溺れるナイフ / Drowning Love / Oboreru Knife

溺れるナイフ / Drowning Love / Oboreru Knifeのレビュー・評価・感想

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溺れるナイフ / Drowning Love / Oboreru Knife
10

お気に入りの映画になりました。

小松菜奈も菅田将暉もどちらも好きだったので見た作品です。
2人の醸し出す独特な雰囲気、海や山などの自然の土地が合わさってものすごく引き込まれる作品でした。場所が和歌山、方言が広島、アクセントは菅田が関西でその他は関東。
ミュージックビデオみたいなことが延々と。大友を演じている重岡君が意外と萌える。眉毛揃えてるくだりからのキスは、自然で、これは使えるなぁと。やはり、レイプ犯は殺さないと呪いが解けない!
これを新井がしたら洒落にならないなと思いつつ。新潟の山口メンバーもこんな思いしているのかと思って。犯人も仕組んだメンバーも殺さないと。
方言と場所は合わせてくれないと気が散る。半端な広島弁はヤクザみたいで嫌だ。制服も和歌山の本物だそうで。小松と上白石の姿で、これほど違うのかと。顔の大きさで倍ほどの差に笑いが止まらない。
制服も上白石はコスプレに見えるし。どう見てもアラサー。最後は爽やかで救われた。
菅田将暉のバイクに乗る姿に仮面ライダーを思い出した。小松菜奈も菅田将暉もこの作品が一番素敵に映っていると思いました。
ただ、内容に関しては原作を知っていたからこそ気持ちよくみれたのかなあと感じました。
漫画を読んでから観ることをお勧めします。
お気に入りの映画になりました。

溺れるナイフ / Drowning Love / Oboreru Knife
9

青春の感動ストーリー『溺れるナイフ』

『溺れるナイフ』は架空の田舎の温泉街である浮雲町を舞台にした恋愛長編コミックです。
地元の人たちが信仰する神社や祭り、神さんの海などがキーポイントとして登場して風情があり、懐かしい感じがします。

主人公の夏芽は小学生ながら東京でモデルをしている美少女。フラッシュライトの光を浴びることに情熱を感じ、モデル仲間と都会の生活を楽しんでいましたが、父親が家業の温泉旅館を継ぐことになったため浮雲町の小学校に転校してきます。そこで出会ったクラスメイトのコウは地元の大地主の家に生まれ、やりたい放題の傲慢な少年。夏芽はコウの輝きに心を奪われて夢中になります。そしてコウも夏芽の美しさに惹かれていき、中学生になった二人はつき合うことに。しかし、写真集を出したり、CMに出て人気が出ていた夏芽のストーカーが祭りの日に夏芽を誘拐。コウは夏芽を守れず、誘拐犯に負けたことで光を失い、夏芽は傷ついて片耳が聞こえなくなってしまいました。美しい夏芽と、神さまのように特別な存在だったコウ。子供の頃の全能感が打ち砕かれ、闇に迷い、そしてその光を取り戻すまでの感動のストーリーです!少年少女の繊細なむき出しの心が駆け抜け、みずみずしい青春時代が感受性豊かに描かれています。

溺れるナイフ / Drowning Love / Oboreru Knife
10

読んだあとの良い意味での脱力感

菅田将暉くんと小松菜奈ちゃんで映画化もされた少女マンガなので「タイトルは知ってる」という方も多いかもしれないです。
東京で読者モデルとして活躍していた主人公の夏芽が、家族の都合で突然片田舎の旅館に引っ越すことに。夏芽にとっては自然しかない田舎は退屈でたまらない上に、もう東京に戻れないのかもしれないという漠然とした不安感も襲ってくる。いてもたってもいられず、夜の海に繰り出す夏芽はそのとき、「神さんの使い」に会う。

この漫画は、あらすじをまとめようとしても簡単には纏まってくれないんです。いかんせん夏芽が小学6年生の頃から物語が始まって、最後には55歳の夏芽で終わるので。
また、各学生時代が色濃く描かれてるので、自分の青春時代に重ね合わせて読むことも出来るでしょう。

魅力ポイント①
子どもの繊細な感情の揺らめきを余すことなく伝える「瞳」
涙を堪える時や楽しいときの瞳の輝き方が全然違うんです。白黒でここまで表現できるのか、と心奪われること必然です。

魅力ポイント②
臨場感のある「コマ割り」
もはやそこにいるのではないかと思わせるようなコマ割り。枠を用意しておいてもそこからはみ出す人物たち。そこでも「本当にこの子たちはいるのかもしれない」と思わせられてしまいます。

魅力ポイント③
「神さんの使い」のコウちゃんと大友
そこの住人から特別視されているコウちゃんと平々凡々だが思慮深く明るい大友。
大友だけはコウちゃんのことを特別視せずそこがまた、男の友情ってよいな…とタオル片手におんおん泣きました。そういったエピソードが9巻にあるので是非…。

魅力ポイント④
コウ、夏芽を崇拝するカナちゃん
一番人間の良くないとこ出てる子なんですけど、そこがまた憎めないんです。
私に出来ないことをやってのける二人はすごいんだ、だから私は二人のために協力するんだ、そしてせめて嫌われないように少しでも特別になれるように。という独りよがりな考え!そしてそれを実現する行動力!!
一番身近に感じられるキャラでもありますね。

結構暴力的だったり、絶望的だったりするシーンもありますが、それも含めてこの作品の良さですね。
子どもはそういった不平等さをなんとか自らで淘汰するか飲み下すかして大人になっていく。完璧なハッピーエンドじゃないところが大きな魅力ではないでしょうか。
皆さんも是非読んでみてください~!