おもひでぽろぽろ / Only Yesterday

おもひでぽろぽろ / Only Yesterday

1991年公開のスタジオジブリ作品。監督・脚本は高畑勲。制作プロデューサーとして宮崎駿も参加している。ひとり旅に出た27歳の私が“小学5年生のワタシ”と一緒に、それまでの歩みを振り返るストーリー。
声優として今井美樹や柳葉敏郎が参加していることも上映当時には話題となった。
キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。

おもひでぽろぽろ / Only Yesterdayのレビュー・評価・感想

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おもひでぽろぽろ / Only Yesterday
7

子供のころのことって急に思い出したりするよね

子供のころのことが次々思い出されるっていう話です。
そういうことってあるよねと思います。
そう思うようになったは、30すぎてからなので、それくらいになった方が共感できる作品かもしれません。
彼女の子供時代は、結構裕福な家庭だし、幸せは幸せだったのでしょうが、子供のときはしんどいと思えることが多かったのだろうなと思います。
お姉ちゃんらと素子が離れていて、一人だけできないことや、親との関係だってうまく立ち回れなくて、あーあ、お父さんを怒らせてとヵ思われていただろうし。
彼女が、演劇がしたかったのに、親に反対されてできなかったってエピソードはひどいなと思うけど、まあ、当時はそういうもの、父が絶対みたいな感じだったのかもしれません。
現代の話は、田舎でいろいろ経験するというものでしたが、たしか姉の旦那のなんかの家なので親戚は親戚なんでしょうけど、よく行くなあとその行動力に脱帽です。
そこで、そこの青年のお嫁さん候補になって、びっくり見たいな展開があるけど、そりゃあ、期待されるよとは思いました。
でも、そんなこと考えてはいないところが、彼女の純粋さを現していたと思います。
そうか、私ってそういう年なんだ、と思ったのでしょう。
今の時代だと、晩婚化だし、あまり関係ないかもしれませんが、この映画の時代背景だと、ちょうど適齢期ですしね。
最後は、うまくいくかもねって感じで終わって、応援したくなる感じでした。