バック・アロウ / BACK ARROW

バック・アロウ / BACK ARROWのレビュー・評価・感想

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バック・アロウ / BACK ARROW
7

これが我が信念!

「グレンラガン」「キルラキル」の中島かずき氏の脚本、「コードギアス」の谷口悟朗氏の監督による、オリジナルテレビアニメ。
中島氏の作風は”アツい”のが定評ですが、本作も期待通りアツい作品でした。
世界観は「壁に囲まれた世界」、テーマは「信念」。ロボットアニメということもあり、中島氏の代表作「グレンラガン」を彷彿とさせます。
登場するキャラやメカも、ムチャクチャ強い敵対国の王や巨大な戦艦など、ある意味セルフオマージュかもしれません。
物語は、突如空から落ちてきた謎の主人公「バック・アロウ」が、壁の向こうを目指し、「壁は絶対であり神」と崇める強大な国との戦い・上位の存在である「神」の使いとの戦いを経て、自分が何者であるかを知り、苦悩の末宇宙スケールの壁の外側へ…というもの。
作画や演出など、やや古臭いイメージがあるものの、バトルやストーリー展開のテンポの良さで飽きずに見ていられました。
クセのある個性的なキャラクターが多いのも印象的でいいですね。
オリジナルアニメは先の展開が読めないのが魅力のひとつですが、ある程度の予測はできてしまう内容だったと思います。
それでも勢いだけでも楽しんで見ていられる、そんな作品です。