エキサイトバイク / EXCITEBIKE

エキサイトバイク / EXCITEBIKEのレビュー・評価・感想

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エキサイトバイク / EXCITEBIKE
8

今は絶対に出せない味のあるゲーム

懐かしのファミコンゲームです。自分でコースを制作する事も出来ます。ちなみに何が味があるって、転倒した際に自分でコース外にせっせと走って吹っ飛んでいったバイクを回収しに行くんです!今の子供なら間違いなくキレてますよね。スーパファミコンの時代でもバイクが倒れた場所から、とか不思議と車が上から吊るされて降りてくる、などとプレイヤーを待たせない工夫がされてるものですが、このゲームは猛ダッシュしてるライダーを見せられる。いや!見せていただける貴重なゲームとなっています。
私が子供の頃はコース設計などという頭はありませんので、最初から最後までジャンプ台しか置かないなどといったシンプルな遊び方をしていました。そしてジャンプ!ジャンプ!つまづいてすっ転ぶ!のループ見て爆笑するといった私の中での鉄板ネタになっていました。小学生以下でいう"ちんこ""うんこ"と同レベルのどうでもいいのに笑えてくるものですね。ぜひ今の現代人にも遊んでほしい。
ただお願いです!キレる気持ちはわかりますがホントに昔のソフトですんで海のような大きな気持ちで一度お試し願いたいです。必死にダッシュするライダー見たらゲームの電源切っていいですから!

エキサイトバイク / EXCITEBIKE
7

1984年発売、ステージ作成可能なレースゲーム

モトクロスバイクを操り、CPUとレースを行うレースゲームです。
ステージのギミックにより、加速や減速、ジャンプ台や高台、山形の起伏、ウイリーしないと転倒する出っ張り、加速しすぎるとオーバーヒートしてしまうなど、2010年代になってもレースゲームでも見られる多彩なギミックがすでに搭載されています。

相手の前輪へ自分の後輪を当てると転倒させることができます。これは相手の後輪に自分の前輪が当たってしまった場合も同様で、かなりのタイムロスを強いられます。また、運転中にウイリーをしすぎたり、着地に失敗した場合もそれと同様に転倒し、タイムロスをしてしまいます。

本作の大きな特徴でもあるステージエディットは、デフォルトで用意されているギミックを自在に設置することができ、全て減速する残念ステージや、連続でジャンプし続ける爽快なステージ、簡単で気軽にプレイできるものから高難度のステージを制作することも可能で、一人用ゲームでありながら友人にプレイさせるということもできます。

FC版では特別な機器がなければステージの保存はできませんでしたが、バーチャルコンソール版などでは保存ができます。

シンプルに見えかつここまで自由度の高い作品を1980年代に制作していたという、任天堂の技術力には驚かされます。