ヒカルの碁 / ヒカ碁 / Hikaru no Go

ヒカルの碁 / ヒカ碁 / Hikaru no Goのレビュー・評価・感想

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ヒカルの碁 / ヒカ碁 / Hikaru no Go
10

一回は読むべき名作

アニメ化もされた『ヒカルの碁』は小学生を中心に囲碁ブームを巻き起こすほどの影響力があり、実際に、この作品をきっかけに囲碁を始めてプロにまでなった人も多いそうです。更に、連載終了から10年以上がたった今でも定期的にネットで話題に上るほど根強い人気を誇っている作品なんです。

平凡な小学生の少年が、天才囲碁棋士・藤原佐為の霊に取り憑かれたことで囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指す姿を描く作品です。
物語は主人公の「進藤ヒカル」が小学6年生の時からスタートします。最初は囲碁に興味がなく、佐為に言われるがまま囲碁を打っていたヒカルでしたが、だんだんと自分の力で勝利したいと思うようになり、成長していきます。その後、ヒカルは中学の囲碁部や院生を経て対局の経験を踏み、プロの棋士となりました。しかし、もともと才能のあったヒカルが成長したことで、役目を果たした佐為はこの世から消えてしまうのです。この場面はとても悲しくて号泣しました。
佐為が消えたことに対する後悔もあり、1度は碁をやめる決意をするヒカルでしたが、自分の碁の中に佐為の碁を見つけたことで、囲碁に対する覚悟を新たにし、プロとして再出発します。
小学生だったヒカルが真のプロ棋士へと成長を遂げていく過程が丁寧に書かれた不屈の名作です。

ヒカルの碁 / ヒカ碁 / Hikaru no Go
9

遠い過去と遠い未来をつなげるために…

私がお勧めする作品は、大場つぐみ先生の作品「ヒカルの碁」です。この作品をお勧めしたい理由は、三つあります。
まず、23巻で完結していることです。
最近は超長編の傑作マンガが多いですよね?普通に60冊ぐらい超えてしまうような。
正直、私のように「面白そうだけど、最後まで読み続ける時間や体力がない」人間には手を出しにくいです。
しかし、「ヒカルの碁」は全23巻で完結します。このぐらいの長さであれば、私でも集中が切れてしまう前に読むきることができます。
また、対局シーンではそこまで文字数も多くなく、スピード感ある描き方なのも助かります。
次に、作画がとても綺麗なことです。
「デスノート」など、大場つぐみ作品を代表する特徴ですね。「ヒカルの碁」ではまだ作画が現在ほど出来上がっていなかったので、初期あたりは初々しさが感じられます。
しかし物語が進行するにつれて、作画はクオリティをどんどんと上げ、読破するころには美しいとさえ思えるレベルになっています。
最後に、作品自体が分かりやすいことです。
「囲碁」という馴染みの薄い世界を描きながら、囲碁を全く知らない中学生時代の私でも、引っかかることなく、面白く読めました。
細かいことを挙げればまだまだありますが、大味に紹介するとこのような感じです。

もしも興味を持っていただけたなら、一度「ヒカルの碁」、お手に取ってみてください。