トルネコの大冒険 不思議のダンジョン

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トルネコの大冒険 不思議のダンジョンのレビュー・評価・感想

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トルネコの大冒険 不思議のダンジョン
7

運と冷静さが大事

「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」は、1993年9月19日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。ローグライクゲームなので、運も大事です。ドラゴンクエストシリーズの外伝なので、主人公であるトルネコとその家族、モンスターはお馴染みの方々です。

挑戦するたびに構造が変わるダンジョンの中にある宝物を目指して進んでいくゲームです。その過程で「武器、防具を最大限に強化する」といったやり込み要素もあります。モンスターに囲まれた時やモンスターハウス(モンスターがたくさんいて、罠やアイテムも多い部屋)に入った時に、「どれだけ冷静に対応できるか」が問われるゲームだと思います。特に1番、厄介なのは「ばくだんいわ」です。メガンテで敵味方なく、ダメージを与え、他のばくだんいわを巻き込んで誘爆します。どれだけレベルをあげてもメガンテ2発を耐えることができないので、巻き込まれると確実に死にます。死ぬとこれまで鍛えてきた武器と防具を失うので、心が折れそうになります。ばくだんいわ以外にもこちらのレベルを下げるどろ人形、HPや力を下げるミステリードール、アイテムに化けているミミック、こちらを混乱させるおおめだまなどなど癖のあるモンスターが出てきます。単体なら怖くないですが、複数種のモンスターと遭遇したら慎重に行動する必要があります。

「不思議のダンジョン」をクリアすると「もっと不思議のダンジョン」に挑戦できるようになります。このダンジョンではアイテムを拾っただけでは「どんなアイテムを拾ったか」がわかりません。実際に使ってみて、自分で見極める必要があります。初見プレイではクリアできないと思います。アイテムの一覧表を用意してプレイすることをおすすめします。

トルネコの大冒険 不思議のダンジョン
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ドラクエ4の脇役を主役に抜擢

「ドラゴンクエスト4」で、登場したトルネコを主役にした画期的なゲームです。
「ドラゴンクエスト4」の時、特に五章では、AIであったので戦いにおいてはあんまり役立たず、遊び人的な要素があっておふざけが過ぎました。
そのトルネコがアクションRPGとして活躍します。このゲームのコンセプトは千回遊べると言うものです。
ダンジョンに入る度に、ダンジョンの形が変わります。
このゲームが、何度も遊べるというはしりではないかと思います。
不思議なダンジョンと、もっと不思議なダンジョンとして、もっと不思議なダンジョンを攻略するのはかなり至難の業です。
そう言った意味で難易度は難しいかもしれませんが、だからこそやり甲斐はあるかもしれません。
ダンジョンをメインに進めていくわけですが、そのダンジョン内ではセーブができず、やられたらリセットがありませんので、そこで敵にやられたらかなり悔しいものがありますが慎重に進め装備をしっかり整えていくなら攻略が可能です。
攻略でのポイントは万全の道具が必要になります。
このゲームの一つの要素で腹減りというものがあり、腹が減ると体力がなくなり死んでしまいます。
そこを回復するアイテムが重要ですが、それを沢山持つこともネックになり、それを回避するアイテムを必ず入手することであったり、罠を避ける道具を入手するのも攻略の鍵になります。
シンプルなゲームですが意外はまるゲームです。

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