宇宙兄弟 / Space Brothers

宇宙兄弟 / Space Brothersのレビュー・評価・感想

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宇宙兄弟 / Space Brothers
9

夢を追いかける素晴らしさと大変さ

子どもの頃から宇宙飛行士になりたかった南波六太が主人公。自身は宇宙飛行士になれず、弟は宇宙飛行士になり月に行こうとしていて、沸々としていたころ、会社をクビになり、弟から宇宙飛行士採用試験の申し込みを促されて…という話。子供の頃からの夢を追いかける男の根性、兄弟愛、夢の叶わなかった人の悲哀などが描かれていて読み応えがあります。
主人公の六太は明るくてお茶目で、人間観察が得意ですごくいい人です。宇宙飛行士採用試験編では、宇宙飛行士になりたい多くの人の思いや、ライバル同士なのに芽生える友情がよかったし、弟の日々人は、六太と違って、順風満帆かなと思いきや、PTSDになったり人生て山あり谷ありだなと思えます。
今は宇宙での実験の話などに入ってきているので、ちょっと話が専門的になっててわかりにくいところもあるけど、仕事にせいを出す人達が素敵だし、宇宙飛行士採用試験編のころは、こういう試験をするんだと興味深いし、受験者にもいろんな人がいておもしろいです。
落ちた人は悲しんでいるけど、受かった仲間を祝福していて、ああ仲間っていいなと思います。人の夢に向かう姿に涙が溢れるところもあり、前述のとおり、主役がおちやめで、おもしろい人なので笑えるところもあり、楽しい作品です。

宇宙兄弟 / Space Brothers
10

悩んだ時に、背中を押してくれるのは宇宙兄弟

夢ってなんだろうって考えたことありますか?主人公は、「自分には運がない。だから夢など叶わない。夢を見るだけ無駄だ」と後ろ向きな30代です。その彼が、友人、家族、恩人、弟に背中を押されながら、自分で行動し、昔見た夢を現実にしていく物語です。
小さい頃、自分にはとても興味があって、大好きなことなのに周りに理解されなかったことってありませんでしたか?この漫画の主人公もそうでした。語り合う仲間がいなくて、そのうち自分の夢の輝きも失い、諦めてしまいます。だけど、自分と向き合い、自分の心の中にある本当の好きを追求した結果、小さい頃にいて欲しかった仲間達と出会うことができたのです。「語り合える仲間は、ここにいたんだ」。主人公の心からの喜びの言葉でした。
夢を見るって、こういうことなんだなと教えてくれる作品です。主人公の言葉に共感して、涙して、また明日から頑張ろう!私も挑戦しようと、本当に背中を押してもらえます。何かに夢中になれるって素晴らしいこと。後ろ向きでも、前向きでも、壁にぶつかっても、乗り越えられる力があると思わせてくれる作品です。手に取ったことがない方、名前だけは知ってるという方、今立ち止まってしまってしまっている方におすすめします!!

宇宙兄弟 / Space Brothers
8

共感が多い作品

ファンタジーものや、ヒーローものなどの鉄板は、主人公が常人離れしていたりするものが多いが、この作品の主人公の南波六太は凡人ぽい所に共感が持てる。少しネガティブな一面があるが、弟の南波日々人に引っ張られて、宇宙飛行士を目指して、不器用ながらも夢の実現に近づいていくのが、すごく引き込まれる。
登場人物もみんなそれぞれ魅力があり、全員が宇宙を目指しているのに、目指す目的はそれぞれが違い、いろいろ考えさせてくれる。
特に主人公の六太の夢が、シャロンの夢である、月面望遠鏡を自分が月に行って設置するという、普通に考えたら途方もない夢のはずなのに、何故かリアリティーがあり、その夢の実現に応援したくなるのがこの漫画の凄いところだと思う。とにかく、たくさんの困難がある中で不器用なりにも乗り越えていくところは読んでいて、勇気をもらう。
最後にこの漫画の最大の魅力はやはり南波六太と南波日々人の兄弟愛にあると思う。日々人は六太より先に宇宙飛行士になったけど、そんな兄貴を誰よりもリスペクトしているのがわかるし、兄の六太も先を行く弟に多少嫉妬はしているものの、弟がピンチの時には魔法の様な言葉で後押しをしたりする。本当にお互いリスペクトし合っている理想の兄弟だと思うし、この作品の最後は是非兄弟で月面にあってほしいと思える作品。

宇宙兄弟 / Space Brothers
10

宇宙が好きになる

もともと天体・宇宙がすごく好きでしたが、作中に出てくる宇宙に関する話は実際に現実で起こっている宇宙の話と合っていて勉強にもなりますし、より宇宙が好きになる作品です。
私はこの作品が大好きになってJAXAに旅行まで行きました!
あとは登場人物がどの人もとても魅力的な人達で、どんどん引き込まれていきます。特に主人公・六太の人間性はとても魅力的で、自分もこうゆう風に生きていきたいと思わせてくれます。主人公はもちろん、他の登場人物が言うセリフは心動かされる名言ばかりで、漫画ででてくる名言集も発売されいます。その中でも好きなのが、「自分にとって一番金ピカなものはなにか」というセリフで、本当はやってみたいことがあるのにしていなかったり、なにかと理由をつけてできていないことに挑戦してみようと思えるきっかけになりました。漫画としても面白いですが、自己啓発本としてももってこいの作品です。作品に関連するグッズも多数発売されていて、かわいいものもたくさんあります。普段生活していたら夜空を見上げることは少ないのではないかと思いますが、作品を読み宇宙を知って、星やISSなど空を見ればたくさんのわくわくがあります。ぜひ読んでほしい作品です。