ファインディング・ドリー / Finding Dory

ファインディング・ドリー / Finding Dory

『ファインディング・ドリー』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した『ファインディング・ニモ』の続編映画であり、その1年後の物語を描いたディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジーアニメーション映画である。極度の忘れん坊のドリーがある事を機に、今まで忘れていた家族を探す冒険を描いている。旅の途中、家族を見つける手掛かりは人間達が海の生物を保護している施設、海洋生物研究所にあると知る。旅の中で親友のニモとマーリンや家族との絆が深まっていく、感動が詰まった映画作品である。

ファインディング・ドリー / Finding Doryのレビュー・評価・感想

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ファインディング・ドリー / Finding Dory
4

話を詰め込み過ぎ

話を詰め込みすぎだし、ちょっとしつこい感じはありました。でもドリーはかわいいし、ドリーの子どもの時の声とか反則級だし、しつこいのはしつこいけど、ドリーの相棒的立場になるタコとかかっこよかったです。ドリーは健忘症で何も覚えてないキャラでしたが、両親との別れにも健忘症が関わっていたなんて知らなかったなと思いました。でもよく考えると、ドリーがいつから健忘症だったのかとかあんまり考えずに見てたけど、子どもの頃からなら苦労も多かっただろうなと思います。タコはなんか消えることができたり、なんか忍者ぽかったです。今回はドリーが主役ということで、マリーンとかが目立たなかったかなと思いました。それに、マリーンとニモも魚なので、なかなか水族館を闊歩するのは難しいので無理がある展開だったと思いました。でも、やっぱり話が込み入っているし、最後の方とかあまりにありえない展開過ぎます。トラックを止めるとか、動物でやるのだって難しいのに、水中動物でするなんて、無理だろと思いました。ラッコを多用していますが、あれは無理だと思いました。やっぱり最初のが売れたからって、続編を作るべきではないのかなと思いました。短編ならよかったかもしれません。

ファインディング・ドリー / Finding Dory
6

ちょっと複雑。

ドリーの子供時代が知れて良かったです。
昔から健忘症だったこととか、そのため両親がとても心配していたこととか、お礼とか言わないといけないよと療育していたこととか、ドリーが健忘症でも明るく生きてきた理由が分かりました。
両親は何処かに行ってしまったという悲しい結末でも良かったと思うけど、そこはPixar、きちんとハッピーエンドでした。なんだかんだいって、やっぱりハッピーエンドがいいですね。
お話は水族館の中をドリーの親を探すというもので、いろんな種類の動物、魚が出てきて面白かったです。それにきちんと性質を捉えていて、さすがだなと思います。
私が好きなのは、タコです。なんか渋くて良かったです。イルカらはちょっとうるさいイメージでした。
あと、マリーンとニモの話はあまりいらなかったかなと思います。マリーンらに会えるのはいいのですが、話が複雑になっていました。ただでさえ、長いのにちょっとなと思いました。
あと、水族館の案内の声を八代亜紀にするのは、悪ふざけにも程があると思います。日本は大事なお客様かもしれませんが、やめてくださいと思いました。
ドリーたちにまた会えた点では良かったですが、ニモの方が面白かったです。

ファインディング・ドリー / Finding Dory
3

話がごちゃごちゃしすぎ

ファインディング・ニモにでてくる、ニモとマリーン親子の友達ドリーが両親を探そうといなくなってしまい、それをマリーンらが探しにいくという話です。ドリーは健忘症をわずらっているのですが、それがいつからなのかとか、ドリーと両親との関係とかがわかって、よかったです。子どもドリーの声なんてものすごく可愛くて、その声で両親を探したり、不安そうにしているところなど、もう胸がキュンキュンでした。ただ、話は詰め込みすぎててよくわからない感じでした。ドリーの水族館時代の友達や頼りになるタコなど、出てくるキャラクターが多すぎるし、みんなに話を作ろうとしすぎだと思いました。そのせいで、マリーンらはあまり出てこなくて残念です。それに、一応は現実世界の話なのに、水族館の動物、魚たちがいろいろ出来過ぎです。もう、ディズニー映画の世界です。ニモのときは、多少無理はありましたが、現実の魚ぽい動きだったのに対し、本作ではそれがあまりなかったので、そこを変えてはいけないだろうと思いました。あまりに現実離れしすぎて乗れない人が多いだろうと思います。たしかに、ニモのときもいろんな種類の海の生き物が出てきて、それもヒットの要因だったと思いますが、今回はよくばりすぎたなという感じです。

ファインディング・ドリー / Finding Dory
8

友情って凄いな

映画「ファインディング・ドリー」は映画館で観ました。家族の絆、そして友情が感じられる映画でした。
あらすじは、忘れん坊のドリーが小さい頃にはぐれてしまった両親を探しにニモやマーリンと一緒に旅に出るのですが、なんせ忘れん坊のドリーはマーリンから「じっとしていて」と言われたのにその言葉を忘れてしまい、一人で両親を探しに行くことになってしまうのです。旅の途中にドリーは色々な海の生き物に出会い、旅のお供としてドリーに協力してくれ、海の生き物の中でも主に協力してくれるハンクは、ドリーについている数字のタグを渡してくれたらそれと引き換えにドリーの両親を探すという条件を出し、二匹は再び旅に出るのでした。
私がこの映画を観た感想は、全体的にファンタジー&冒険という設定だったので、楽しくときには感動して観られる映画でした。前作の「ファインディング・ニモ」に続いての作品だったので、思い出しながら観るとドリーとどんな風に出会ったのかなどの記憶が蘇りました。ドリーが一生懸命に記憶を思い出し、探す姿を観ていると家族の絆、友情って凄いなと思える映画となっていると思うので、みなさんも是非観てください!!