ハロウィン(映画)

ハロウィン(映画)のレビュー・評価・感想

New Review
ハロウィン(映画)
5

ハロウィンを観た感想

40年前のハロウィンの日に、アメリカの街で起きた猟奇的な連続殺人事件。犯人のマイケルは、精神病棟で鎖につながれている。ジャーナリストであるデイナとアーロンの二人は、マイケルと話そうと精神病棟を訪れますが、マイケルは誰とも口をきかないとのことで、一切話そうとはしません。事件を生き延びた被害者であるローリーにも会いに行きましたが、彼女もまた多くを語りませんでした。そして事件は再び起こります。ハロウィンの前日に護送車が横転し、マイケルが野に放たれたのです。ハロウィン当日、40年前の惨劇が蘇ったかのように、マイケルは次々と人々を殺害していきます。相手が誰であってもためらいなく殺していますが、赤ん坊や小さな子どもは殺害対象ではないようです。しかしマイケルがここまで無差別に人々を殺害する理由については、一切語られません。最後まで動機は不明のままでした(おそらく動機はない、または殺害することそれ自体が目的)。ローリーはこの40年間、事件のことを片時も忘れずに、家の中にシェルターを作ったり、狙撃の訓練をしてきました。ラストでローリーと、ローリーの娘であるカレンと、カレンの娘であるアリソンの3世代が力を合わせてマイケルに打ち勝つシーンは見どころです。