Oasis / オアシス

Oasis / オアシスのレビュー・評価・感想

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Oasis / オアシス
9

心にしみるOASISの音楽

OASISといえばイギリスのビッグバンド。ビートルズの再来と呼ばれたモンスターバンドで、ブリットポップ・ムーヴメントを起こしました。日本でもCMで何曲か起用されていて、そのたびに多くのファンを獲得しています。
主要メンバーは何といってもギャラガー兄弟でしょう。ノエル歌声は甘く、優しくそれでいてどこか少し切なさを持っているところが好きです。楽曲は兄のノエル・ギャラガーがほとんど作詞作曲ををしています。あのポール・マッカトニーもお気に入りの曲が何曲かあるそうです。そしてその弟、リアム・ギャラガー。兄のノエル・ギャラガーとは対照的に野生感にあふれ、唯一無二のロックスターの歌声でいつもしびれてしまいます。歌うときはお決まりのポーズがあって、両手を後ろで組みマイクに下から、まるでガンを飛ばすように押し付けて歌います。ギャラガー兄弟のほかのメンバーは少し入れ替わりがあります。一時期ですがなんと、ギャラガー兄弟が敬愛するビートルズのドラマーのリンゴスターの息子、ザックスターキーが務めていました。メンバーの入れ替わりがあってもOASISの曲、歌の本質は変わることはありません。ロックスターですが優しくもあり激しいロックのビートを聞かせてくれます。

Oasis / オアシス
10

ファッキンクールな英国の国民的ロックバンド!

古今東西伝説のロックバンドと称されるバンドは多数存在するが、カリスマ性や音楽性、強烈な個性を放つ二人のフロントマン、というモンスターバンドの条件を満たすのが、イギリスを代表するロックバンド・Oasisである。
二人のフロントマンとは、ボーカルのリアムギャラガーと、ギターボーカルのノエルギャラガーである。言うまでもないが、この二人はマンチェスター出身の兄弟である。
ロックンロールの歌い手として、天性の歌声を持つ弟と、稀代のソングライティングスキルをもつ兄が生み出す唯一無二の世界観は、聴衆を圧倒し、思わず両手を上げてアンセムを叫びたくなること間違いなしである。

イギリスという国は、日本とは異なり階級社会であり、中産階級ではなく彼らはマンチェスターの公営住宅で育ったアンダークラスである。
そうであるがゆえに、同じバックグラウンドを持つビートルズに対する思いは一種の崇拝に近いものがあり、曲についてもビートルズからの影響を強く感じさせるものが散見される。
労働者階級を愛し、マンチェスターシティを愛し、母を愛した彼らと同じく、ブリットポップムーブメントを牽引したブラーを並べ、前者を選んでしまうのは無理もない。そこには、純粋なロックンロールという音楽に対して真摯に向き合おうとする2人の生きざまが存在するからである。
また、彼らの曲を聴いていると常にどう生きるかという問いを自分にぶつけたくなる。それは、デビュー曲『スーパーソニック』にもあるように「他の誰にもなれない、お前はお前だ」という強烈な問いである。