10DANCE / テンダンス

10DANCE / テンダンスのレビュー・評価・感想

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10DANCE / テンダンス
8

ダンス+BL

井上佐藤著作のヤングマガジンサードにて連載中の作品です。友達に薦めれて読み始めました。
タイトルの10DANCE とは競技ダンスの大会のいわばトライアスロンのようなもので、その大会を目指すことになった生まれも育ちも見た目も性格も真逆の天才ダンサーのふたりの男たちが出会い、ダンスを通じて影響し合い、成長し、そしてそれがいつしか恋に発展していきます。
ソシアルダンスの天才・杉木とラテンダンスの天才・鈴木。ふたりの名前は一文字違い。イギリスで育った杉木とキューバで育った鈴木。鈴木が踊る理由は稼げるからというわかりやすい理由だった。世界大会に出場する杉木にジェラシーを感じながらも交わることはないだろうと思っていたが、杉木に誘われ、最初は嫌々ながらもソシアルダンスを習い始める。それまでは踊っていてもちゃんとダンスと向き合わずにいた鈴木が杉木を通して様々な人々と出会い、やがて本気でダンスと向き合っていく。鈴木と杉木。ふたりはゲイではなかったはずなのに、夢中で踊り続けるうちに互いに惹かれ合っていることに気づく。が、鈴木は惹かれていく想いを受け入れ堅く、悩み続ける。一方杉木も鈴木に惹かれている自分を感じている。
そんなふたりの恋とダンスの行方は?展開が気になるマンガです。