氷室京介

氷室京介のレビュー・評価・感想

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氷室京介
10

アルバム『Missing peace』について

元BOOWYのボーカリストであり、ソロとして活躍していた氷室京介がロサンゼルスを拠点にして、LAのミュージックを起用し制作された1996年に発表した、オリジナルアルバム。

ミキシングエンジニアに世界的に有名なニールドーフツマンを起用。スティングなどの超有名なアーティスト作品を手掛ける世界的エンジニアである。
当時36歳であった氷室京介の脂の乗りきった声と、氷室の美学が全面に出された世界観で、聴くものを圧倒させるクォリティを誇る。
全10曲入りだが、1曲1曲の完成度が高く、バーラードでは、その世界観に引き込まれる。
捨て曲無しの、アルバムで後に続く氷室京介が自身の最高傑作と称する『i dea』に少なからず影響を与えたアルバム。
渡米後、LAを拠点に活動し、自信をセルフプロデュースする形をとっているが、1996年頃から、自分自身の音楽事務所を設立し、レコーディングスタジオを作り原盤管理を行うようになる。
日本でBOOWYの頃からの根強いファンを持ち、引退後の今でも、その人気は衰えるどころか、ますます、カリスマ性が高まっている。
ライブグッズは瞬く間に完売続出で、今では高値で取引されている物も数多く出回っている

氷室京介
10

氷室京介のカッコ良さとは

氷室京介は完全引退こそしていないものの、現在は耳の不調によりライブ活動を休止している状態です。この事から分かる通り、氷室は非常にストイックで妥協を許さない性格なのです。
もともとはBOOWYという伝説のロックバンドのボーカリストであり、同郷の群馬県高崎市で面識のあった布袋寅泰らを誘い、このバンドを結成しています。当初は人気が出ませんでしたが、ライブハウスでの過激で観客を引き寄せるパフォーマンスで、アンダーグラウンドの現場では知る人ぞ知る存在だったのです。テレビにはほとんど出演しないものの、その勢いは凄まじいものがあり、ライブの動員やCDの売り上げを順調に伸ばしていきます。そして人気の絶頂期で突然バンドの解散宣言、この辺りに彼らの美学があらわれている様に思います。
ボーカルの氷室はソロに転身後、その歌唱力とルックスでカリスマ的人気を集めます。常にクオリティやカッコ良さを追求する彼は、私生活を明らかにせずテレビ出演も相変わらず少ないまま、それでいて圧倒的なライブパフォーマンスを見せ続けます。楽曲と声の良さや歌唱力、他のアーティストや一般人が真似したら笑われてしまうようなステージアクションでも、氷室がやったら様になってしまう、そんな唯一無二のアーティストといえるでしょう。