Bentham(バンド)

Bentham(バンド)のレビュー・評価・感想

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Bentham(バンド)
9

心にまっすぐ刺さるハイトーンボイス

Bentham(ベンサム)は、日本の4人組ロックバンドです。2011年に結成し、東京都内で活動を始めました。2014年には、同じKOGA RECORDS所属のバンド「KEYTALK」のオープニングアクトを務め、同年に初のミニアルバムを発売しました。
2015年にはVIVA LA ROCKなどの大型ロックフェスにも出演し、2016年に代官山UNITで初のワンマンライブを行いました。2017年4月「激しい雨/ファンファーレ」でポニーキャニオンよりメジャーデビューし、全国ツアーも開催するなど、とても勢いのあるバンドです。
まず印象的なのは、ギターボーカルのオゼキタツヤさん(通称オゼさん)の透き通ったハイトーンボイスです。メジャーデビュー作の「激しい雨」を聴いてもらえばすぐにわかると思います。曲の最初からハイトーンが炸裂しています。
また、ファンに人気なのはインディーズ時代の名曲たちです。特に2014年に発売した初のミニアルバム「Public EP」の曲は根強い人気で、「パブリック」と「手の鳴る方へ」はライブの定番曲です。どちらもストレートな歌詞とキャッチ―なメロディーが印象的な名曲です。
BenthamはMVも芸術的で人気です。ファンの間で話題にされるのが「クレイジーガール」のMVです。ドラムの鈴木敬さん(通称タカさん)のイントロ演奏時の表情が何とも言えないので、是非YouTubeでチェックしてみてください。
先述したKOGA RECORDSは、音楽の街東京都下北沢に事務所があるので、Benthamが下北沢商店街をジャックしたり、大きな看板が建てられたりします。KOGA RECORDSの名物社長やBenthamのメンバー、同じ事務所のKEYTALKのメンバーまでもが普通に下北沢の街にいます。これを機にBenthamが気になったら是非下北沢に遊びに行ってみてください。Benthamの沼から抜け出せなくなります。