War Thunder / ウォーサンダー / WT

War Thunder / ウォーサンダー / WTのレビュー・評価・感想

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War Thunder / ウォーサンダー / WT
10

陸海空、君はどの戦場を選ぶ?

このゲームはBIRDSofSTEEL(邦題:蒼の英雄 Birds of Steel)を世に送り出した、Gaijin entertainmentが2012年11月11日からフライトシミュレーターとしてリリースした無料オンラインゲームです。フライトシミュレーターと分類されているので、退屈なゲームのように感じられていますが、そんなことはありません。戦間期から近現代までの多種多様な軍用機を操って、他のプレイヤーと対戦することができます。フライトシミュレーターと分類されるだけはあり、飛行機が飛ぶ挙動や兵装を使用する際の挙動、弾丸の挙動など様々な事柄がシミュレーターであることを納得させます。そんなにリアルならば操作が難しそう、逆にゲーム性が高いならばシミュレーターとしては物足りないものになっているのではないかと考えた人も大丈夫。このゲームでは三種類の難易度が用意されています。簡単な順に、アーケードモード、リアリスティックモード、シミュレーターモードの三つです。アーケードモードではまるでエースコンバットのように軽快な動きを航空機にさせることができ、初心者でも十分に楽しむことができるでしょう。リアリスティックモードでは飛行機の挙動はシミュレーター寄りになり、飛行機に無茶な挙動を行わせようとすると空中分解したり、失速して錐もみ状態になったりするようになります。けれどもUIなどはアーケードモードと同様に存在しているのでリアルなゲームとして楽しむことができます。シミュレーションモードではとうとうUIが無くなります。プレイヤーは肉眼でゴマ粒のように見える航空機が味方機の機影なのか敵側の機影なのかを自分自身が目で見て判断しなければなりません。本物のパイロットの気分が味わえます。航空機に興味が無いというあなたも大丈夫。なんとこのゲーム、フライトシミュレーターだったはずなのに戦車や艦艇もプレイヤーが操作できるようになっておりその種類も豊富です。基本無料ですのでおすすめです。

War Thunder / ウォーサンダー / WT
10

登場機体数世界一の第二次世界大戦ゲーム

2014年、「最も多くの機体が登場するフライトシミュレーションゲーム」としてギネス認定もされた本作は、第二次世界大戦~ベトナム戦争あたりまでをカバーするミリタリーゲームです。
戦車・飛行機・軍艦の3種類のモードと、3つ全てがプレイアブルで登場する世界大戦モードの4パターンのゲームモードがあり、世界中のプレイヤーが参加して戦います。
2020年3月時点で、登場国は日・中・米・ソ(露)・独・英・伊・仏・瑞(スウェーデン)の9か国であり、有名なタイガー戦車から、ミリタリーマニアでも知らないような兵器まで、多種多様な機体が登場します。
また、操作難易度も3つに分かれており、自分の操作環境やスキルに合わせて変更することができます。もちろん対戦相手も難易度ごとに募集されてるので、同じ条件での対戦です。
一番簡単な「アーケードモード」では、キーボードとマウスで操作ができるように最適化されており、戦車や軍艦の主砲の着弾位置が分かったり、相手の装甲を貫通できるかが分かるようになるなど、ゲームとしてより楽しめるように色々とアシストしてくれる機能が付いています。対して、一番難しい「シミュレーターモード」では、エンジンの細かな制御や、プロペラピッチの調整など、現実の機体と同様な操作が求められます。また、戦車・飛行機・軍艦の挙動も、高精度な物理演算を用いて現実さながらの挙動となります。初心者では離陸することもままならない難易度ですが、それだけプレイヤーの腕前が大きく左右するため、一度はハマると抜け出せません。