ほしのこえ / Voices of a Distant Star

ほしのこえ / Voices of a Distant Star

『ほしのこえ』とは、2002年に公開された、新海誠の初の劇場用作品でもある短編アニメーション映画。女性の声優以外のほぼ全ての作業を新海1人が行い、彼の作品が注目されるに従い本作の知名度も上がっていった。キャッチコピーは「私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ。」。
地球外生命体の調査のため地球を発つ長峰美加子。地球で彼女の帰りを待つ寺尾昇。2人はメールで連絡しながら再会を待ち続けるが、流れる時の違いと光の速さで数年かかる距離が、その絆をゆっくりと引き裂いていく。

ほしのこえ / Voices of a Distant Starのレビュー・評価・感想

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ほしのこえ / Voices of a Distant Star
6

新海誠監督最初の頃の作品

アニメ映画のほしのこえについてレビュー、感想を書きます。
この作品は新海誠監督の最初の頃の作品です。
主人公は女子学生で、地球から宇宙に旅立つ事となります。

男子学生と宇宙に行ってもメールのやりとりをするのですが、距離が開くことにより、メールが届く時間と戻ってくる時間が長くなります。
女子学生が遠い星系にたどり着くことになると、女子学生はまだ学生でも男子学生はもう大人になっていました。
宇宙での距離感を上手く表現した作品だと思います。

女子学生がロボットに乗り、宇宙の怪獣みたいなやつらと戦っている中メールをしていくシーンは悲しみを表しているかのようでした。

怪獣とロボットの戦闘シーンは少しリアルでした。
アニメ映画にしては少し画像が雑なところが多くみられますが。
それを抜きにして、ストーリー作品だと思ったほうがよいでしょう。

このアニメ映画は、地球にいる男子学生と宇宙のかなたにいる女子学生の恋愛を描写しているのだと思います。

宇宙だと距離が離れると時間差が生まれるというのも感じましたが、実際のところは分かりません。
そもそも実際にメールはかなたの宇宙に届くのかもわからないですし。