グランド・イリュージョン / Now You See Me

グランド・イリュージョン / Now You See Me

『グランド・イリュージョン』とは2013年10月に日本公開されたクライム映画。ジェシー・アイゼンバーグが主演を、ルイ・ルテリエが監督を務める。大金を狙うマジシャンのアトラス、マッキニー、ワイルダー、リーブスの4人が「フォー・ホースメン」というグループを組み、マジックショーを行い鮮やかなトリックで復讐を果たすストーリー。彼らの逮捕に乗り出す捜査官との攻防、巧妙に張り巡らされた伏線、マジックの華麗な種明かしが見所。日本での興行収入4億8千万円を記録した大ヒット作品。

グランド・イリュージョン / Now You See Meのレビュー・評価・感想

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グランド・イリュージョン / Now You See Me
9

見ているだけでダマされ驚くマジック映画。開始5分ですぐに引き込まれます!

2013年に日本で公開された洋画「グランド・イリュージョン」。腕の立つマジシャン4人組が、世間をあっと驚かせるマジックやイリュージョンで、悪徳資産家の大金を盗むことから事件が始まるクライム映画です。
最初に、様々なマジックを得意とする4人のマジシャンが謎の招待状をもらい集まっていく紹介シーンがあるのですが、そこで1人が得意のトランプマジックを披露します。
見ている私達がまるでその人からマジックを見せてもらっているように「このトランプの中からマークを覚えて」と問いかけられ、見事考えていたトランプのマークを当てられてしまうんです。映画館で見た時本当にびっくりしました。このシーンで「なにこの映画!すごい!なんで?!」となって引き込まれていきました。
マジシャン4人は、ただ大金を盗むだけではなく、悪事を働いている人から騙された人に返したり、1年以上かけて計画を練って行うイリュージョンなので、最後のどんでん返しがスッキリ。マジックをうまく物語に盛り込んでいるのでワクワクします。この映画の原題は「Now You See Me」。続編もできるほど人気の作品なので、まずは1作目を見てもらいたいおすすめの洋画です。

グランド・イリュージョン / Now You See Me
7

マジックショーを見ているみたい。

それぞれの得意分野のある仲間が、力を合わせて戦うというよくある話ですが、だからこそおもしろかったです。
仕切り屋や紅一点や、メンタリストなど、どれをとっても個性的だし、すごくバランスの良いチームでした。
最初のみんな紹介とか好きです。
主人公がマジシャンたちで、イリュージョンを使っていろいろするのですが、まるでショーを見ているようでした。
まんまと騙されたという感じです。
ただ、すべてのマジックの種明かしをするとかではないので、これはほんとに出来ること?それとも種とか考えてないのかなとかいろいろ考えてしまいました。
黒幕もちょっと考えれば、彼じゃないかなって人でしたし、そんなに意外性はなかったです。
ちょっと映画とかに慣れている人だと粗が見えてくる作品だとは思いますが、それでも面白いし、見ている間はただ、ただ彼らのすごいパフォーマンスに圧倒されます。
後から、ちよっとモヤッとするって感じです。あと、不満を言うと、外国版にはエンディングでみんなのその後みたいなのが描かれていたんだけど、日本版ではそこはカットされていて、それはひどいなと思いました。
こういう大きな事件ものってそれ以外のところが意外とほんわかしていていいのにもったいないと思います。
DVDにはついているバージョンもあるそうなので、チェックしたいです。

グランド・イリュージョン / Now You See Me
8

映画「グランド・イリュージョン」のレビュー

映画「グランド・イリュージョン」の鑑賞レビューです。
疾走感と裏切り要素のいいところを兼ね備えたような映画で、「ピエロがお前を嘲笑う」と「ユージュアルサスペクツ」を足して2で割ったような贅沢な内容でした。
以下、ネタバレを含むあらすじです。

それぞれ活躍していた4人のマジシャンがタロットカードの招待状によって集められ、フォー・ホースメンというマジックグループを結成。大規模な公開マジックを行い一気に人気を獲得するも、警察から狙われ常に追われる存在になります。

単独で警察に追われていたフォー・ホースメンのメンバーであるジャックはカーチェイスによって死亡します。しかしそれをもトリックとして仕掛けていた他のメンバーは先回りして警察の裏をかき、最後のマジック公演を行いここでも盛況を収めます。

結局警察はフォー・ホースメンを捕まえることができず、警察にヒントを出し続けていた元マジシャンのサディアスを逮捕。
無実の罪で捕まったサディアスの元にずっとフォー・ホースメンを追っていた刑事のディランが面会に来て、黒幕はディランであったことが判明します。ほどなくしてフォー・ホースメンの元にディランが現れ、アイという組織に入ることを許されます。
最後にディランを追っていた女性刑事にディランは自分が黒幕だと告げますが、恋してしまった彼女はディランを逮捕せず、二人は秘密の封印として南京錠の沢山かかっているフェンスに錠をかけ、川へ鍵を投げ捨てるのでした。