GLAY / グレイ

GLAY / グレイのレビュー・評価・感想

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9

「ダサかっこいい」とは、こういうことさ。

GLAYは90年代の音楽シーンをを席捲したバンドの1つですね。若い世代の方にはピンと来ないかもしれませんが、幕張メッセに1日で20万人集めた伝説をご存知でしょうか。今ではおじさんバンドといった彼らですが、全盛期の勢いは巷の男性がこぞってボーカルのTEERUのヘアスタイルを真似するほどの人気でした。ロックバンドといえばクールで冗談が通じないのではないかと思いがちですが、彼らは個々がフリーダムで面白い人柄なので、メンバーを一人ひとり調べてみるのも面白いのではないかと思います。曲も「ダサかっこいい」を体現していますね。見た目は田舎のホストみたいだし曲は田舎の高校生が書いたみたい。時に聴いているこちらが恥ずかしくなるほどダサい曲、けれども真っ直ぐな歌詞とTERUの温かい声によってそれは「かっこいい」曲へと昇華するのです。「GLAYの曲は年を取れば沁みる」という人がいますが、人の心の機微や四季の移ろいは年を取ればより深く感じるもの。そんな曲を20代で作っていたTAKUROには尊敬の念しかありません笑。現在では全盛期ほどの人気はないものの、未だに私のような根強いファンが残っているのは人間臭くダサかっこいい点に惹かれる人が多いからではないでしょうか。

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GLAYのベストアルバム「DRIVE」について

GLAYのメンバー4人は北海道函館市の出身です。1994年にバンドでメジャーデビュー、1997年にリリースされたベストアルバム「REVIEW-BEST OF GLAY-」は出荷枚数500万枚を突破、当時の国内のアルバム売り上げ枚数日本一を記録しました。1999年、幕張メッセ駐車場特設ステージで開催された単発コンサートで20万人を動員し、現時点において、単独アーティストの有料ライブに限れば世界記録となっています。
そんな音楽シーンの記録を塗り替えてきたGLAYですが、2000年に発売された「DRIVE-GLAY complete BEST-」はファンを大切にする彼ららしい仕上がりとなっています。ファン投票によって選ばれた楽曲と、アルバムのリリース前に発売されたシングル「Missing You」が収録された2枚組みのベストアルバムです。
1枚目の「HAPPY SWING」は、バンドの公式ファンクラブの名前と同タイトルの楽曲。「とまどい」は20thシングルで、ジャケットのモチーフにメンバーが1人ずつなって、全部で4パターンあります。「HOWEVER」も人気の高いシングルで、どれも投票で選ばれたのが納得できます。
2枚目にもヒット曲や名曲が収録されています。「春を愛する人」はシングル「口唇」の2曲目なのですが、函館市のような雪深い街で春が来るのを待ち望むような気持ちになります。GLAYはライブに力を入れて活動していますが、このベストアルバムはリピート間違いなしでオススメです。