となりのトトロ / My Neighbor Totoro

となりのトトロ / My Neighbor Totoroのレビュー・評価・感想

レビューを書く
となりのトトロ / My Neighbor Totoro
10

ジブリの原点とも言える不朽の名作

主人公の姉『さつき』と妹『めい』は、父と病気で入院中の母との4人家族。
父と姉妹の三人は自然豊かな田舎に引っ越す。
新しい生活の拠点となる家は老朽化で柱も朽ちて今にも崩れそう。
そこはまるでお化け屋敷。
そんな家には『まっくろくろすけ』というまんまる小さなお化けが住んでいるのでした。
まっくろくろすけに遭遇し、驚きを隠せない二人でしたが、家の掃除を手伝いに来てくれたおばあさんに「無害でいつの間にかいなくなる」という話を聞く。
その夜、ケラケラと楽しく笑うさつきとめいの声と共に、まっくろくろすけは夜空へと消えていった。
ある日の昼間、めいは家の庭で遊んでいると、不思議な二匹の生き物に遭遇する。
二匹を追いかけていくと、小さなトンネルを見つけ出す。
トンネルを通り抜けたその先には、先ほどとは比べ物にならないほど巨大な生物が眠っていた。
めいが名前を聞くと、「トトロ」と答えた。
その時の話をさつきや父親に説明するも、まるで信じてもらえない。
本当にいたと主張する場所に二人を連れて行くが、そこにはあの時の道はもう無かった。
「いつかトトロに会えますように」とお願いをするさつきとメイ。
オバケのような妖精のような不思議な存在のトトロと二人の姉妹の繰り広げる、温かくて、なんだか不思議なファンタジーアニメーション。

となりのトトロ / My Neighbor Totoro
10

いつまでも子供心が大切

数あるジブリ作品の中でも、一番子供が見やすい作品だと思います。
会った事もないいきものですが、どこか愛着心がわくトトロ。
お化け屋敷に住むのが夢というお父さんの娘たち、主人公のメイとサツキ。子供の好奇心で、不思議ないきものトトロと出会う。
トトロと出会うことで家で起こる不思議な出来事に、子供の頃にこんな事があったら楽しかっただろうなと、昔を思い出します。
引越したばかりなのに、病気のお母さんの代わりに妹のメイの面倒を見て、お父さんのお弁当を作ったり、小学校6年生の姉サツキのしっかりしなきゃ!という長女の気持ちが伝わります。
不器用だけどどこか優しい友達カンタや、親切なおばあちゃん、メイがいなくなった時に近所の人たちみんなが協力して探してくれる事は、携帯などがなく、連絡を取る事が不便だった昔の田舎の風景を想像させます。近所の付き合いや、周りの人と協力する力する事の大切さに改めて気づかされるはずです。
ワガママを言ったりするまだまだ子供の2人の可愛さが、トトロを通じてより伝わり、なんだかホッコリします。
最初から最後まで、子供の頃の夢が詰まった話という印象があり、入院をしていたお母さんの具合も良くなり、何事も信じれば叶うということを教えてくれている様な感じがしました。