キルラキル / KILL la KILL

キルラキル / KILL la KILLのレビュー・評価・感想

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キルラキル / KILL la KILL
9

熱いアニメ「キルラキル」 キルカ、キラレルカ

アニメ「キルラキル」は天元突破グレンラガンやプレメアでも知られるTRIGGERが制作するオリジナルアニメーション。

主人公、纏流子(まといりゅうこ)は父の仇を探し、形見である片太刀鋏(かたたちばさみ)、父の家で出会った喋る制服、鮮血(せんけつ)を身にまとい、そこで出会った独特ハイテンション少女、満艦飾マコ(まんかんしょくまこ)と友人になり本能寺学園へ転校します。
そこは鬼龍院皐月(きりゅういんさつき)が治める完全実力主義学園。優秀な者には戦闘服にして制服、極制服(ごくせいふく)が与えられ、さらに強力な能力を得ます。

この作品の魅力は挙げればキリがないほど多くあり、キルラキルを見たことのある人ならばその文字を見ただけで「キルラキルで使われてた文字では?」と感じるほど特徴的な文字デザインが随所に登場する点や、多種多様な言葉遊び、個性が豊かすぎるキャラクターに駆け足にも程があるテンポの良さがあります。

物語は全25話に渡って展開し、前半は本能寺学園のシステムと生徒会四天王&鬼龍院皐月へ挑みます。

極制服とは?
父はなぜ殺されたのか?
鬼龍院皐月の目的は?
そして、纏流子とは何者なのか…?

後半は大きく物語が動き、様々な真相が発覚していきます。

キルラキル / KILL la KILL
10

戦闘服と生きる『キルラキル』

服。生活するため絶対必要なもの。オシャレをするためのもの。人それぞれ服に対する考えは沢山あるけれど、それをアニメに落とし込んだ作品はあまりないんじゃないかと思う。
このキルラキルという作品は、簡単に言うと服を「自分が成長するための服」として描かれている。戦って傷ついて成長していく。主人公・纏流子自身の戦闘服との成長の物語だ。

ちょっと重たい雰囲気で書きはじめてしまったけれど、一話を見れば怒涛の展開・猛スピードで繰り広げられるストーリーに釘付けになること間違いなしだからぜひ見て欲しい(筆者も続きが気になりすぎて慌てて一気に借りた)。
個性的すぎるキャラクター(みんな声でかいとにかく叫ぶシーンが多い)や、独特すぎる画面の使い方、デカデカと異様な存在感を放つ赤い文字、同音異字が使われる戦闘用語やちょっと前のヤンキーみたいな戦闘用語、武士の風習のようなものが取り込まれたシーン、熱量が半端じゃないアクションシーン、最後のオープニング曲の使い方、あまり書くとネタバレになってしまうので避けるが「こんなのありかよ!?」となる怒涛の早口言葉も見どころだ。
流子の戦う姿は強くてかっこよくてなんだかジーンと訳のわからないものが湧いてくる。自分が強くなるためのものを着たい、自分の弱さと戦いたいと思わせてくれる作品だと思う。