HELLSING

HELLSINGのレビュー・評価・感想

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HELLSING
8

OVAの出来が素晴らしい

1990年代のアニメ放映終了後よりOVAシリーズであるUltimateシリーズが開始されたのですが、まずファンを卒倒させたのがOVAの発売頻度であることは言うまでもありません。
OVAは漫画原作と同様の10巻構成なのですが、凡そ次のOVAが出るまでに短くて1年、長いと1年半程度待たされてしまう状態でした。
しかし、OVAの内容はその発売頻度の不安を一切かき消してしまうほどの出来栄えでした。
地上波放映版は最終的にアニメオリジナルの展開となったこともあり、OVA版は原作に忠実に描かれております。
何より絶賛されるべきは1~10巻まで10年以上をかけたのに、出来栄えがそこまで変わらないことといえます。
OVA中盤になってくると大掛かりな戦闘シーンも増えていくのですが、見栄えはそのままに細かいところへの描写もぬかりなく実施されており素晴らしいとしか言えません。
後半にかけて戦闘のスケールが大きくなり、一部CG等も使用されております。

原作にて映像化自体が難しいとされた部分も繊細に描かれており、製作者様の情熱が伝わってくるようです。
そもそもの内容などもあり、万人受けする内容ではありませんので評価を8にしておりますが、非常に熱のこもった良い作品だと信じております。

HELLSING
10

見て損はなし!

笑いあり、シリアスあり、燃え要素あり、一言で例えるならばまさにヒラコーワールド全開の作品と言えるだろう。もしあなたが、平野耕太氏の作品を知らないのであれば、この機会に視聴をすることをお勧めします。
この作品は、少年画報社のヤングキングアワーズで1997年5月2日から2008年11月号まで連載されていた作品であり、少々古く感じられるかもしれないが、間違いなく最高の作品と言える。
主に20世紀末のイギリスを舞台とし、大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」に所属するインテグラ、アーカード、セラスの3人を主軸に展開する、吸血鬼と吸血鬼ハンターとの戦いを描いたバトルアクション漫画である。
「平野節」と呼ばれる作者独特の過激な台詞回しが大きな特徴である。
題名の「ヘルシング」はブラム・ストーカーの恐怖小説『吸血鬼ドラキュラ』の登場人物ヴァン・ヘルシング教授に由来し、ヘルシング教授の子孫が主人公の1人インテグラとされる。
作者本人の過去の作品からの登場人物(名前、外見問わず)の流用が多く、また、ナチスの残党やイスカリオテ機関などの設定の原型も同様に見られる。
2001年にゴンゾ・ディジメーションによってテレビアニメ化され、その後は2005年にサテライトによってOVA化されている。
米国では、2003年から英訳単行本7巻が刊行され、2006年には大手出版業界関係とNBCの協力で行われる「クィル賞」の「読者が選ぶベスト本」ベスト・グラフィックノベル部門に『NARUTO -ナルト-』と並んでノミネートされた。また、日本でも2006年「日本のメディア芸術100選・マンガ部門」で22位に選ばれている。