ディスコード -DISCORD-

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ディスコードを観た感想

ストーリーは、主人公であるアニーの母親が亡くなり、葬儀のために、アニーとその姉であるニコールが実家へ戻るところから始まります。アニーもニコールも、自分の母親のことをあまりよく思っていない様子が描写されます。それでも姉のためにアニーが実家へ戻ると、ニコールの姿が見当たりません。そして、電気が点滅したり、人影を見たり、何かに引きずり込まれるような、怪奇現象が起こります。ニコールが行方不明になって数日たち、ニコールの娘を預かってくれていた従妹のリズが、心配してアニーの実家に泊まりに来てくれますが、リズもまた行方不明になってしまいます。アニーは警察に駆け込みますが、話をなかなか信用してもらえません。それでも、アニーのことを自分の娘と似ていると言う刑事のビルは、真相をアニーと一緒に調べてくれます。ビルはこの映画の中で一番人の良さそうな登場人物なのですが、アニーの実家を調べている最中に、あっさりと殺されてしまいます。犯人はアニーの母親の兄であるジューダスで、ジューダスは連続殺人犯でした。アニーの母親は、殺人鬼である兄を、実家の隠し部屋でずっと匿っていたのです。長く暮らしてきた家に、実は自分が知らなかった部屋があるという、ジワジワした恐怖感を味わえます。