの仲間として作られたおもちゃたちは博物館に行くことを楽しみにしていて、彼らを見捨てられないとウッディも日本に行こうとも思いますが、やはり自分はおもちゃでアンディの友達だということで家に戻ることに決めるという話です。1の時も思いましたが、ウッディはおもちゃとしての誇りがあってかっこいいなあと思いましたし、ウッディとアンディの他のおもちゃたちとの友情も素晴らしいなと思いました。確かにおもちゃはみんなのもので大人が集まるのがいけないとか子供っぽいとは思いませんが、でもやっぱり、おもちゃたちは子どもたちとごっこ遊びしたり話し相手になったりするのがは本来の役割なのかなと思いました。子どもの頃から持っているにしろ、大人になって手に入れたにしろ、おもちゃを大事にしたいなと思わせてくれる映画です。本作から、ウッディたちにカウガール、馬という新しい仲間が増えます。この娘も、ボーとはちがうタイプで、男勝りなヒロインでバズが好きになったりして、なかなかおもしろいです。彼女らが増えて、ますますトイ・ストーリーシリーズが面白くなったという感じがします。