ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7のレビュー・評価・感想

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ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
9

今までのFFシリーズとは一味違う意欲作品

今までのFFシリーズとは一味違う意欲作「実験作」だと感じました。
私は今までファミコン版の1から3、スーパーファミコン版の4から6クリアしており、7は初挑戦となりました。8−13は未プレイです。1−6までとは違い、ファンタジー的な要素は薄まり、近未来的なストーリーで、どちらかというと大人向けの作品なのかなぁと感じました。
ストーリーは中々奥が深く、今プレイしてみると魔晄炉とは原子力発電所をイメージしてるのかなぁ、と感じました。魔晄炉のお陰で便利な世の中になったという人もいれば、物凄く環境に悪く、星を滅ぼす可能性があると考える人も居る等、現在の日本と同じように住民の考え方が2つに分かれています。途中エアリスがセフィロスに殺されたり悲しいイベントがありますが、それを乗り越えて主人公のクラウド達は前進していきます。8人の仲間は皆暗い過去を背負っていますが、大きな使命感や自分自身のために奮闘していきます。クラウドの過去から分裂症気味の性格の原因が分かったり、ナナキの父親が実は真の勇士であったり、ケットシーが実は神羅の幹部であったり、色々な謎を解いていくなどしてストーリーが進んで行き、ゲームというより映画を見ているような感覚で楽しめます。
この作品は、ファミコン、スーパーファミコンと当時任天堂の天下であったTVゲーム市場を、ソニーのプレイステーションがNO1になるという、正に大どんでん返しを演出したキラーソフトであり、400万本「歴代FF1位」というビッグセールスを記録したFF史上でも非常に重要な作品です。グラフィックもSFC時代を遥かに凌駕する緻密さであり、当時は革命的なソフトだったと認識しています。当時はまだ若くメジャー作品を避けて未プレイだったが、素直にリアルタイムでプレイしておけば良かったと後悔しております。もし、まだ未プレイでしたら、是非この作品をプレイしていただきたいと思います。

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
10

ロープレの珠玉

この作品はPS(無印)時代にリリースされたため、どんどんとキレイになっていくグラフィックを伴った現存ゲームに比べれば、ヴィジュアル面では劣るかもしれない。けれど、90年代にあれだけの画像が作れたことや、色彩の多彩には本当に脱帽する。それに、音楽がまた素晴らしい。戦闘時の音楽はさることながら、ラスボスがテーマソングを持っているなんて、あれが初めてではないだろうか。しかもラスボスが美形で、どこかぶっ飛んでいることをあわせて考えると、本当にあの音楽は素晴らしい。
ラスボスのことから触れたが、他にもキャラクターたちが皆魅力的なのだ。どこか冷めた主人公や、星のために命を失うこともいとわない女性。他にもたくさん主要なキャラクターがいるのだが、その誰もが魅力的で、かつ、深いものを抱えている。チームではない、敵キャラクターですら、皆が皆、魅力的なのだ。それらに触れながらも、話は進んでいくため、シナリオがまた素晴らしい。
あれほど引き込まれたゲームはなかなかないといってもいい。様々な話を盛り込んでいるにもかかわらず、それでもそれらを上手にまとめ上げ、感動のラストまで持って行っている。ロールプレイングゲームが好きならば、一度はやってほしい作品。

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
8

FFシリーズの傑作、ファイナルファンタジーⅦは今でも語り継がれています

FFシリーズは1987年に第1作が発売されたRPGのゲームのシリーズで、全タイトルの世界累計出荷数、ダウンロード数は合計1億3500万本以上にもなります。それまで業績の芳しくなかったスクエアはこのシリーズのヒットにより、一躍有名なゲーム開発会社になりました。
中でも人気が高いのが、1997年に発売されたファイナルファンタジーⅦ(セブン)。このゲームの世界観はかなり深いです。
青年クラウドがアバランチという地下組織のメンバーと出会い、神羅という巨大企業の陰謀に立ち向かうはずが、それが後々惑星そのものの命運を賭けた戦いにまで発展します。星の地中深くには魔晄と呼ばれるエネルギーが通っていて、神羅カンパニーはその魔晄を汲み上げて供給し、繁栄を謳歌していました。しかし魔晄を汲み上げ続けることで、星は確実に寿命を縮めています。この辺りはフロンガスによるオゾン層の破壊などといった現実にもある環境問題とリンクしていて、先見性も感じます。
キャラクターもそれぞれに個性があり、主人公クラウドは一見クールでカッコよく、元ソルジャーという神羅カンパニー専属の戦士の華やかな経歴の持ち主でした。それが物語が進むにつれ、過去に挫折した経験があることが分かるようになります。このように、完全無欠のヒーロー像が崩れて人間的な側面が現れるという、ファイナルファンタジーⅦはあらゆる既成概念を打ち破った、まさにRPGの金字塔といえます。今でもプレイしてみることをおすすめしたいです。