北斗の拳 / Fist of the North Star

北斗の拳 / Fist of the North Starのレビュー・評価・感想

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北斗の拳 / Fist of the North Star
8

主人公の無双が爽快

電子書籍に『北斗の拳』があり、昔の人気作であることから読んでみた。

昔のマンガなので絵柄が古いところがあるが、絵は上手なのでさほど気にならない。
体が破裂するシーンなどのグロい描写があるので、そういうのが苦手な人にはおススメできない。
でも、さほどリアルではないので慣れれば嫌悪感はあまりない。

世紀末に核戦争が起こり荒廃した世界。
弱肉強食となった世の中で、主人公の『ケンシロウ』が弱者を虐げる者を倒していくもの。
個性的な登場人物やセリフは特に記憶に残るシーンが多く、ケンシロウが北斗神拳を使って敵のザコを一掃する様はもはや爽快。
敵の中にも信念を持って戦っている人がいて、その敵とのぶつかり合いが熱い。
物語の初めからケンシロウは強く、ほかの仲間のピンチになったところに現れて、敵を倒していくのがかっこいい。
なお戦いはケンシロウばかりで他の仲間が戦う場面が少ないが、それがかえってその仲間の活躍を引き立たせている。

昔の作品といっても古臭さがなく、スラスラと読めてしまう面白さ。
是非、他の人にも読んでほしいと思った。

北斗の拳 / Fist of the North Star
8

実は。

北斗の拳は世界に戦争が起こり、腐敗しきった世の中で荒くれ者たちが暴れまわってるという背景設定のなかに、一人の救世主ケンシロウという一子相伝・北斗神拳の継承者が活躍する物語です。敵キャラは筋肉隆々でいかにも男の子受けのマンガという感じで、物語前半は女性があまり興味をもつような内容ではありませんでした。ストーリーが進むにつれて、ケンシロウの体をはった愛ある戦闘シーン、ライバルではあるが深い悲しみを抱えたキャラクター達、北斗神拳の伝承争いに関わるケンシロウを含む4兄弟の壮絶なストーリー、そして何よりも外せないのがユリアというケンシロウが愛した1人の女性の存在で、彼女が屈強な男たちの人生を狂わせていくストーリーなど、読み応えたっぷりです。自分は数々繰り広げられる壮絶な戦闘シーンで登場する「秘孔をついた、お前はもう死んでいる」というケンシロウのセリフが大好きでした。秘孔と言うのは体の中にあるツボのことで、その部分をケンシロウが指で突くことで、敵キャラ達を一撃で倒してしまうというものです。しかし突く場所によっては難病を治療することもでき、本来は殺人拳法ではなく人助けに使う物であったため、数々の愛あるストーリーが繰り広げられます。そのため物語の後半には女性ファンの方も多くおられました。

北斗の拳 / Fist of the North Star
10

少年漫画の金字塔

「北斗の拳」は少年漫画の金字塔であり、しっかり読んだ事の無い人でも名前だけは聞いた事があるという程の知名度です。
人気の要因はまずはその画風です。
スタイル抜群で筋肉質な体型に、無駄な脂肪が無い顔はスッキリとした面長です。
髪の毛は生命力が漲り、服装もタイトなパンツにロングブーツ、カットオフされたライダースジャケットやマントなどです。
昔ながらの劇画タッチでありながら、現代でも通用するスタイリッシュさも兼ね備えています。
登場人物の魅力も人気の要因です。
「お前はもう死んでいる」というセリフが有名な主人公のケンシロウの姿は、多くの人が目にした事があると思います。
ケンシロウの兄であり最大のライバルでもあるラオウは、「我が生涯に一片の悔い無し」という名言を残しています。
同じくケンシロウの兄であるトキは、ラオウとは対照的に心優しい男です。
ケンシロウと行動を共にする少年バット、少女リンなどは、後に頼もしい大人に成長していきます。
これらの主要キャラクターに殺される、いわゆる雑魚キャラが発する断末魔のセリフも有名です。
それ以外のキャラクターもとにかくカッコ良く、読者が好きなキャラクターを見つけられるのも楽しみの一つといえます。

北斗の拳 / Fist of the North Star
10

是非読んで欲しい王道の漫画

核戦争が起きた後に人の混乱と争いが起きてる中、一人の男が立ち上がった。彼の名前はケンシロウ。北斗神拳の伝承者。優しいケンシロウは街で出会った少女リンを助けて、初めてリンが声を出した。それから少年バットとリンと共に旅をする。北斗神拳を滅ぼすために出来た南斗聖拳の使い手が次々とケンシロウを襲う。ケンシロウのフィアンセのユリアを奪ったシンと再開して死闘が始まる。シンはケンシロウの優しさではユリアを守れないと思い、自ら悪役をかってでて、ユリアを守っていた。シンが亡くなった後、レイと出会う。レイは胸に7つの傷を持つ男に妹をさらわれたと話す。そこでケンシロウが俺の胸に7つの傷があると打ち明けると、レイとも戦う。でもレイが、ケンシロウは妹をさらってないとわかり、友となる。レイは念願の妹に出会いケンシロウに頼んで目が見える秘孔を突いてもらい妹との再会に涙した。そんなレイはケンシロウの長男ラオウに殺されてしまう。ケンシロウがあと少し早くレイの元に行けたら、話は変わってたのかもしれないな。それからラオウとの兄弟バトルが始まる。ざっと簡単に説明したけど、まだまだ主要キャラクターも話も割愛してます。本当に愛と温もりを求めた男の不器用な生き様が描かれた泣ける漫画です。