バケモノの子 / The Boy and the Beast

バケモノの子 / The Boy and the Beastのレビュー・評価・感想

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バケモノの子 / The Boy and the Beast
6

涙が溢れて止まらない

九太が熊徹の足元の動きを覚えた瞬間から、今まで暗く寂しかった世界に色が付いたみたいに物語が進んでいった。百さんとたたさんがいい人で、この人たちに物語の進行をさせると見てる人にも寄り添ってくれていて見やすかった。熊徹は九太が大好きで、戦いのシーンは九太と一心同体となって感動した。百さんとたたさんが言っていたあんな生意気な子供が気が付きゃ大きくなって、誇りに思うみたいなセリフは、本当に親が子に対して思う気持ちの代弁なのかなぁと想います。熊徹は親としてよりもあくまでー弟子として育てたんだろうな、だから子供とゆう言葉を熊徹から聞かなかった気がする。それに熊徹も九太から教わる事が出来て変わって行った、熊徹が凄く素敵なキャラクターに変わっていた。そして最後の熊徹の決断には、グッと来ました!「独り」の中で育つ「強さ」もあるかもしれないけど…「独りじゃない」とゆう「強さ」には叶わない…「強さ」への第一歩は、まずそれに気づくことだったのかもしれませんね。そして映画館なのに心から笑ったり、心から泣いた。泣かせに来ているわけではないのに、涙が溢れて止まらない作品。そして内容も分かりやすく映像も綺麗なので、非常に見やすい作品です。

バケモノの子 / The Boy and the Beast
8

親子愛について考えさせられる映画・声優陣は豪華有名俳優がズラリ

「時をかける少女」「サマーウォーズ」など、アニメ映画界で非常に有名な細田守監督の作品とあって、観る前から期待大であった分、個人的には良くも悪くも裏切られたという印象である。
本作では人間の家出少年・主人公「キュウタ」と、札付き問題児である妖怪・「熊徹」の疑似的な親子関係が描かれているのであるが、キュウタの成長に伴い、彼に深く関わりを持つ人間・妖怪の心理描写は子を持つ親なら胸にぐっとくるものがあるだろう。

ストーリーもさることながら、本作品の魅力のひとつは何と言っても声優陣。
役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋、リリー・フランキーなど、有名俳優がキャストを務めている訳だが、違和感はなく非常に配役にしっくりくる演技であると言える。
また戦闘シーンや背景(渋谷の街並みが非常にリアルに再現されている)など、静・動ともに映像が美しく「かっこいい」と感じる部分も。
ストーリーとしては小説「白鯨」を主軸とし、人が持つ復讐心や心の闇との葛藤を描いているのであるが、中盤の盛り上がりに反し、結末が少々ストンと落ちすぎていると感じた。

全体としてはスッキリと観やすい作品となっているため、アニメ作品が好きで、声優キャスト陣のファンである方などにはオススメしたい作品である。