センチミリメンタル

センチミリメンタルのレビュー・評価・感想

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センチミリメンタル
9

さわやかなメロディーラインとストレートに心打たれる歌詞との絶妙なマッチング!

頑張れなくなった時、そっと寄り添って背中を押してくれるようなストレートな歌詞。そして、また頑張ろうと鼓舞してくれるメロディーライン。特に、何かをやり遂げようと頑張っている人には、いい応援歌や後押し曲になるだろう。
バンド調の曲からバラードに近い楽曲まで、作り上げてしまうセンチメンタル、温詞の才能が素晴らしい。幼少の時に、ピアノを習っていたこともあり、音楽の感性は幼少の事から培われてきていたのかもしれない。しかし、決して順風満帆なアーティスト経歴ではなく、長いインディーズ時代を経て、2015年「ねえ、忘れないでね」がオーディション「イナズマゲート2015」でグランプリを獲得するまでは、ほぼ無名に近かった。(当時は別プロジェクトで活動していた。)
当初はバンドメンバーがいたが、長いインディーズ時代の中で次々に脱退、ついに温詞1人で作詞から編曲まで行うことに。
2021年12月1日にリリースしたアルバム「やさしい刃物」。
これは、自身の経験を元に作られた楽曲が多く収録されているとのこと。ネガティブな歌詞が目立つが、深層には「もっと頑張りたい!」「ここで終わるもんか!」という意思が聴いていても感じる。ここにも温詞の当時の経験や感情が表れているのであろう。
主にアニメのオープニングで、取り上げられることが多いが、アニメファンだけでなく、色んな人に知って是非聞いてもらいたい注目のアーティストである。

センチミリメンタル
9

斬新なロック

センチミリメンタルのロック調の歌を聴いて久々に全身に電気が走った。
そのくらいアップテンポの歌で、違う曲も聴いてみたくなりました。私にとって衝撃的な曲になりました。
この曲はとあるアニメのオープニング曲で使われており、わかる人にはわかると思います。
とても悲しみや苦しみ、幸せを実感できます。是非聴いてみてください。
曲を聴くたびに心を震わされることがこの音楽の凄いところだと思います。人の心を動かしたりするのには簡単ではありません。
私は趣味で歌詞を考えて鼻歌で歌う時があります。
斬新な曲は固定概念にとらわれずただひたすらに熱中して作るだけです。
ロック調はかなり難易度が上がる作品作りです。
私は基本ジャンルを選ばず、良い曲ならどんな歌でも好きになります。
自分の歌のバリエーションを広げてみるのも良いのではないでしょうか。
以上この素晴らしい歌に関する感想でした。