ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cry

ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cryのレビュー・評価・感想

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ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cry
10

最後まで目が離せない!!同人ゲームサスペンスの金字塔!

「ひぐらしのなく頃に」は、アニメや漫画好きなら一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。
主人公の前原圭一が都会の暮らしに疲れ、家族共々、雛見沢村に引っ越してくるというところからストーリーが始まります。そして、平穏に過ごす前原圭一の周りで起こるいくつもの不可解な事件を仲間とともに解決していくという物語になっています。

この作品は大きく、事件の概要、事件の経緯、事件の解決という3つの章から成り立っており、始めに予想していた内容を大きく覆されるため、最後までハラハラとストーリーを追うことができます。また、小さな伏線も数多く隠されており、ストーリーが進むにつれ少しづつ回収されていくという面白さも魅力の一つです。
今作の舞台となる雛見沢村は実際に存在し、岐阜県白川村をモデルに作られています。そのため、本作を最後まで楽しみ、より「ひぐらしのなく頃に」という世界観に浸りたいという方は、白川村に訪れることで、作中の雛見沢村を肌身で感じることができるのではないでしょうか。日本のアニメ史上、ここまでのどんでん返し、伏線回収があるアニメはないと思います。時間がある方はぜひ「ひぐらしのなく頃に」を観てみてください。

ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cry
7

サスペンスとホラーに感動要素も含めた良作

この作品は序盤はホラー調で物語が進みます。
主人公は田舎の村に引っ越してきた中学生なのですが、村の人々の様子がどこかおかしいことに徐々に気付いていきます。そこからミステリー要素を含んだ展開へと向かっていきます。
この作品は4話くらいごとの章に分かれていて、最初は主人公が惨劇に見舞われる描写が目立つのですが物語が進むにつれてそれらの現象の真実に気付いていきます。

この作品の面白いところは、村という閉鎖的な環境独自のホラー描写が上手い点です。
村から出ようにも、その村の人々は他の街に行くと発狂して死に至るという疫病にかかっているため出ることもできないのです。後に主人公が見舞われていた惨劇は、実は主人公が見ていた幻覚であるということも後に明かされます。更に別の世界線と並行して物語が進むというSFの要素が盛り込まれているところも面白い点です。
最終章のみんなが幸せになれる世界線では、村のみんなが巨悪と戦うのですが、そのラストシーンはかなり感動できるものなっています。悪役として描かれている女性も過去に壮絶な不幸を抱えていてただ単純に憎むべき相手としては描かれていない点も良かったです。物語の最初の方はホラー要素が強く、とっつきにくい人もいるかもしれませんがオススメの作品です。

ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cry
8

ただのホラーマンガじゃない

簡単に言うと、可愛い萌え系のキャラクターが血なまぐさい物語を展開させていきます。ですがそれだけではありません。まずは「ひぐらしのなく頃に」で謎がたくさん散りばめられた物語が展開され、特に目明し編はめちゃめちゃ怖いし、グロテスクです。
1番初めの鬼隠し編でも、ただのマンガなのにビクッと驚かされてしまうページがありました。祟殺し編は辛く、だいたいこの3つの編が出題編と言われています。こちらはだいぶ怖く、え、何故?のように全く何が起きて、何故この人達が死んだのか一切わからない。超人的な力による祟りなのか、はたまた殺人なのか?そこから全く何もわからない状態です。その後、「ひぐらしのなく頃に解」という解答編と呼ばれるものに続き、やっとなぞが紐解けていく形になります。例えば、出題編の鬼隠し編の裏側や、何が起こっていたのかがが解答編の罪滅し編でわかるような作りになっています。特にこの2つの編は映画化もされており、私は1番感動させられました。全ての謎が解答編の最後の祭囃し編で収束させられ、なるほどとなります。
このマンガは、ただ可愛いキャラクターのホラー物語ではなく、感動させられるようなものになっています。解答編からは涙無しには読み進められないと私は思います。