ONE PIECE / ワンピース

『ONE PIECE』(ワンピース)とは、尾田栄一郎による日本の少年漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1997年34号より連載されている。略称は「ワンピ」。
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。
夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として人気を博している。また、長年にわたりながら深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴である。
国内累計発行部数、初版発行部数など、国内出版最高記録をいくつも保持しているだけでなく、2015年6月15日には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定された。
海外では翻訳版が57以上の国と地域で販売されている。
1999年よりテレビアニメがフジテレビ系列で放送されており、東映アニメーション製作のアニメ作品としては最長のロングラン作品になっている。
原作に存在する残虐なシーンはカット・変更がなされることがあり、それ以外にも場面やセリフ、時系列といった細かい部分での相違点がいくつか見られる。

ONE PIECE / ワンピースのレビュー・評価・感想 (2/6)

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8

海洋冒険ロマンの超大作!長期連載でも読み続けられる秘訣とは!?

ONE PIECE(ワンピース)は、尾田栄一郎による少年漫画作品で、「週刊少年ジャンプ」にて1997年から連載が始まった。物語は、主人公モンキー・D・ルフィ(以下ルフィ)が、海賊王になるために仲間とともに「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を追い求める海洋冒険ロマンだ。
2022年11月の時点で単行本は104巻まで刊行。2022年8月時点で、国内累計発行部数は4億1000万部を突破しており、『最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ』としてギネス世界記録にも認定されている。海外での人気も高く、2022年8月時点で、海外でのコミックス累計発行部数は1億部を突破している。
ワンピースは2022年に連載25周年を迎えた。連載開始当時は子どもだった読者も25周年を迎えたときには立派な大人だ。では、なぜこのような長期連載でも読者に読み続けてもらえるのか。
理由のひとつとして、本作品が扱うテーマがあげられる。ルフィと仲間たちは、海賊として数々の島を訪れていくが、その島々は特有の問題を抱えている。その問題というのが、『戦争』、『宗教』、『人種差別』など、少年誌で取り上げるには少々重たいテーマなのだ。だが、このおよそ少年誌には似つかわしくないテーマが、大人になった読者を惹きつけている。子どもの読者は、純粋にバトルやギャグシーン、感動エピソードで楽しむ。大人はそれに加えて、現実の世界でも解決が難しいとされるこれらの問題に、ワンピースという作品がどのような答えを出してくるのか、それを楽しみに購読を続けているのだ。
2022年11月の時点で104巻という超大作であることから、新たに読み始めるには長すぎる…と感じる方もいるだろう。しかし、長期連載にも関わらず発行部数が衰えないことから、読者を永年魅了し続けているのは間違いない。年齢を問わず楽しめる本作品、ぜひ壮大な海の冒険の世界に飛び込んでもらいたい。

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今後生まれないであろうレベルの人気長編漫画

同作品は週刊少年ジャンプにて1997年から連載が始まった漫画作品であり、夢や冒険と海賊をテーマに幅広い層に人気がある作品です。
また、2015年には最も多く発行されたコミックシリーズとしてギネス世界記録にも認定されるほどの人気を有しており、世界一人気の漫画だといえます。
長期の連載かつ冒険するというストーリーの都合上、多数の個性豊かなキャラクターが登場するので、魅力的ではあるもののなかなか覚えるのが大変です。
作品内では”悪魔の実”と呼ばれる果実が登場し、食べた人間は能力を得られ、戦闘手段に用いるという王道の能力系バトルも魅力の一つです。
また作者である尾田栄一郎先生は絵を書くのは好きだがストーリーを書くのは苦手と質問コーナーで話していましたが、そんな発言を忘れてしまうほどのアツいストーリーと膨大な量の伏線が張られており、色んな角度から楽しむことのできる作品となっています。
さらには、原作だけにはとどまらず映画やアニメ、グッズなどと幅広い分野においてコンテンツとして人気があります。
しかし、こんなすごい作品にも欠点はあります。それは、連載が長すぎるということ。単行本を1から集めるとなるとかなりの金額になりますし、全部読むのにもなかなか時間がかかってしまします。長いがゆえにおそらくは途中離脱してしまった人も多いことでしょう。
内容はかなり面白いので、9点という評価にさせていただきます。

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自分の生き方を見つめることのできる漫画です。

"主人公のモンキーDルフィが旅の途中で出会った仲間たちと海賊王を目指す物語です。
漫画といえば、少女漫画やバトルシーンの描かれた漫画、ギャグ漫画などのジャンルがあります。この「ONE PIECE」は、戦闘シーンが多く主人公のルフィが敵を倒す姿が、まさに「ルールやしがらみや権力などによって、窮屈になってしまった社会に対して物申す自分」に重なる爽快な感情を抱くことのできる漫画です。

登場するのは、ルールやしがらみ、権力なんて関係なく、自分の信念や仲間のことを考えて行動する主人公のルフィとそんなルフィに救われ、心を打たれた仲間たち。
対して、敵役として登場するのは、「仲間をゴミのように扱う海賊」だけではなく、「市民を守るはずなのに市民から金品を没収する海軍」、「国を支配し、死ぬまで働かせる権力者」、「邪魔者の抹殺を企てる政府」など、本来は味方であるはずなのに、悪事をしてしまう海軍や権力者、政府。そんな敵に対して、自分の信念を貫いて、ボロボロになっても戦い続けるルフィの姿がまさに「自分もこの社会で最後まで戦い続けたい」「自分を見失わず、信念を貫いて生きていきたい」という気持ちにさせてくれます。

バトルシーンが多くても、こんなメッセージのある漫画ですので、老若男女関係なく幅広い世代に親しまれる漫画です。

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映画 ONE PIECE FILM REDを見てみて

スタートから割と早く、ウタ(Adoさん)の歌シーンでした。
映画の大画面、大音量で見たり聞けたりするのはとても迫力があり、良かったです。

賛否両論ですが、歌唱シーンは確かに多めでした。
小学生3年生と1年生の子供たちと見に行きましたが、子供たちも歌が多くて見やすかったと思います。

内容としては、バトルシーンでウソップとヤソップの共闘が見られたり、ルフィとシャンクスも場所は違えど一緒に戦っているのはとても胸が熱くなりました。
その他、赤髪海賊団の戦闘シーンなど、本編ではまだまだ描かれていない部分が見られたのは面白かったです。

ただ、戦闘シーンでいうと麦わらの一味のそれぞれの見せ場はもう少し欲しかったかなとも思います。

ストーリーの部分は、ウタとシャンクスの関係は本当の親子なのか、そうではないのかどちらとも思える予告でドキドキしながら見に行きました。
ルフィとシャンクスの関係性もあるので、ウタが主張しすぎず本編に支障のない物語と考えると、どちらだったとしても本編にとても影響があるのではと心配していました。

映画は見に行ってファンではあるけれど、やはり原作のイメージを崩してほしくはないです。

そんな不安はありましたが、実際はとてもきれいにまとまっており、シャンクスも期待を裏切らないいいお父さんでしたので最後は少し泣いてしまいました。

結果、歌、バトル、ストーリーどれをとっても見どころのある映画でした。
とても面白かったです。

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THE少年漫画

王道の少年漫画だと思います。

仲間を増やして、敵を倒す!

単純なはずだけど吸い込まれるように見てしまうのは、魅力的な登場人物であったり、ふんだんに盛り込まれた伏線、また見事すぎる伏線回収がとても魅力的だからだと思います。
何年、十何年越しに回収される伏線もあり何度も度肝を抜かれました。

私は女性ですが、女性から見ても見やすい絵や、いやらしすぎない女性キャラクターも好感が持てます。
少年漫画は作品によっては絵が合わなくて見ることを辞めてしまうことも多々ありましたが、ワンピースに関しては全くそんなことはありませんでした。

また物語の中の歴史の部分も大切にされているため、矛盾のない歴史の部分も考察要素としてとても面白いです。

その歴史を読み解いていく中で、海賊の冒険という大枠がありながら、世界政府という大きな敵を相手に立ち向かっていくというのもわくわくする展開だと思います。
子供向けのマンガとは思えない、人種差別や人身売買、奴隷問題など壮大なテーマを扱うところは、大人も子供も見入ってしまう内容です。

主人公ルフィは、海賊で無法者ですが、仲間のために戦って気が付かないうちに周りの人のことも救っているというよくある話ではあるかもしれませんが、その規模の大きさがワンピースの魅力ではないかと感じます。

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ワンピースの泣ける名シーン

ワンピースという漫画のメインストーリーは海賊王の宝「ワンピース」を求めて旅をして、その道中に出会った仲間と幾多の強敵と戦い、仲間とともに強くなっていく話です。
この漫画の面白いところはこのメインストーリーだけではなくて、主人公の仲間を大切にするというところだと思います。

多々ある名シーンの中から抜粋してオススメのシーンを紹介します。
チョッパーというトナカイのキャラクターがルフィ達と海賊になるために、お世話になったDr.くれはへ島を出ることを報告にいきます。
ですが、Dr.くれはに反対されてしまい、挙げ句にはメスを投げつけられて追いかけ回されます。そしてルフィたちをソリに乗せて山を降りるチョッパー。
それを見たDr.クレハは空に大砲を打ち上げて「行っておいで、バカ息子」と一言。
Dr.くれはが打ち上げたのはピンクの粉で、この粉が雪に付くとピンクの雪になるのです。
振り返ったチョッパーの目にうつったのは山を木に見立てた桜の木でした。
それを見たチョッパーは声を上げて泣きじゃくります。

このシーンは何度見ても涙が溢れてくる名シーンです。
まだまだ、紹介しきれないほど名シーンがあります。
ぜひ自分の目でワンピースの名シーンを確かめてみてください。

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週刊少年ジャンプ長寿連載漫画「ONE PIECE」

マンガ好きなら誰もがタイトルくらいは耳にしたことがあるだろう「ONE PIECE」。

舞台は「大海賊時代」と呼ばれる海賊が無数に存在し、海軍を要する世界政府と対立する世界。
主人公のルフィを中心に仲間と共に様々なトラブルを乗り越えていく。努力、友情、勝利。まさに週刊少年ジャンプの三本柱のテーマの王道ともいえる作品である。

10年以上にわたって連載しており、毎週読者に連載を楽しみにさせる終わらせ方。そして休載が少なく長期連載を続ける尾田栄一郎先生。
ONE PIECEの特記すべき点は、味方、敵、ライバル全てのキャラクターの立ち方。作品や扉絵に散りばめられた多くの伏線と、その伏線回収の上手さの2点に尽きると思う。

ここがこう繋がってくるのか、前に読んだこの部分はこうだったのか、実はこのキャラクターこうだったのか。
読者が予想できない展開と、読んでいくにつれて明かされる真実。

伏線回収の上手さが際立ち、少年漫画にありがちないわゆる「モブキャラ」がほとんど存在せず、全てのキャラクターにファンがつくのも納得いく描写だ。
ルフィの天真爛漫な性格はまさに少年のまま大人になったようなキャラクター。そんな彼が様々なトラブルを起こすも、仲間と力を合わせて乗り越え、数々の名シーン、名セリフを生む作品。

いろんなキャラクターのセリフ、シーンが心に残り、まだ回収されてない伏線がどう回収されるのか。楽しみで仕方がない作品だ。

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『ONE PIECE』感想

登場キャラクター一人一人を推すことの出来るアニメです。夢は海賊王。そして海賊王の先にある主人公ルフィの夢の果てを叶えに大海原に出て、仲間とともに和気あいあいと楽しく、時には悲しく、希望、夢、絆をもって大冒険します。

自由を愛し、仲間のために命を懸けて国、仲間を助けるルフィ。
いつもは頼りないが自分の中にはだれにも負けない強い意志を持ち、大検剣豪になるため高みを目指し続け、仲間を守り、船長を支えてくれるゾロ。
麦わらの一味を安全な航海に導き、ルフィのことを信じた、頼れる存在の航海士のナミ。
陰の立役者であり、物を大切にし、マルチな仕事が出来、一味の盛り上げ役な凄腕狙撃手であるウソップ。
料理の腕はピカイチで、女を愛し男の鑑と言える素晴らしい男サンジは、ゾロとの日常の喧嘩がコントのようでとても面白いです。
一味の頼れる船医チョッパーは、かわいい容姿やフォルムで大人気。鬼ヶ島では短時間で対抗薬を開発し戦況をひっくり返す大活躍。
頼れる考古学者のお姉さんのロビンは、敵から味方になり仲間を信頼し海賊王に導く凄腕お姉さん。
一味を運ぶ船の作り親フランキーは、自分を改造し全身ロボ人間、男のあこがれビームとロボを操り一味を助ける変態。
音楽家ブルックは過去に仲間を失うつらい経験をしたが、かつてした約束を守るため、骨でも航海し夢を目指す。

個性が豊かで、考察してもしきれないような素晴らしい冒険が広がっています。一度読んだら沼ること間違いない国民的漫画です。

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世代を超えて愛される作品

連載開始から読み続けています。
笑いあり、涙ありの少年ジャンプらしい王道漫画です。
"海賊が主役で海軍が敵"という設定から、本来悪役であるはずの海賊、ルフィ達がヒーローとして描かれているところが新しいなと思っています。
勝った方が正義だ、というところも、「私達の習ってきた歴史も、もしかしたらそうなのではないか?」と、自分が生まれてきたこの世界と重ねて考える部分が多くありました。
ただ面白いだけではなく、随所に政府・人種差別・戦争等、私たちの居る世界に関わる問題も描かれています。その事に大人になってから気が付きました。なんて深い物語なんだろうと感動しました。これこそ、子供から大人まで世代を超えて愛される理由の一つではないかと思います。
また、都市伝説や陰謀論好きにはたまらない、伏線や考察要素を多く含んでいるので、まさに多くの方から支持される作品です。
「連載期間が長い」「話が長くて飽きてしまう」「空島で離脱した」など、まわりから批判も受ける事もありますが、これでも尾田先生はストーリーを厳選して作ってるのになぁと思ってしまいます。私としては、もっと詳しく細かくやってくれても大丈夫だよ!と思うくらいです。
ワノ国編が終わり、終盤に差し掛かっているそうですが、「永遠に終わってほしくない、けれど終わりは知りたい!」という複雑な思いで読み進めています。

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ワンピースの魅力!夢を貫くことの大切さ

ONE PIECEは97年に連載開始した世界的大人気漫画です。
主人公モンキー・D・ルフィが仲間と共に海賊王を目指す物語で、その魅力は少年漫画の鉄板テーマ「努力・友情・勝利」を完全に踏襲し、個性的なキャラクター、緻密に練り上げられた壮大な物語、そこに描かれる人間ドラマ。
少年だけでなく、大人をも魅了してしまう力がONE PIECEにはあります。
ONE PIECEの数多くの魅力の中で今回は、主人公モンキー・D・ルフィとその仲間「麦わらの一味」がそれぞれ持つ「夢」に焦点を当てたいと思います。
麦わらの一味のメンバーは、それぞれに固有の夢を抱いて冒険をしています。
ルフイだったら海賊王になること、ゾロは世界一の大剣豪になること、ナミはまだ誰も書いたことのない世界地図を書くこと。
みんなそれぞれ夢を公言し、仲間と共にそれを叶えようとする強い意志には感動すら覚えます。
夢を持つことの素晴らしさ、初志貫徹することの大切さ、仲間と共に叶えようとする姿は、多くの人の心を掴んでいます。
ONE PIECEの一つの楽しみ方として、それぞれのキャラが「夢をいかにして叶えるか」という点も見どころだと思います。
まだ読んだことがない方も、是非、ご一読されてみてはいかがでしょうか。

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女の子でも楽しめる 冒険ストーリー

ONE PIECEはゴムゴムの実を食べたゴム人間のモンキー・D・ルフィが海賊王を目指し海を冒険する物語です。
かつての海賊王ゴール・D・ロジャーが言った「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる、探せ!この世のすべてをそこに置いてきた」その言葉から始まった大海賊時代の話です。
冒険する中で個性的な仲間も加わり仲間との友情、男のロマンが詰まった作品です。
海賊なので海軍から追われる身だが、ルフィの人柄に惹かれ一時手を貸す海軍もいたり、ただ海軍から逃げるだけじゃないところも見どころです。
戦いのたびに仲間との友情、信頼が深まり、成長していく姿に心打たれます。
戦いの後に毎回行う宴シーンが私は一番好きです。
敵味方関係なく、みんなでバカ騒ぎしてお腹いっぱいになるまで食べる。とてもいい気分になれます。
私が好きなキャラはロビンです。ロビンは考古学者で海賊麦わらの一味の仲間です。
縁あって仲間に加わったロビンは幼いころから政府に追われ、人を信用できませんでした。
しかし、ルフィや仲間たちと過ごすうちに大切な存在に気づきこの人たちは信じていいんだと心情の変化があり、真の仲間となりました。
ほかの仲間にもそれぞれストーリーがあり、みんな悲しい過去があったりと感動してしまいます。
ぜひ見てみたいです。最後に評価を10点満点中9点にしたのはめちゃくちゃ長いからです。
今から全部見るとなると大変です。そのため1点ひかせてもらいましたが、見る価値はあります。
ぜひ見てみて下さい。

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ワンピースの奥深さ

ワンピースというのは1999年から単行本が刊行されている漫画で現在もなお更新が続いているアニメです。
このアニメは主人公であるモンキー・D・ルフィーがたくさんの仲間を集めて、海賊として広い海へ冒険に出て世界一の大秘法ワンピースを手に入れて海賊王になるための冒険をするといういお話で、モンキー・D・ルフィーという男は悪魔の実という食べると特殊能力を手に入れることができる果実を食べることで、体がゴムでできたゴム人間となり広い海をログポースという羅針盤に従って冒険し、それまでに立ち寄った島々でいろいろな人を助けたり、助けることでその人に仲間になってもらったりして大きな海賊団を作り上げていきます。
海賊と聞くと悪いイメージがあるかもしれません。略奪、暴行などなど。
しかしモンキー・D・ルフィーとその一行は自分たちの目指すものに向かって自分が一番楽しい、そして正しいと思えることを続けることでいろいろな人たちに感謝をされながら冒険を続けていきます。
その中でも一番印象に残るシーンはアラバスタ編というものです。
どういうものかというと航海の途中で悪の組織バロックワークスにアラバスタ王国の王女であるビビがスパイとしてバロックワークスのエージェントとして現れます。
戦闘の後にビビに話を聞くとアラバスタ王国はバロックワークスという組織に壊滅させられてしまうとのことであったため、王女ビビを連れてモンキー・D・ルフィーはアラバスタ王国を目指し、国を破壊しようとしていたバロックワークスという組織を破壊します。
このように自分の中にある正しいと思うこと、(この場合国を救うということ)を行いながら冒険をするということに、今まで持っていた海賊=悪という考え方を断ち切られ、斬新なバトル漫画だなと思いました。

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読めば読むほど読みたくなる漫画

今やコミックス全世界累計発行部数が5億部を超え、単一作者によるコミックスシリーズとしてギネス記録にも登録され、老若男女から愛される『ワンピース』についてご紹介させて頂きます。

ワンピースは1997年7月22日少年週刊ジャンプ(集英社)で連載がスタートしました。
連載開始以前に掲載された、パイロット版の読み切りが好評だったこともあり、連載開始後もるろうに剣心に次ぐ集英社の看板作品となっています。
25年以上経っても 日本漫画界のトップに君臨し続けています。

今もなお読者の心をくすぐる魅力は様々あります。中でもストーリーが進むにつれ増え続ける伏線の多さです。
多くの漫画は話の中盤で伏線を回収して、終盤で全て完結する流れが主流だと思います。
例えば、同じく集英社の人気漫画『NARUTO』では、主人公ナルトがどうして九尾の力を得ることができたのか、
サスケはどうして兄イタチに対して恨みを持っているかなど、最終章に差し掛かる際に伏線を回収し切っていました。
しかしワンピースでは、最終章に差し掛かった今でも伏線回収できていない部分が多くあります。
Dの名を持つもの、最後の島ラフテル、黒ひげ海賊団、イム様。小さなものもあげればまだまだあります。
ですがここにワンピースの魅力が詰まっていると思います。

読んだことある人は、その魅力に惹かれている人がほとんどだと思います。まだワンピースを読まれてない方は一度読んで見てください。
一巻いや一話から実は伏線が張られているかもしれません。一度読んでみたらもう一周見て下さい。
気付いてないことが沢山あるはずです。おすすめは三周目読む際にネット上の考察を見てから見るのもありだと思います。
世界中の読者の考察を見て、そこに自分の意見を踏まえながら読んで見て下さい。いつの間にか麦わら海賊団と海へ出て冒険しているかも。

本日は最後まで読んで頂きありがとうございました。1人でも多くのワンピース愛読者が増えれば良いなと思ってまいす。

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忘れた頃にやってくる!?伏線がとにかくヤバい!!

興奮や感動、カッコよさ、人として大切なことなど、例を挙げるときりがないくらい魅力的な作品です。

特に私がお伝えしたいのは、ワンピースの代名詞といっても過言ではない”伏線”です。
(あくまで、個人の見解です。)

たとえば、マンガ280話の扉絵「ミルク売りのモーダの悩み」にも伏線が含まれていました。

ミルク売りの”モーダ”は扉絵にしか登場しませんが、川で溺れていた”エース”を救出した命の恩人です。
最終的にエースがモーダの手紙を海兵の父親に届けてあげる、というストーリーで幕を閉じました。

これだけを見ればただの扉絵ですが、ここで終わらないのがワンピースです。

マンガ904話にて、ルルシア王国で金品を強奪する海賊"桃ひげ"に泣きついた一人の少女がいました。
後に分かることなのですが、この少女こそが成長した”モーダ”だったのです。
(書籍『ONE PIECE DOORS!』にてモーダであることが記載されています。)

これは一例にすぎませんが、本来流し読みする扉絵こそ”伏線の宝庫”といえるのです。
本来なら「かっこいいイラストだなぁ」で終わってしまいます。
そこにさきへ繋がる伏線を描くことで、より楽しませようという読者への愛がこもっており、
最初から最後まで余すことなくおもしろい作品です。

読んだことがない人、一度は読んでみて下さ~い!

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ワクワクしたいですか?

ワクワクしたい人にオススメです。漫画好きでは知らない人はいないでしょう。その名も「ONE PIECE」。
日本だけでなく世界でヒットしている大人気漫画の一つです。
一人の少年が海賊となり海賊王を目指し、大航海をする物語です。
旅の中で出会う仲間たちや悪役、全てのキャラクターがオリジナリティに溢れています。
主人公だけにスポットライトがあてられるのではなく、その他のキャラクターにもストーリーがあり、
スポットライトが当てられているので多方面から物語を見ることができます。
そして、見る角度によって違う楽しみ方ができる作品となっています。
何といっても設定が斬新且つ独特であり、読者を魅了します。
作中に出てくる「悪魔の実」は食べると特殊能力を手にする代わりにカナヅチとなり海に嫌われるというもの。
海賊であるにも関わらず海に嫌われるという設定が斬新且つ独特です。
こういった魅了される設定が多くあります。
また作中には伏線が多くちりばめられており、伏線回収に至るまで何百話がかかるものもあります。
その為、物語の展開と同時に作者の尾田栄一郎氏の頭の中が気になるといった声も挙げられています。
一部では作者が「悪魔の実」を食べたのではないかとも噂されており、フィクションなのかノンフィクションなのか、作者のみぞ知る事実となっています。
興味がある方は是非とも一読を。

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ルフィとウソップは「友達」じゃない!? 王道かつ邪道な『ONE PIECE』の魅力!

『ONE PIECE』といえば、言わずと知れた海賊漫画であり、週刊少年ジャンプの看板タイトルとしても知られている。
華々しい商業展開もあって、王道の少年漫画というイメージを持つ人も多いだろう。
しかし『ONE PIECE』は少年漫画として、ある観点から見れば、はっきり異端と言える特徴がある。
それは、「友情」の要素が極めて希薄ということだ。

『ONE PIECE』という作品は、ゴムゴムの実を食べてゴム人間になったルフィという少年が、仲間を集めて海賊団を結成し、海賊王になるまでの航海を描いた物語だ。
その中心となるのはルフィを船長とした海賊団、麦わらの一味。
一味の仲間たちは様々なエピソードを経てルフィのもとに集い、冒険の果てを目指している。
無論、一味の結束は固く、絆は間違いなく存在する。
また海賊団といっても少年漫画らしく10代の少年少女が中心で、船長であるルフィに船員たちが畏まるようなこともなく、
不仲な団員もいるものの愛嬌の範囲であり、一味は常に和気藹々とした、まさに友達のような関係だ。
しかし作品を読みこむと、そこには友情とは一線を画する、海賊団だからこその関係性が存在することがわかってくる。

麦わらの一味の航海は陽気な雰囲気で進むが、海賊は海賊。
ほとんどが少年の集まりといえど、常日頃から海軍に追われ、時に海という自然の猛威に晒され、他の海賊団との襲撃と隣り合わせの航海だ。
その中では組織としての団結が必要不可欠となり、少しの気の緩みが破滅に繋がる。
そんなシビアな価値観は、作中の描写に現れている。
麦わらの一味は作中で一貫して一味のメンバーを「仲間」と呼び、「友達」と呼んだことは一度としてない。
メンバーの間に友情に等しい絆はあるものの、それ以上に海賊団という組織としての繋がりを大事にしているのだ。
この、まるで任侠物のような組織の運営は、『ONE PIECE』を王道少年漫画というイメージで見ている人からは驚かれる事実だろう。

特にそれが顕著なのは船長・ルフィの扱いだ。
前述のとおり船員たちはルフィに畏まることはなく、時には(ギャグに対するツッコミとして)殴ったり蹴ったり馬鹿にしたりと、およそ船長とは思えない扱いをする。
しかしながら、一味は加入の経緯はそれぞれ違えど、船長・ルフィに惹かれて加入したということもあり、いざという時には船長としてのルフィを信頼している。
ルフィもまた、そうした船員の期待と自身の役割を理解し、何よりもまず、船長としての責任を果たす。
楽観的で子供のようなキャラクターであるルフィの裏に、そうした組織としての価値観が、軸として存在しているのだ。
特に、一味の中での不和が現れ、組織としての在り方や船長の責務が問われる長編「W7編」では、
これまでにないほど真剣に海賊団という組織について語る一味の姿が見れるので、必見。

このように『ONE PIECE』は王道の少年漫画でありながら、友情という要素は希薄であり、その代わりに「仲間」という関係性について極めて深く取り扱っている。
いわば王道でありながら邪道でもあるような作品なのだ。
『ONE PIECE』のこうした側面は仲間に関して以外にも様々あり、それについてはぜひ一度、その目で確かめてみて欲しい。

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ヒトのロマンが詰まった作品

歴史上でただ一人の海賊王になった男ゴールド・ロジャーが処刑直前に放った一言、
「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる、探せ!この世の全てを置いてきた」
この一言が引き金となり多くのヒトを海へと駆り立て、大海賊時代の幕開けとなります。
この大海賊時代に、ある一人の少年モンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、夢とロマンを求めて大海原を航海する物語です。
この作品の面白いところは、食べれば一生カナヅチになるが、超能力を得られるという悪魔の実という実があり、
その能力を駆使して戦っていくことです。
ルフィはゴムゴムの実を食べ、全身がゴムのように伸びるゴム人間になり、その力で数々の敵を倒していきます。
また、航海していく中で様々な仲間と出会い、ともに旅をしていくのも魅力的です。
その旅の途中では、多くのトラブルに巻き込まれますが、それに仲間とともに立ち向かっていきます。
バトル要素以外にも思わず笑ってしまうようなシーンや感動して泣いてしまうシーンも多く描かれているので、
どの世代でも楽しめるような作品だと思います。
また多くの伏線を張っているので、マンガの考察が好きという方にもおすすめです。
私は考察好きなので、いろいろ想像して楽しんでいます。気になった方は、ぜひ読んでみてください。

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伏線が張り巡らされており、考察をしながらでもライト層でも楽しめる

「ワンピース」は昔からジャンプに連載されている有名な漫画です。
この漫画の特別な点は、ライト層でもガチ考察勢でも楽しめる、という両面性を持つことです。
およそ多くの漫画は簡単すぎて漫画ガチ勢からすると先の内容が読めてしまう。
または、内容が複雑すぎて(私は「呪術廻戦」などはライト層からすると少し難しいのかなと思う派閥です)、内容の理解ができない。
など、どちらかに偏ってしまうことが多いと思います。
「ワンピース」はライト層が読んでいても普通に面白く、考察勢などからすると伏線が貼られまくっていて、考察のしがいのある両面性を持つ漫画です。
私が特に好きなのはニカの伏線です。
ゴムゴムの実がニカというのは一見飛躍しているように見えてきちんと伏線の貼られているものでした。
287話では太陽の神に生贄を捧げるシーンで「ドンドットット」という音が流れており、これは心臓の音、開放のドラムの音となっています。
またヒトヒトの実の登場する571話ではカニがニカっと笑っている表紙絵になっています(私はこれを見てナミがニカだと思ってしまいましたが)。
そして極め付けは62巻の表紙絵でネタ枠だと思われていたイチカからヨンカツーまでのキャラがルフィの上にいるのですが、
なぜかニカがルフィの上にちょうどいるようになっています。
今回紹介したものはあくまでも一部なので、ぜひ興味が湧いた方は読んでみてください。

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まだまだわからない。

とうとう100巻を越える単行本を出したワンピース。
あらゆる伏線を出しては、だいぶ先での回収など、先も気になるし、また何度も読み返さないと、分からなくなるワンピース。
たくさんの考察者が居て、色んな議論をしながら、尾田先生の考えを紐解いたりするのも熱くなる。
感動あり、笑いあり、涙あり、何歳から読んでも面白いマンガ。
登場人物の生い立ちも不明なキャラクターばかりで、次々と明かされる事実にびっくりする読者もたくさん居るはず。
次々と、場面が変わったりして、追い付かない部分もたくさんあるので、見返せるようにしといた方がいいと思う。
そろそろ、本題の海賊王やワンピースの本質に迫りそうな予感を匂わせながら、話は進んでいく。
まだまだ、謎が多すぎるのが、この漫画。
なんでこの人?この人はどっから出てきたの?誰なの?
など、疑問やわからないことだらけで、考察者も悩んで、みんなで討論しても話がつきないこの漫画。
思い返せば、あぁと納得するような場面がたくさん。ここで!など、びっくりするのは、日常茶飯事。
続きが気になって、ホントに読者をワクワクさせてくれるのが、ワンピース。
終わりは近いとの噂だか、どこまで話が続くのか気になる漫画。
ぜひ読んでみてください。

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誰もが認める国民的海賊アニメ

主人公のルフィと魅力的な仲間の冒険譚です。
主人公のルフィは「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある」などの名言からいかに仲間を大切にしているかが伝わる青年です。
敵キャラも魅力的で、時に七武海や四皇といった巨大勢力が立ちはだかります。
主人公や仲間のみならず、敵キャラは物語の魅力を深める重要な役割を担っていると教えてくれます。
また忘れてはいけないのが「悪魔の実」。
口にすることで海に嫌われる代わりに能力を得ることができる悪魔の実のおかげで、
キャラクターの個性を引き出され、独自の戦闘スタイルでの戦いが繰り広げられます。
また魅力として「主人公が負けること」があります。
作中一度も負けない主人公も魅力的ですが、主人公のルフィは幾度となく、時に完膚無きまでに一方的に敗北しています。
「今回は勝てるのか」「次に挑むときはどう倒すのか」といった緊張感が楽しめます。
忘れてはいけないのが作中の「伏線」です。
ネタバレになってしまうので具体例は記載しませんが、
多くの伏線がちりばめられることで視聴しながら「これはこういった未来につながるのではないか」といった考察を楽しむこともできます。

まとめるとONE PIECEの魅力は
・敵キャラを含む魅力的なキャラクター
・悪魔の実によって引き出された個性的なバトル
・伏線から考察を立てる楽しさ
が挙げられると思っています。

ONE PIECEの魅力が少しでも伝われば幸いです。

ONE PIECE / ワンピース
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大人気漫画ONE PIECE(ワンピース)の魅力について

日本人なら誰しも、一度は耳にしたことがあるであろう作品「ONE PIECE(ワンピース)」
この作品は1997年から作者 尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプにて連載されています。
その「ONE PIECE(ワンピース)」はどのような魅力があるのか?どのあたりが面白いのか?レビューしていきたいと思います。

・ONE PIECE(ワンピース)とはどのような作品?
この作品は海賊王を目指す主人公ルフィが海へ冒険していく中で、様々な仲間と出会ったり、強敵と戦ったりして成長を遂げていき、
最終的に「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求める超長編大作です。

・どのあたりが見どころなのか?
ONE PIECE(ワンピース)の一番の見どころはやはり仲間との熱いストーリーです。
この作品に登場するキャラには様々な過去設定があり、中にはかなり悲惨な過去を持つキャラもいます。
そんなキャラを救うべくルフィが強敵と戦います。
普段はふざけた雰囲気のルフィが熱いセリフを放つシーンでは多くの人が涙を流します。

・戦闘シーンについて
ONE PIECE(ワンピース)の世界には悪魔の実と呼ばれる食べたら能力を手にすることができる果実があります。
ルフィもその悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べています。
「ゴムゴムの実」は全身がゴムになり打撃が効かず銃や大砲を弾き返しながら腕や足を伸ばし敵に攻撃することができます。

・まとめ
ONE PIECE(ワンピース)の魅力は主人公以外のキャラクターにも愛着がわくところだと思います。
20年以上経った今でも連載が続いているこの作品、この先どうなってしまうのか気になってしまう漫画です。
ぜひ一度読んでみてください。

ONE PIECE / ワンピース
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海賊の物語ワンピース

ワンピースは少年ジャンプで連載されている大人気漫画です。
ちょっとしたところに伏線が貼られており、何回読んでも楽しくなれる作品です。
個人的に好きなところはアラバスタ編です。ビビが可愛くて、見所です。
クロコダイルに国を乗っ取られようとしているところをルフィ達が頑張って国を救うところです。
敵側にいるミスタースリーは今後出てくるエース奪還編(頂上戦争)で味方になります。
またミスターツーはインペルダウン編でも登場し、ルフィと共闘して脱獄をします。
このようにアラバスタ編ででてきた敵役も味方になって戦ったりするシーンが今後出てくるため、最初に出会ったこのアラバスタは印象深いです。
またその次の空島編ではエネルという雷の性質を持った強敵がいます。
ゴロゴロの実を食べたそのエネルはルフィのゴムの能力で倒しましたが他の人たちは雷でやられてしまうのでとても強いです。
さらにマントラという島全体の人たちの声を聞ける見聞色のような能力を持っているためどこにいても攻撃が飛んできます。
そんな最強の敵に惚れてしまいました。また今後に出てきてくれると嬉しいです。
個人的には月編があると思います。そこでまたでてくるのではないかと思っています。

ONE PIECE / ワンピース
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大人気コミック『ONE PIECE』の評価

海賊を題材とした人気コミック『ONE PIECE』
評価の理由は、主人公:ルフィの人間力にある。
ルフィには、憧れの海賊がおり、17歳になったら海賊として海に出るという夢を持っていた。
そして、「10人の仲間をつくる」「海賊王になる」という2つの目標を立てたルフィは、
その強い意志と仲間からの熱い信頼により、着実に目標へと近づいていく。
また、正義感と人を見る目のあるルフィは、周りを巻き込み、敵だった人物も次々と味方につけていく。
このようなルフィの人柄に、周りの人たちは心を動かされ、その模様が読者に感動を与えるのである。
また、ルフィと仲間達には、それぞれに名シーンと呼ばれる印象に残る出来事と台詞がある。
これらが、ルフィと仲間それぞれとの出会いを、より印象的な出来事として私たちに記憶させるのだ。
例えば、ナミとの出会いの回では、ルフィは、本人の意思に関わらず、ナミを仲間にすると決めてからはナミを自分の船の航海士だと言い張る。
そして、ナミがアーロンに騙されていると知り、アーロンを倒したルフィは、ナミが8年間という月日を費やし海図を描き続けた仕事部屋を破壊する。
ナミの居場所と同時に辛かったナミの過去を破壊したのだ。
また、現在の仲間であるウソップやサンジに裏切られた際もルフィは、それが彼らの本心でないと見抜き、彼らを取り戻しにいく。
このような仲間思いで、仲間を信じて疑わないまっすぐな人柄が、私たちの心を動かし感動させるのだ。

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ONE PIECE

日本国民のほとんどが聞いたことがあるであろうONE PIECE。
日本だけではなく、海外でもとても人気で漫画だけではなく、イベントでコスプレをする人もいるほどだ。
なぜ、そこまで人気なのか。それは子供だけではなく、大人の少年心をくすぐるからだ。
現実世界ではまずあり得ない海賊時代。登場人物の底知れぬ能力は予想を遥かに超える魔法のようなもの。
そういったところが、子供の頃に密かに憧れたヒーローになりたいという少年心が掴まれるのだ。
また、子供や大人の憧れだけではなくONE PIECEの魅力はストーリー性にあると思う。
かっこいい、可愛い、面白いだけではなく泣けるというのが魅力だ。
仲間との絆、仲間との別れ、仲間の死、このような物語のストーリー性が離れているようで近いといった寄り添ってくれる漫画なのだと思う。
現実世界ではあり得ないストーリーや、はたまた自分たちの身の回りでは起こりうる出来事が数多く描かれており、
漫画の世界でのギャップはもちろん共感できるところが大きな魅力だ。
それに何十年にわたり物語が進んでいく中で明らかになっていく衝撃的な事実。
読めば読むほど先が気になり過去に出版された作品の中に何か隠されているのではないかと考えさせられるほど、尾田先生の魅力もたっぷりと詰まっている。