ドラゴンボール レジェンズ

ドラゴンボール レジェンズのレビュー・評価・感想

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ドラゴンボール レジェンズ
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本格対戦アプリ『ドラゴンボール レジェンズ』について

スマホアプリ市場は年々盛り上がっており、誰しもが一つはお気に入りのスマホゲームを遊んでいる。もちろん私もその中の一人であるが、私が遊んでいるスマホゲームはここ2年ほどはこの『ドラゴンボール レジェンズ』のみだ。今まで遊んでいたアプリとは決定的な違いがあり、その違いというのが私を魅了している理由だ。
『ドラゴンボール レジェンズ』は対戦型のスマホゲームだ。様々な高グラフィックなキャラクターをガシャで手に入れて、6体のパーティーから3体選出し対戦する。対戦中は4枚のカードが表示され、打撃や射撃、必殺技などの行動を選択し、先に相手のHPを0にしたほうの勝ちとなる(時間制限が設けられており、タイムアップの場合はよりダメージを与えたほうが勝者となる)。
コンピュータ対戦やボードゲームのように戦略を組んで敵を倒していくモードも存在しているが、私が一番気に入っているのが対人戦のPVPモードだ。
こちらは相手に勝利するとポイントを取得し、逆に負けてしまうとポイントが奪われてしまう。そのポイント数を期間内により多く取得した者がランキングに載り順位が決まるというシステムだ。
このPVPモードが、スマホゲームとは思えないほどに戦略性が豊かなものとなっている。
相手の攻撃は「回避する」か「相打ちにする」か「射撃で応戦する」か、または「あえて受けて相手の手札が無くなるのを待つ」というように、キャラクターの特性や戦況によって様々な選択肢が与えられる。
キャラクターは何体も当てることによって強化されるのだが、プレイヤースキルがあれば覆すことも容易で、私も微課金でありながら世界順位2桁を何度かとったことがある。
このゲームで大事なものは、キャラクターを何体当てたかだけではないと私は思っている。
私は、一番大事なものはプレイヤースキル、二番目がキャラクターの性能、三番目が同じキャラクターを何体当てたかだと思う。言い換えてしまえば、昔のキャラクターでもプレイヤースキルがあればいつまでも現役で戦えて遊ぶことができ、そのキャラクターに愛着を持って相棒にしているプレイヤーも多いはずだ。
スマホゲームの「コンピュータを倒して素材を集め続ける。同じような内容のものの見せ方だけを変えて作業しているのではつまらない」と感じている人たちに、ぜひお勧めしたいゲームだ。