機動戦士ガンダムSEED / Mobile Suit Gundam SEED

機動戦士ガンダムSEED / Mobile Suit Gundam SEEDのレビュー・評価・感想

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機動戦士ガンダムSEED / Mobile Suit Gundam SEED
3

見せている方が被差別側ってのはイマイチしっくり来ない

物語の前置きについて何もせずに生まれた人間「=ナチュラル」と比べて、遺伝子操作によって優れた能力で生まれた人間「=コーディネーター」が増えて、コーディネーターは宇宙に出てスペースコロニー「プラント」で暮らし出すが、ナチュラルがコーディネーターへの嫉妬劣等感恐怖とテロきっかけで互いに大多数の死者が出て、そこから戦争になり膠着状態、ってのが物語が始まるまでの経緯です。序盤は明らかに1stガンダムをなぞっているこの作品、1stガンダムにおいてはコロニーの宇宙移民は元々地球に人が増えすぎたから追い出された側で、また宇宙に出ても地球に残る特権階級に支配されていて自治権持っていなかったから、ジオン公国が出来て独立の交渉も続けていたものの結局戦争になったって前置きです。つまり被差別の弱者が限界に来て反旗を翻した分かりやすく納得のいく設定になっているが、この作品では「コーディネーターはナチュラルを見下している」「でもコーディネーターは差別されている」ような描写がされており、優れている、少なくともそのように設定上している、見せている方が被差別側ってのはイマイチしっくり来ない。「優れた技術を持ってるだけ、なら日本の歴史をちょっとでも深く知れば分かる通り容易に被差別民になりえるが。」コーディネーター側、プラントは結婚統制による出生率低下で危機云々なんてことも作中ほんの少しだけ言われているが、コーディネーター側がそんなに子供が生まれなくて危機なら優れていようともそれこそ戦争なんてやってる場合じゃないだろうと思いました。