CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 / カプエス2 / CvS2

CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 / カプエス2 / CvS2のレビュー・評価・感想

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CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 / カプエス2 / CvS2
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二大格闘ゲームメーカーのヒーロー共演

CAPCOM側が制作したストリートファイター(以下SF)のリュウ、ヴァンパイアハンター(以下VH)のモリガン、デミトリ、餓狼伝説のテリー・ボガード、キングオブファイターズ(以下KOF)の草薙京など、人気2D格闘ゲームの代表的なキャラクターが集うドリームマッチゲームです。

同様に二社のキャラクターが戦うゲームでSNK側が作成したものはSNK VS CAPCOMと、SNKが先に表記されます。

本作ではKOFシリーズに多い切り裂き攻撃による出血などの表現はなく、低年齢にも遊びやすい演出になっている印象があります。
ゲージ系のシステムはSF3やZERO3に近い3種、KOFのエキストラ・アドヴァンスモードやサムライスピリッツの怒りシステムの3種という多彩なものから自由に選択することができます。

特徴としてレシオシステムが採用された本作は、使用キャラクターを1〜3人選ぶことができ、選択キャラクターに対してレシオ4を割り振ることができます。
レシオが高いほどそのキャラの体力などが高くなるため、1キャラを特化させるか3キャラで戦うかについても自由度が高くなっています。
体力が高くなると言っても、レシオ2にしたキャラがレシオ1の2倍になるわけではないため、単純な足し算で考えるとキャラが多い方が有利と言えます。しかし得意なキャラが少なかったりずば抜けて使用しやすいキャラがいるのであれば、数値通りにいかないのが面白いところです。