Days Gone / デイズ ゴーン

Days Gone / デイズ ゴーン

『Days Gone』(デイズゴーン)とは、ソニー・インタラクティブエンタテイメントより2019年4月に発売されたPlayStation専用のサバイバル・アクションゲーム。2021年5月にはPC版がダウンロード配信された。謎のウイルスにより世界ではパンデミックが起こり、秩序や文明が崩壊。最愛の妻と別れた「ディーコン」は相棒とバイクにのり妻を探しながら旅を続ける。崩壊した社会で物資は常に不足し、簡単に人が死にゆく世界で、ヒューマンドラマさながらの人間模様を描いた作品だ。

Days Gone / デイズ ゴーンの関連記事

Days Gone / デイズ ゴーンのレビュー・評価・感想

New Review
Days Gone / デイズ ゴーン
7

ストーリー性があるのがすきな方向けのゲーム「DAYS GONE」

主人公はディーコンセント・ジョンという男で、世界がゾンビで溢れその中で生き抜くといった内容である。移動手段はバイクで燃料の確保も重要になる。バイカー仲間とのアジトがあり、生存者用のキャンプを見つけ資材などを確保していく。
信頼度を上げ武器の強化をしていき、ストーリーを進めていくため、メインストーリーの他サブストーリーも進めなければ、むやみに先に進んでも武器が弱すぎるため即死することになる。徐々に敵の数が増え、敵の強さも変わるため序盤は強化することに務めるべきだと思う。マップはかなり広く、やりごたえがある内容になっている。しかし、先程もいったように序盤に信頼度を上げキャラクターの強化をするため、ストーリーがかなりあり、少しややこしい印象だ。
この作品の中でのゾンビは「フリーカー」と呼ばれ、フリーカーは巣をもっているので巣を焼き払ったりする。巣の場所を探し殲滅することでも信頼度が上がるため、ストーリーを進める際には重要になる。手に取ったときに感じた印象よりも、実際にやってみた方がハマる要素もあり自分的にはおすすめできる作品だ。
終盤になると大量のフリーカーを殲滅しなければならず、やりこみ度は高い。

Days Gone / デイズ ゴーン
9

90年代カルチャーが満載のゾンビゲーム

これはPS4のゲームで、フリーカーと呼ばれる、いわゆるゾンビが溢れるポストアポカリプスのものの作品です。
世界観はオープンワールドの作品ではありますが、自由度はあまり高くなく、特定のストーリーを始めると終わらせるまで後戻り出来ないなど結構かっちりとした作りになっています。
またゾンビ物ではあるものの、武器で大量のゾンビを爽快に撃ちまくる系のデザインではなく、基本的には気付かれないように近づきながら安全に敵を殺していくというステルスゲームの要素が強めの設計なので、バイオハザードなど大量虐殺の爽快感をイメージしてしまうような方は注意が必要です。
ゲームを進めていく中で驚いたのは、ストーリーを進めていく中で移動時に使うバイクの燃料や、銃の弾薬やHPの回復などの管理がとてもシビアだったことです。しっかり管理しないといけないためなかなか思い切った行動はできないのですが、個人的にはかえってそれがリアルなサバイバル感を演出していてやりこみ要素になっていると感じました。
ストーリーに関しても序盤は少し退屈めなのですが、中盤以降の展開がかなり熱く一気に面白くなるので、ゲームデザインにストレスを感じない方なら序盤で切らずに安心して進めていってもらえるといいかと思います。

Days Gone / デイズ ゴーン
7

ただのゾンビゲームでは終わらない

2019年に発売された、オープンワールド式のサバイバルゲーム。プレイヤーは荒廃した世界で妻を失った男ディーコンとなり、賞金稼ぎとして生活している。

ゾンビだらけの世界で、物資を集めてアイテムや武器をクラフトする。それだけを聞くと、よくあるサバイバルものと感じてしまうだろう。

しかし、それだけでは終わらないのがこのゲームのすごいところ。大量のゾンビ(ゲーム内ではフリーカーと呼ばれる)が徘徊する世界を生き延びるのがディーコンの目標ではあるが、物語の主軸になっているのは人間ドラマだ。

ディーコンはある日、妻を託した医師に遭遇。「妻が避難していたキャンプは全滅した」と聞いていたディーコンだが、彼と出会ったことで、妻の生存への希望を見つける。

このゲームはフリーカーだらけの世界で生き残ることがメインなのではなく、あくまでもそんな世界の中で、ディーコンは妻を見つけることができるのか、というのが物語の軸。フリーカーは世界観を作り上げるための装置でしかない。

しかし決してフリーカーの必要性がわからない、という訳でもない。フリーカー達はまるで野生動物のように巣を作って生活しているのだが、ディーコンはフリーカーの駆除をするために、その巣を壊さなければならない。

数少ない武器を頼りに、大量のフリーカーを相手にしなければならない。無論ただ倒すというわけではなく、倒したフリーカーの耳を集めれば金になる。

そういった「フリーカーがメインとなるゲーム性」と「人間ドラマがメインとなるストーリー」のバランスが、このゲームの魅力を作り出しているのかもしれない。

Days Gone / デイズ ゴーン
8

大群との戦闘の緊張感は最高!

ゾンビゲームといえば、本当に数多くの作品がありますし、私自身多数の作品をプレイしました。
Days Goneについても、正直最初は「よくあるゾンビゲームなんだろうな」とそれほどの期待もせずにプレイしました。
目新しい機能は特にないものの、私がドはまりしてしまったのは「大群との戦い」でした。

ゾンビゲームでは、ゾンビとの戦闘は当たり前なんですが、このゲームの「大群」は少なくて200体程度で、多ければ1000にも及ぶのではという数のゾンビ集団となります。しかも、そのゾンビの足がまた速い!!!
「ゾンビでしょ!?腐ってるんでしょ!?なんでそんな機敏に動くんよ!!!」と何度も泣きながら大群に飲み込まれてしまいました…。
そんな大群との戦いに必要なのは「戦略」

・武器はマシンガン?LMG?それとも破壊力の高いスナイパー?
・爆弾を投げる位置
・適度に配置された打てば爆発するタンクの使用タイミング
・ルート選択

ととにかく、色々な要素を自分なりに戦略して攻略していくことの楽しさ、緊張感といったら…。
「手に汗握る」という言葉がまさにピッタリで、コントローラーが汗でべっとりといったのも一度や二度ではありませんでした。

それでも、色々な武器、ルート、アイテムを駆使して大群を駆逐した時のあの爽快感!
これは、このゲームの一番の魅力でした。

ただ、それだけではなく、ストーリーもしっかりとしていて、自分がドラマの主人公になったかのような気分でプレイを楽しむことができます。
またゾンビゲームにありがちな主要人物が全滅してしまい、やり終わった後の喪失感というのもなく、その点も私がこのゲームをオススメするポイントです。

強くてニューゲームなどもありますが、初期の武器が出そろってない状態での大群プレイは本当にスリル満点です!!!

親タグ