アントマン / Ant-Man

アントマン / Ant-Man

マーベル・コミックのスーパーヒーローの中でも、身の丈1.5センチの最小ヒーロー「アントマン」を実写映画化した作品。元泥棒の主人公が、天才科学者が発明した、体の大きさを自在に縮小できる特殊スーツを身に包み、科学者の指示のもと、アリたちの助けを借りて邪悪な敵に立ち向かう。2015年制作。

アントマン / Ant-Manのレビュー・評価・感想

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アントマン / Ant-Man
8

戦うところがおもしろい。

小さいヒーローというのがすごく斬新で面白かったです。
見せ方もなんかぐーんと小さい視線に変わってかっこいいし、戦う場所もいいと思いました。
おもちゃが見えると、なんかトイストーリーとかホームアローンのような感じがして、すごく楽しい気分になります。
ヒーローになった経緯もおもしろくて、今までこんな経歴のやつはいなかったなと斬新に感じました。
でも、明るいユーモアたっぷりのヒーローがいてもいいと思います。3人の仲間ってのもいいし、トレーニングシーンがあるのはトレーニング好きとしてはたまりません。
ありがたくさん出てくるところはゾワゾワしてしまいます。虫はあまり得意じゃないので、嫌ですね。
でも、昆虫って実は強いらしいし、相棒としてはいいのかもしれまん。
虫がたくさん出てくるとは事前に知らなかったのでちょっと嫌でした。嫌いな人は要注意です。
娘役の子どももかわいかったです。彼女が出ているシーンはもうずっと顔が笑顔になっちゃうって感じです。
ストーリーもわかりやすく、これだけ見ればわかる話だったし、とても楽しく見れました。
暗い感じのヒーローものも好きですが、明るい話もいいなと改めて感じました。
ヒーローものはいろいろあるけど、この話はお気に入りの一つです。

アントマン / Ant-Man
7

アメコミヒーロー映画感想

2015年に公開されたアメコミ原作のヒーロー映画でマーベルコミックの「アントマン」の初の実写映像化作品で、MCUとしては12作目にあたり「フェイズ2」の最期を飾る立ち位置の作品です。
主なあらすじはバツイチ・無職・前科ありの冴えない男スコット・ラングが盗みに入った屋敷で見つけた体が小さくなれる特殊スーツを見つけ、あらかじめそうするよう仕向けた開発者のピム博士から危険なイエロージャケット破壊の任務を依頼され…というものになっています。
アントマンの最大の特徴である身体を自在に縮小できる能力が本作最大のウリとなっていて(のちの作品では縮小どころか巨大化も可能でしたがそれはまた別の機会で)、小さくなっても破壊力は凄まじく戦闘シーンも迫力がありますが、端から見てたらスケールが小さく見える等随所にコメディタッチな演出も挿入されているのが楽しく(笑)、主人公スコットのやや頼りなさはあるものの娘の為に懸命になるひたむきさやスコットの悪友達のキャラクターなど前編陽性な雰囲気の作品に仕上がっていた観ていて楽しい作品となっています。
一方でアント=蟻を意味し、縮小以外にもアントマンの能力として蟻達を使役できるのがありますが、虫が苦手な人には多少「ウっ」ってなるかもしれません(とはいえ本作の蟻達は極力愛嬌をだすよう描写されてますが)。
単体の映画でも楽しめますが、MCU的にはファルコンがゲストで登場し、スコットをアベンジャーズにスカウトするきっかけになる流れにもなっていますね。