監獄学園 / プリズンスクール

監獄学園 / プリズンスクールのレビュー・評価・感想

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監獄学園 / プリズンスクール
8

ギリギリアウトの監獄

監獄学園と聞いて、まずどのような作品を想像するだろうか。難しい作品を思い浮かべる人も少なくないだろうと思う。しかし、この作品は一言で言えばギャグアニメだ。加えるなら、ちびっ子には絶対に見せたくない、大人が腹を抱えて笑うギャグである。
男女共学の初年に入学してしまった男子五名と、彼らを陥れようとする「裏」生徒会の攻防を主に描いた作品だ。神谷浩史演じる「キヨシ」を主人公とし、三国志オタクの「ガクト」、気は優しくて力持ちのマゾヒスト「アンドレ」たちを含む非常に濃いキャラの男子たちが、序盤で女子風呂の覗きを決行し、捕らえられるところから全ては始まる。男子高校生の悲しいサガである。
共学に断固反対の姿勢を貫く「裏」生徒会の役員たちも、自由自在にカラスを扱う会長を始め、豊満なボディを惜しげなく晒す副会長等の濃厚なキャラクターたちがこの作品のアウト感を前面に押し出している。
学校内に(何故か)存在する監獄、通称プリズンに収容されたキヨシたち五人が、厳しい監獄生活をブレイクしようと奮闘する様を、これまた豪華なキャストが演じており、馬鹿馬鹿しい青春を、見る者の笑いに変えてくれる。映画等の作品タイトルをいじったサブタイトルを見るだけで、ふっと笑みがこぼれる人もいるだろう。頭を空っぽにして笑いたいときにオススメの作品だ。