ゴールデン・リバー

ゴールデン・リバーのレビュー・評価・感想

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ゴールデン・リバー
8

4人がどの方もすごい人。

主役4人がどの方も素晴らしい俳優で超豪華だなと思った作品です。
話的には殺し屋とか西部劇とか派手そうな感じで実は地味な話ではあったけど、4人の関係性が面白かったし、兄弟愛、親への思いなども見れて良かったです。
ジョン・C・ライリー演じるお兄さんの歯磨きシーンが最高です。そうか、昔は歯磨きなんてなかったもんねと納得しました。
殺し屋との情報係なのに、科学者の話を聞いて、そっちに迎合しちゃうジェイク・ギレンホール。彼と科学者の友情も良かったです。すごくいちゃいちゃっていうか、仲良くしている場面があるわけではないけど、ああ、この二人は会う時が違えが友達だったんだなってのが分かったし、それを知って嘘をつくお兄さんの良かったです。金って今でも人を魅了するけど、この当時はすごかったんでしょうね。
また、金を浮き上がらせるそんな薬品があるだなんて、錬金術とかそういうことから出てきたんだなってのがわかりました。
そして、もちろんホアキン・フェニックスの弟ぶりも良かったです。ジョーカーのときから彼に魅了されっぱなしです。こういう不良役がよく似合う名って感じでした。
そんなに派手ではないけど、面白い映画でした。

ゴールデン・リバー
7

主演4人がすごい。

主演の4人が4人とも個性的でいい顔していてある意味男前で(本当にハンサムもいるけど)、それだけでも見る価値あったなという感じの話でした。初めての歯磨きとかもあり、ああそうか、今は普通の歯磨きが、この時代くらいに始まったんだとおもしろかったです。また、ウエスタンっぽいところもよかったですし、金の魅力に取りつかれた男というのも哀れでよかったと思います。でも、4人が主役っていうけど、結構早々と退場させられる人もいてがっかりでした。これはもう兄弟の話ですね。私はジェイク・ギレンホールと、ホアキン・フェニックスが好きなので、彼ら2人がもっと絡んでくれたらなと思いました。時代的に、そういう生き方しかできなかったのかもしれない兄弟。その二人が戻ってきたときの母の優しさや、なんだかんだいって弟の面倒を見る兄のたくましさがよかったです。ライリーは最初のほうはそんな目立ってなかったけど、結局彼が主役って感じで、さすが大御所俳優という感じです。この話自体、彼が映画にしたいって持ち込んだ企画だと聞きました。それだけ思い入れの強い作品なのでしょう。そんなに派手ってわけではない映画ですが、いろいろと見どころがある、いい映画でした。